新現代版箱庭諸国 会議掲示板
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【1584】咎罪が変わりました――ユクドレシオ政府...
 ユクドレシオ共和国・大統領  - 06/4/9(日) 2:36 -

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   初めまして。咎罪管理国内にてクーデターが起こり、それによってかつての体制は駆逐される形となりました。
ここまで来れば私が誰であるかと言うのは大体察しが付くと思われますが、この度「咎罪管理国」改め「ユクドレシオ共和国」初代大統領にして外交大臣となった原規(ハラノリ)です。以後お見知りおきを


具体的な組織図の公表等をすべきであるのは承知ですが、何分国がまだゴタゴタとしているので後日日を改めてという形になるのはご了承を

国家の形態が共和制への移行となり人員もすぱっと入れ替わる訳ですが、軍事施設やプラント等は引き継いで使う形とします

それにともない国営であった各種プラントは民営化される手筈なのですが、重ねて申し上げます通りまだゴタゴタしているためそれは実現に至っておりません。ですので、実行に移り次第公表という形を取りたいと思います

各国家の方々は驚かれたと思いますが、企業で例えれば社長と役員が一新された、それだけの事です。これからも良き付き合いをしたいと存じます

質問か何か御座いましたら、お手数をお掛けしますがこのスレッドに返信をお願いいたします
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【1583】Y.B.C.Documentary 第3回 『第一次...
 ユークトバニア連邦共和国  - 06/4/8(土) 5:20 -

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Y.B.C.Documentary
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 第3回
『第一次世界大戦』

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 前説-Y.B.C.解説委員「トーリャ・マトヴェイ」

 世界同盟間不可侵条約の締結により、世界には新たな平和の枠組みが生まれることとなりました。
 それまで反目しあってきた共同体と帝国連邦に加え、平和機構の参画によって、全ての大国と同盟が海外派兵の術を放棄したのです。
 しかしこうした条約も、共同体の軍備が整うまでガルバディアを拘束するという、軍事的野心によって生まれたものでありますし、またガルバディア自身もこの条約を自らの世界戦略に利用しようとしたわけであります。
 Y.B.C.ドキュメンタリー第3回『第一次世界大戦』では、条約締結以後のこうした各国の思惑がどのような結果を生んでいったのかを見ていくことといたします。

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 2003年5月5日、世界同盟間不可侵条約の締結のための調印式が大東亜共和国首都「覇都」で行われました。
 三大同盟の代表として、共同体からは大東亜の首相、平和機構から咎罪の首相、ガルバディアから本国外務大臣が出席しました。


 元・咎罪共和国 当時首相
 「私をふくめ、各国代表とその関係者らも終始にこやかな表情をつくることに必死になっていたんじゃないですかね。調印が終わると勿論私たちは握手をかわさなくてはいけませんでしたが、いまから思えば、大東亜とガルバディアの握手に笑いをこらえていた者もいたのかもしれません。あの席上で、平和機構だけどこか外れていた気がしてなりません。あれはあくまで共同体とガルバディアにとって重要な条約だったんです」


 調印式の後にひらかれた晩餐会で、主催国の大東亜共和国の首相は演説でこう述べました。


 大東亜共和国の首相演説(記録フィルムより抜粋)
 『(中略)・・・この条約の締結によって、永続的平和が齎されることを私は確信します。今後我々は手を取り合い、共に世界を導く大任を共有していくのです・・・(以下略)』


 条約締結の後、ガルバディアの対外宣伝工作は一層強くなりました。
 目を付けられたのは花鳥風月王国でした。
 花鳥風月王国は当時、情報技術分野において最先端をいく技術立国として繁栄していましたが、総合的な国力はガルバディアに劣っていました。
 ガルバディアは軍事力を背景に、花鳥風月王国に対して帝国連邦への参加するよう圧力をかけつづけましたが、最終的に花鳥風月王国の政府は、帝国連邦への参加を拒みました。


 元・花鳥風月王国 政府首相「葵」
 「すでに交渉というものではありませんでした。恫喝です。我が国は至極丁重にガルバディア側からくる特使にお引取りを願いましたが、何度か訪れた特使のほとんどは暴言をはくことが多かったように思います。帝国連邦に参加できる名誉を否定することにを知れ・・・などといっていました」


 神聖ガルバディア帝国 元・陸軍兵士
 「花鳥風月王国への軍事侵攻作戦を決行するであろうことは、それがはじまる数日前より私たちのような一般の兵士までもが知る公然の事実となっていました。花鳥風月王国が連邦加盟を渋っている様子が報じられていたそばから、軍には非常呼集が出ていたんです。帝国は最初から軍を派遣するきだったのです」


 5月8日、ガルバディア帝国連邦軍が花鳥風月王国に電撃的に宣戦布告を行いました。世界同盟間不可侵条約締結のわずか三日後のことです。
 この突然の出来事に共同体は混乱しました。


 大東亜共和国 元・副首相
 「5月8日の・・・たしか21時ごろでした。私はすでに帰宅していたのですが、そこに電話がかかってきました。それは首相から直々にかかってきたもので、すぐに官邸にもどれとただならぬ雰囲気でした。私たちはガルバディアが条約をここまで大っぴらに破るとは想定していなかったのですから、対応決定までひどく荒れましたね」


 大東亜共和国は条約を違反したガルバディアに対して軍事的制裁が必要であると各国に主張しました。しかし、大東亜共和国自身が軍を派遣することについては即座に決定を下すことが出来ませんでした。
 ガルバディアと戦闘を行うことは、世界同盟間不可侵条約の違反となるからです。大東亜共和国の政府は条約違反という国際的信用を失う行為だけは絶対に避けたいと考えていました。
 大東亜共和国は、一時的に共同体から脱することによって、条約の適応外国家としてガルバディア攻撃を行おうともしましたが、最終的には平和機構との協議によって、「条約はガルバディアの無法行為によって無効となった」という声明を採択することによって解決しました。

 ガルバディア帝國連邦は当時四カ国であり、その全てが戦争に参加していました。
 一方、花鳥風月王国の独立を守り、ガルバディア帝国の露骨な侵略政策を打倒する目的で結成されることとなる連合軍には共同体から二カ国、平和機構から二カ国、その他の非同盟国家から二カ国が参加し、計六ヶ国によって組織されました。

 非同盟国家の二カ国はラングール連合共和国とクリンゴン帝国でした。
 クリンゴンは同じ帝国でも、「恥を知らぬ国ガルバディア」と主張しガルバディアと対立を深めていた国でした。
 ラングールは中立国家でしたが、ガルバディアのあまりに秩序を無視した行動による世界的混乱を恐れ、軍事作戦への参加を決断しました。

 帝国軍は、連合軍が組織されると花鳥風月王国への攻撃よりも連合軍への攻撃を優先する作戦をとりました。
 これによって連合軍の主力であった大東亜共和国は甚大な被害を受けました。
 しかし、陣営単位でみたときには被害程度の格差は広がっていました。ガルバディアが圧倒的に苦戦する形となったのです。


 元ガルバディア本国市民・当時13歳 現在コンティス王国在住
 「子供のころでしたが、あの時のことははっきりと覚えていますね。夜中でした。私たちは防空壕で寝るようになっていました。そして毎晩轟音ととてつもない振動が私たち家族を襲いました。それが収まって外にでると、前はそこからみえていた高層都市群が跡形無なくなっていて、ただ炎の光で黒煙が照らされるばかりの光景が広がっているんです。思い出すだけで嫌になりますね」


 帝国軍は大東亜共和国への攻撃に全力をあげましたが、そのために他の連合国への攻撃が疎かになりがちでした。
 ガルバディア本国では、戦況の悪化に伴い学徒出兵も相次ぎました。戦争の年は帝国大学をはじめとした国内の主力大学での受験も中止され、数万人の在学生が戦地に派遣されました。
 学徒出兵のひとつをとっても、ガルバディアが連合軍に圧倒されているのはガルバディア国民の間でも常識となっていましたが、帝国のメディアは帝国軍の華々しい勝利を国内外にむけて宣伝していました。
 当時の帝国新聞は、事実と異なる戦果報告を報道し続けていたのです。


 元・帝国新聞編集部長(当時)
 「私たちは独自も取材をすることも許されていませんでしたし、他国からの情報もはいってきません。ですから政府や党から連日おくられてくるFAXの内容をそのままコピーはしたものを掲載するしかありませんでした」


 帝国の敗戦が決定的になった5月14日、世界を震撼させる出来事がおきました。
 当時情報分野で最先端の技術を保有していた花鳥風月王国によって、ガルバディア帝国連邦の裏操作が発覚したのです。
 裏操作とは、帝国本国が他の帝国連邦加盟国へパスを取得して侵入し、コマンド入力を行っているというものです。これはローカルルールに定められた重複禁止への抵触でした。


 旧花鳥風月王国 元・政府高官
 「私達はただちにこの事実を各国に伝えると共に、管理にも通報しました。世界が我が国のため・・というわけではないのでしょうが、我が国への帝国の侵攻を食い止めてくれたわけですから、我々も情報活動くらいは支援するのが道理でした」


 ガルバディアの違反行動の発覚は世界に更なる混乱の渦にまきこみました。
 特に被害の大きかった国の国民からは「何故そのような犯罪行為が執行されていた戦争で我々は被害をうけなければならなかったのか」という世論が増大していたのです。


 元・現箱管理人メルキド
 「私もラングールとして参戦していましたから、彼らの苦しさはよく理解できました。ですから、ルールに基づいて行われなかったこの戦争は、一度なかったことにしようじゃないか・・となったわけです」


 これにより、管理によって戦争前の状態まで時間をまき戻すことが提案されました。
 しかし、誰もがこの案を支持したわけではありませんでした。
 特に反対したのは新興国家であった水火民主共和国(現・水夏連邦共和国)とラキニア共和国(グダニスク連邦共和国)です。
 戦争に参加していなかった国にとって、時間のまき戻しはそれまでに築いた経済基盤の崩壊を意味していたからです。


 水火民主共和国の主張演説(当時の記録フィルムより)
 「この戦争によって被害をうけた国は数多くある。しかし全ては先進国のエゴでおきたことだ。そして、戦争中の期間にも我が国や、多くの国が多くの国の開発を行ってきたのだ。自分たちがおこした戦争を、自分たちに良くなる風にだけ修正するなどということは許されない。我々の経済的損失を考えたことがあるのか。自業自得である」


 こうした途上国の主張に管理は耳を傾けませんでした。
 そして5月15日、時間のまき戻し事業が決行されました。
 しかしここで思わぬ不具合が発生し、突然世界を多くの天変地異が襲いました。
 ある国は濁流にのまれ、完全に海の底に没したほどです。


 現グダニスク連邦自由国 フェスシティ在住の老婦人
 「最初は何が起こったのかまったく分かりませんでした。ただ軍人が早く避難船へ行けとまくし立てていたのです。国と共に軍属の夫が沈んだのを知ったのは今の国土にたどり着いてからでした」


 こうして多くの国が世界から消失しました。
 のちにこれがファーストインパクトと呼称される世界最大の消失事件として歴史に書き加えられることとなったのです。


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 おわりに-Y.B.C.解説委員「トーリャ・マトヴェイ」

 第一次世界大戦、世界の滅亡という最悪の形で終わりを告げました。
 本編で水火の記録フィルムがありましたが、まさしくあそこに述べられている通り、先進国の身勝手な行動によって、関係のない途上国までもが大きな被害を被ることとなったわけです。
 世界同盟間不可侵条約の締結も、帝国のルール違反も、時間のまき戻し事業も、全て世界的に大変な事件であると同時に、その決定は全て先進国の独善で行われてきたのです。
 この戦争は、世界がどうあるべきなのかという我々人類にとっての強烈な反省点であるといえましょう。
 しかし戦後、世界に平穏が訪れることはありませんでした。
 次回のYBCドキュメンタリー第4回は、戦後復興に向かう世界に現れた、新たな脅威「ルソー」についてお送りいたします。

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 Y.B.C.ドキュメンタリー
 第3回
『第一次世界大戦』

 製作-Yuktobanian Broadcasting Corporation

 解説-トーリャ・マトヴェイ

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Yuktobanian Broadcasting Corporation(Y.B.C.)は、
ユークトバニア連邦共和国に本社をもつ民間の国際報道誌です。
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【1582】管理業務一時停止のお知らせ
 管理代行  - 06/4/7(金) 11:22 -

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   わたくしのリアル都合(引越し)のためおそらく四月下旬まで管理運営を停止させていただきます
新しく建国することや管理預かりなどの業務が行えなくなります
よろしくお願いします

なにかある場合は今日中にご連絡ください
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【1578】モアナ国民新聞「大海」海外版 第2号
 モアナ国営新聞社 E-MAIL  - 06/3/30(木) 21:44 -

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モアナ国民新聞「大海」海外版 第2号 2006年3月30日発行
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【災害】アールヴ出現、世界的規模の地震被害

 ガルバディア帝国内におけるアールヴ出現によって、世界的規模の地震被害が発生した。我が国も例外では無かったが、遊園地が崩壊した以外の被害は確認されず、我が国の危機管理体制が成熟しつつある事を証明した。
 また、我が国はこの地震を受けて、被害のあった新興国ロージナ・マクロネシア及び、UEN内で特に甚大な被害を受けたジャスバルに計9兆Luの緊急援助を行った。現在は、各国ともほぼ復旧が完了している模様である。

 「各種衛星を配備していたとしても、災害対策を怠ってはいかん。国民全員が、積極的に避難訓練等に参加して欲しい。」(アーリイ国民防衛省長官)
 長官はいつも以上に厳しい口調で、国民レベルでの災害対策の重要性を強調した。
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【国内】経済政策は今後も政府主導で

 連合首長評議会は、今後の総合的な経済政策の方針について「当面の間は、評議会をはじめとした政府機関の主導によって進めて行く」事を決定した。
 現在、国内企業の約9割が国営もしくはそれに準ずる企業形態となっている。しかし、一部の学者からは「今後、市場を民間に開放する方向に進まなければ、いつしか経済は破綻をきたす」との批判が有った。
 今回の決定は、この批判を無視した形となった。しかし、現在の経済制度について評議会は、「我が国の安定した発展の為には、今まで首長がそれぞれの部族をリードしてきたように、政府が国民を主導して行く必要がある」としながらも、「外国資本の受け入れを有る程度進める為、都市部においては柔軟な策を考えなければならない」と、批判を一部受け入れる姿勢を示した。

 「完全に政府が経済を管理するのは無理があるでしょうね。しかし、現在のほぼ平等な国民生活や福祉の維持を考えると、市場原理に任せてしまう事は国にも国民にも不安が大きすぎます。
我々は、昔から続く共存の社会を守って行かねばなりません。財に物を言わせる権力者や、ごみ溜めを漁る浮浪者が我が国に現れる事は許されません」
(ヴァルヒトゥ経済産業省長官)
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【UEN】イヴァカルア議長、今後の針路について意見

 今朝、官邸においてイヴァカルア議長による今後のUENの在り方についての会見が行われた。
 議長は、これまでのUEN加盟国間における相互援助の状況を評価し、「今後も二国とは良い関係を築いて行きたい」と述べた一方で、「UENの加盟国をいたずらに増やそう、という考えは好ましくない」と意見した。
 さらに議長は、「今後UENは様々な問題に直面するでしょう。そのような所に、未だ基盤すら定まっていない新興三国を加えてはならないと思われます。問題が発生した際に(新興三国を)巻き込むような形になるのは絶対に避けたく思います」とその理由を述べた。
 今後の方針については全国民が注目しており、小国モアナの死活にも繋がる為、慎重な対応が望まれる。
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【UEN】我が国は独自路線を歩む

 UEN加盟国としての我が国の在り方について議長は、UEN二国への依存から徐々に脱却し、国内問題は自己解決が可能な仕組みを整えたい意向を発表した。更に議長は、将来的なUEN脱退をも示唆した。
 具体的な方法や今回の決定理由については議長は明言を避けた。しかし、一部の首長からは、我々の身の丈に合わない強気の発言が目立つ議長国への一抹の不安も叫ばれており、少なからずこのような影響も有ると見られる。

「『連合とは言っても所詮は小国の集合体である』という立場を、我々は弁えるべきです。」
(イヴァカルア議長)
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【海外】大旭・ロージナ・マクロネシア三国が建国

 405年8月、新たに三国が建国された。これを受けてUENは、規約に基づき三ヶ国に3兆Luずつの援助を行った。また、ジャスバルは各国に10兆Luずつの援助を行った模様。
 我が国も各国の円滑な発展を願い建国から10ターン内には、三ヶ国に合計25兆Luを援助した。

「今後も積極的な援助を行いたいと思います。災害発生時等は、我が国に遠慮なく求めて下さい。最大限援助します」(バルシャナ財務経理省長官)

 今後の三ヶ国の大いなる飛躍が期待される。
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【海外】ロージナ人民共和国との関係強化を決定

 我が国は新興三国中において、特にロージナ人民共和国との関係を強化する方針を定めた。既に好意的な回答が得られ、継続的な援助が行われている。
 現在援助額は約20兆Luであり、今後も継続する。また、他に都市計画等の面でも全面的に協力して行く事が決定された。

「ロージナの発展は、ロージナのみならず我が国の利益にも成り得ることでしょう。我々は共に発展して行きたいと思っております」(イヴァカルア議長)
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【海外】ヴァストーク、再び出現 我が国は批判的な見方

 402年4月、ナシバロン統治下において突如放棄されたヴァストーク国が、再び他の島において再建された。これを受けたUEN及び連合首長評議会は、「新規建国とは見なさない」として、ナシバロン統治終了後も規約に基づく援助を行わない事を確認した。
 連合首長評議会では今回の建国に対し、容認・否認双方の意見が飛び交っているが、統一見解として議長は、
「過去の経緯を鑑みると、今回の建国に関しては批判的な意見を持たざるを得ません。しかしながら、我が国はヴァストークの消滅後に建国され、直接的影響は受けておらず、今後ヴァストークと一定の距離をおいて交わってゆく事は可能でしょう」と建国については批判的だが、ヴァストークの存在自体は容認する姿勢を示した。
 しかし議長は、ヴァストークが現在の領土と主張している南センチア島の先住民族にも触れて、「このまま経済格差が大きい状態が続く事は見過ごせない」とし、さらに「経済的な面はもちろんですが、彼らの伝統や文化が、突然島に辿り着いたグルガン人達によって、少しでも破壊される事は決してあってはなりません」と語気を強めた。
 ナシバロン統治終了後のヴァストークの動向が注目される。
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【海外】アメストリス共和国大統領、謎の発言

 アメストリスの中川圭一大統領が突如「おしまいだ。」との言葉を発した。
 その真意は定かではないが、連合首長評議会内では、以前アメストリスでの政変の予兆を示すと見られる謎のビラが撒かれた事を受け「革命でも起こったか」と言う者から、「きっと浮気がばれたんだろう」と言う者まで様々な憶測が飛び交い、一時議会は騒然となった。
 建国以来、アメストリスは鎖国政策をとっており、その一切が謎に包まれている。広大な農場と工場街、船の出入りの無い港、そして南部の火山島に輝く地石。国民の間でも、その謎の国家像が話題となっており、アマチュア作家等の間で隠れたブームを呼んでいる。

 「あの国では一体何が行われているのか、250万の民はどんな生活をしているのか。考えただけで興奮しちゃいます」(学生/アマチュア作家・16歳女性)
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【国内】迎撃・軍事衛星打ち上げ成功

 科学技術省は先日の会見で、迎撃衛星「トゥーパ7号」と軍事衛星「ラヴァン1号」の打ち上げに成功したと発表した。迎撃衛星については過去4回の打ち上げ失敗を経験しており、5度目にして悲願を達成した。
 連合首長評議会では、今回の衛星打ち上げ成功を、我が国の災害・怪獣対策における自立に近づいたと高く評価し、今後の防衛衛星打ち上げに向けて更なる技術開発を行うとの姿勢を示した。

 「これで隕石にも、怪獣にも安心して対処する事が出来るようになりましたよ。憎いいのらも衛星レーザーで一発です。まあ我々の努力の賜物でしょうな。ハハハ」(マヒカイ科学技術省長官)
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【国内】評議会内の対立は終息

 評議会内では「革新派」と「保守派」の対立が続いていたが、収入増加・宇宙開発と雇用対策が同時に実現され、双方の目標が一先ず実現した事によってこれは終息した模様。

 「国内問題は一先ず落ち着きました。今後は恐らく、争う暇など無いだろうと思います」
(イヴァカルア議長)
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【スポーツ】箱庭杯4900開幕 モアナ代表、好調なスタート

 箱庭杯4900ナシバロン大会が開幕した。モアナ代表は、前回の全敗という無念な記録が嘘であるかのような好調なスタートを切った。
 一回戦の相手は前回1−2で惜しくも敗れたジャスバル。今回は3−1の見事な勝利を飾った。二回戦は、前回2−3で敗れた成瀬であったが、こちらも2−0と文句の付け所の無い美しい試合展開で勝利した。
 この調子で行けば、決勝トーナメントへの進出も夢ではない。国民一丸となって、モアナ代表を応援しようではないか。

「皆さんの応援のお陰でした。本当に嬉しい。次も全力で戦います」
(主将・MF・ルートゥナパ選手)

[主な試合結果]

予選第2戦 モアナ代表 2 − 0 成瀬代表
予選第1戦 モアナ代表 3 − 1 ジャスバル代表
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【1576】第7号
 バールテレグラフ@グダニスク E-MAIL  - 06/3/29(水) 0:09 -

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   ===コンスタンツァ女史再選===
連邦大統領選挙が先日行われ、コンスタンツァグスタフスン女史が3選を果たす結果となった。
近年我が国の大統領は法律に定められた最大期限である3期を全うすることが多く、民自党を中心とした勢力からは頻繁に選挙を行うのは経費の無駄遣いであるとして任期を延長し選挙回数を減らすようにするべきとの声が上がっている。
現在連邦議会では大統領任期を200ターン2選までとする案などが出ているが国民が選ぶ機会を減らすのは民主主義に反するとして反発するコモンウェルスが元老院を抑えている現状から実際に改正が行われる見込みは高くないと見られる。


===ガルバディア帝国大規模な怪獣被害===
ガルバディア帝国で怪獣被害が頻発、一時アールヴまで出現する事態となった。
現在でもスライムはガルバディア帝国領内に残存しているものの一部の島に隔離されており出現地域以外に危険はないとのこと。
今回の怪獣被害はガルバディア帝国における怪獣対策が後手に回ったことから拡大したと見られ、今後ガルバディアにおける怪獣対策の進展が待たれる事になるだろう。


===世界規模で地震、アールヴが原因か===
ガルバディアに発生したアールヴが全世界にもたらした地震によりナシバロンの125万人をはじめとして全世界で大規模な被害が発生した。
地震は主に災害対策の遅れている国で発生し大規模な被害を出しており、災害対策の強化が世界的な課題である事を印象付けた。
グダニスク国内では地震被害が発生しておらず、防災網の優秀性が発揮されたと言えるだろう。


===プロミスト演習場建設開始===
プロミスト公国においてPF共同大規模演習場の建設工事が開始された。
1辺4ヘックス程度のひし形上になるこの巨大演習場の完成時期は5000ターン前後とみられる。
PF演習場問題は連邦内に適切な用地がないことからUENなどとの交渉が行われていたものの、UENの不手際などから難航していただけに今回のプロミストの立候補は連邦政府にとって非常に有益なものであろう。


その他ニュース
・マナ・モアナ議長、独自の道を歩むと発言
・アメストリスで政変か 奇異な大統領発言
・ヴァストーク復活、国民は不快感


===今日のマーケット===
グダニスク総合株価指数は前日比+8.5ポイントの4011.2ポイントで取引を終了。
情勢が安定する中で方向感に乏しい展開となった。
為替相場は0.04Lu安の1グダニス=2.33Luで取引を終えた。
債券市場はガルバディア長期債などが若干買われる以外は方向感に乏しく、長期金利もほとんど変化のない水準にとどまった。
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【1571】Re:マウロ連邦新聞
 マウロ連邦報道局  - 06/3/17(金) 17:04 -

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   目次

・ギルニス書記長シーニグラード訪問
・新興国家連合発足
・次期イレギュラー衛星製作開始
・マウロ連邦にて箱庭CAP開催

―――――――――――――――――――――――――――――――――――――

・ギルニス書記長シーニグラード訪問

マウロ共産党書記長及び国家主席を兼任するギルニス氏が
ユーク連邦の首都シーニグラードを訪問しヤロスラーヴァ氏と会談した
今回の訪問はユーク側からの要請もあり社会主義国家どうしの友好を深める
ためのものと思われる
今回の訪問で両国間の友好関係を深めていくという方針で両国が合意した。
ユーク連邦主導者のヤロスラーヴァ氏はマウロ連邦の社会主義への移行
がうまくいっていないと指摘し専門家などで結成した使節団を
マウロ連邦へ派遣することが決定した。
今回の訪問を終えギルニス書記長は
「ユークトバニアとはこれからも同じ社会主義国家として友好関係を
 深めていきたい、今回はそれの第一歩でこれからもユークが了承するなら
 定期的に会談を行いたい」
と述べている

―――――――――――――――――――――――――――――――――――――

・新興国家連合発足

ジャスバル、トランシルバニア、マナ・モアナ連合の3国が
新興国家連合(UEN)を発足したこの同盟は経済、軍事等様々な分野での
相互協力を目的としておりこれからの発展が期待されているが
所詮は新興国家であり本当にこの同盟が機能するのか?
また3国とも政治体制が違う中どれだけうまくやっていけるのか?
など問題点も多いようだ

書記長談話
「新興国家の発展に期待」

―――――――――――――――――――――――――――――――――――――

・次期イレギュラー衛星製作開始

現在打ち上げられているイレギュラーは老朽化が進んでおり
いつ使えなくなってもいいように製作が開始された
機能などはそれほど変わっていないものの軽量化が図られており
打ち上げに必要なロケットの制作費、燃料費を節約できるようになった模様

書記長談話
「我が国の宇宙技術の発展のためならば予算は惜しまない」

―――――――――――――――――――――――――――――――――――――

・マウロ連邦にて箱庭CAP開催

先日マウロ連邦で箱庭CAPが開催された
この経済効果はすさまじく競技場周辺では毎日各国のファンなどで
活気に満ちている。
ただ我が国の成績は良くなく選手の強化が必要だろう

書記長談話
「選手にはぜひ頑張っていただきたい活躍した選手には様々な厚遇を用意したい」
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【1569】第6号
 バールテレグラフ@グダニスク E-MAIL  - 06/3/17(金) 0:31 -

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   ==箱杯4800開幕 ガルバディア代表無事出場==
先日、マウロ連邦共和国において箱杯4800の開会式が行われた。
現時点まででグダニスク代表は3位に入っており数回ぶりの悲願達成に向けて一歩前進したと期待の声が国民の間に絶えない。
またPF全体で見ても上位に多数食い込んでおり、強豪のアロンチームを中心に今回は優勝カップを奪取できるのではないかという見方が強まっている。
一時マウロ連邦共和国との関係悪化から参加が危ぶまれたガルバディア帝国代表だが今回は無事参加、現在6位と高順位につけている。
政治とスポーツを分離したガルバディア帝国の賢明な判断は賞賛に値するものと言えるだろう。


==UEN発足、早速外交能力に疑問符==
先日途上国3カ国が連合し現箱新興国国家連合が設立された。
同連合は平和や友好を唱える連合体だが途上国の集まりであり、当初より能力に疑問符が付けられていたものの自主的な動きを歓迎する見方の方が強かったため特段問題は起こらずにいた。
しかし今回の演習場建設拒否問題により、改めて外交能力に疑問符が付けられる形となったといえよう。
連邦内務省の一部には3カ国の政治体制が後進的であるのが問題だとしてグダニスク式民主主義と憲法の採択が必須であると唱える急進派すら現れだしており、同連合は今後難しい舵取りを迫られることとなるだろう。
元老院議員世界民主化期成同盟代表「トランシルバニアもモアナも酋長をギロチンに送り大統領を選出するべきだ」


==演習場建設拒否、度し難いUEN==
PF共同演習場建設の候補地となっていた途上国連合のUENは先日、連邦外務省に正式に建設提案を断る旨回答して来た事が連邦大統領府の発表で明らかになった。
UENは現時点でスライムを多数有しており、用地整備のみですぐに使用が開始できると見られていただけに連邦内務省内からも失望の声が上がっている。
今回の案件については連邦外務省開示資料によると交渉自体の開始すら拒否したという事であり、所詮途上国の連合体がいかに外交能力に乏しいかを示した一例といえよう。
またこの問題の背後にはユークトバニア連邦がいるとの見方が情報省から示されており、ユークトバニアの圧力によるUENの社会主義化が懸念される。
前連邦外務大臣ファースホルスト卿「せっかくのプロスピアと友好的関係を築けるチャンスを逃したUENは永遠にその失敗を悔いるだろう」


==元老院選挙、勢力変わらず==
昨日元老院選挙の開票結果が発表され、結果コモンウェルスが53%の議席を保持し元老院第一党の地位を守った。
コモンウェルスは先の選挙で代議院と大統領を民自党に譲る結果となっていたが最低限の影響力保持には成功したと見られる。
しかし議席数が圧倒的とは言えない等課題も残り、アルブレヒト氏に代わって党首に就任したマヌエル・デイビス氏の今後の舵取りに注目が集まるところである。


==ユークトバニア砲艦外交強める==
UENの演習場拒否問題に関連してユークトバニア連邦の圧力が指摘されており、連邦外務省内ではユークトバニア政府の砲艦外交について懸念の声が上がっている。
ユークトバニア連邦は高齢のヤロスラーヴァ書記長が依然権力を握っており、同書記長の猜疑心の強さが平和的外交戦略の障害となっているとの見方が強い。
近年ユークトバニア政府はガルバディアとの対立を強めておりUENへの圧力もPFとの演習場交渉により得られる利益を自陣営に誘導する目的と、自陣営の影響力拡大を狙ったものと見られる。
しかしこのようなユークトバニアの外交方針はプロスピア政府の懸念と警戒をいたずらに掻き立てるだけであり非常に稚拙なものであると断言できよう。
事実連邦外務省内では演習場をユークトバニアではなくガルバディアに置くよう交渉しようという派の影響力が日増しに増しておりユークトバニアとの外交関係の更なる悪化は避けられないと見られる。


==今日のマーケット==
グダニスク総合株価指数は前日比−10.5ポイントの3990.3ポイントで取引を終了。
ユークトバニアやUENへの投資と貿易の冷え込みを懸念して関連株の値下がりが起こり、利益確定の売りが呼び起こされた模様。
為替相場は0.2Lu安の1グダニス=2.1Luとなり2Luのラインを回復した。
債券市場は新興国向け債権とユークトバニア長期債の利回りが大きく上昇した以外は堅調に推移した。
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【1567】ベバリニアについて
 プロスピア連邦外務省(水夏) E-MAILWEB  - 06/3/15(水) 19:46 -

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   我々プロスピア連邦はユークトバニア連邦領ベバリニア地方を
演習場として活用したいと考えている。
ベバリニアはユークトバニアの領土であることは明白であり
これを害する意思は毛頭ない。

可否を含めユークトバニア連邦とベバリニア活用に関する
協議をしたくこれを要請する。
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【1562】Y.B.C.Documentary 第2回 『世界同...
 ユークトバニア連邦共和国  - 06/3/13(月) 0:43 -

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   ━…‥‥…━…‥‥…━…‥‥…━…‥…━━…‥‥…━…‥‥…━
Y.B.C.Documentary
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 第2回
『世界同盟間不可侵条約』

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 前説-Y.B.C.解説委員「トーリャ・マトヴェイ」

 前回取り上げました世界の創生から天使の集う国の空爆という流れによって、国際的勢力図の枠組みというものが明らかになりました。
 ガルバディアの軍事戦略と、それに対抗したい共同体の葛藤は日増しに大きくなっていました。
 そうした中で締結された世界同盟間不可侵条約は、現在にも類をみない大型の条約でした。
 国家と国家ではなく、同盟と同盟の条約であるということに加えまして、条約外の第三国への軍事干渉をも規制する、内容だけみれば世界平和の一端を担うであろう条約でありました。
 しかしながら、この条約は後の第一次世界大戦勃発の1つの原因となることになってしまうのは歴史的事実であります。
 今回は、その世界同盟間不可侵条約が、いかなる過程をふんで締結されていったのかを見てみようと思います。

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 元・ガルバディア帝国政府関係者
 「私たちはあせっていました。天使の集う国を失い、私たちの世界戦略というものに必要な軍事力や物資の供給源といったものは大いに越したことはありませんから、そうしたなかで帝国連邦、とりわけ信用できる元来ガルバディア系である国家が減ることは大きな問題だったのです」


 共同体が天使の集う国に爆撃を敢行した二週間後、ガルバディア帝国連邦は新興国家であったウォーターボーイズ国に軍を派遣しました。
 ウォーターボーイズ国はガルバディア系国家として建国されたはずでしたが、建国後の政府が帝国連邦への加盟を拒否したためでした。
 ガルバディアは国際的非難を避けるため、これは内戦であるという立場を示すことにしましたが、共同体はこれに安心することありませんでした。


 元・箱庭国家共同体 連合理事会長(生前のインタビューより)
 「誰もただの内輪もめだとして見過ごすつもりはありませんでした。少なくとも私たちはそうだったのです。ガルバディアが、これを皮切りに防衛力の貧弱な新興国家を占領下においていくのではないか・・・そういった危機感が私たちのなかで強くなっていったんです」


 共同体とガルバディアの目指すところは、世界の指導権を手に入れるという意味で共通でした。
 この時点で、軍事的に優位な位置にいたのはガルバディアでした。


 元・共同体加盟国「かきくけ国」政府首相
 「大東亜共和国からは連日ホットラインの電話がかかってきました。主に軍の強化やそれを運用するための基本的国力の発展を促進せよ・・という内容です。いわれなくてもわかっていることでしたが、私たちの国の産業はまだそれほどまでに成熟していなかったので、経済的にも困難な要求でした。国民も共同体とそれを指導する大東亜共和国に不満を募らせていたとおもいますね。私が、大東亜の傀儡であるとの非難もありましたが、我が国にはそれしか道がなかったんです」


 共同体も軍事力の強化に乗り出すこととなりましたが、それが整うまでにガルバディアの軍事戦略が進行しないよう釘をうつための作戦も同時に考えていました。
 共同体は、全ての国際機構が批准する一大不可侵条約の実現に乗り出したのです。
 その計画に基づき、早速大東亜共和国の特使が平和機構の盟主である咎罪共和国に派遣されました。

 条約の内容は、条約に属する全ての同盟間での不可侵に加え、この条約を批准している同盟は相手からの先制攻撃がないかぎり、第三国への軍事力の行使も行ってはいけない、というものでした。
 この条約によって、共同体自らがガルバディアの脅威を遠ざけるとともに、ガルバディアが対外的にその勢力圏を拡大できないようにしようとしたのです。

 平和機構は共同体の条約案に賛同しました。
 はれてこの条約案は、共同体と平和機構の合同によって、ガルバディアに提案されることとなったのです。


 元・國家社會主義ガルバディア労働者党 党員
 「あの条約が、私たちの手足を縛るものであるということは勿論すぐ予想できました。ですから普通は拒否するのが適当であるという意見が多数を占めていました。共同体もそれをよく理解していたのでしょう。私たちが締結に難色を示すと、条約案に新しい項目を追加してきたのです。私たちはその新しい項目をみて締結することを決めました。この条約を私たちの有利な方向に利用する術をみつけたんです」


 共同体の加えた項目とは、条約に更新期限を設け、さらに条約が有効期間中はこれに違反しても具体的な罰則を課さないというものでした。


 元・大東亜共和国 外務省職員
 「強制力がなくなるのではないかという危惧はありました。しかし、そもそもこれには同盟間での不可侵が明文化されていましたし、大っぴらにこの重要な条約を破ることはできないと思ったんです。それこそ国際的信用を失う、それが抑止力になるのだと信じていました」


 5月5日、世界同盟間不可侵条約は締結されました。

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 おわりに-Y.B.C.解説委員「トーリャ・マトヴェイ」

 私の知人の祖父で、当時大東亜共和国の政府高官だった方がいるのですが、その方がこうした話を私にしてくれました。
 平和的意図によってうまれる戦争はないが、平和的条約もまた平和的意図によって生まれることはない・・・彼をこのようにまで考えさせた原因となった世界同盟間不可侵条約とは一体なんだったのでしょう。
 今日も数々の条約が結ばれては解消されていますが、そうした数々の条約を見極め、真の意図を知るためにも、私たちはこの条約の教訓を生かさなければならないのかもしれません。
 2003年5月5日の条約締結以後に起きた惨事を振り返れば、その必要性は確実でありましょう。
 次回のY.B.C.ドキュメンタリーの第3回では、条約締結以後の各国の思惑や、それによって生まれた世界初の多国間戦争であります第一次世界大戦に焦点をあててお送りしていきます。

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 Y.B.C.ドキュメンタリー
 第2回
『世界同盟間不可侵条約』

 製作-Yuktobanian Broadcasting Corporation

 解説-トーリャ・マトヴェイ

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Yuktobanian Broadcasting Corporation(Y.B.C.)は、
ユークトバニア連邦共和国に本社をもつ民間の国際報道誌です。
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【1561】稲穂新聞 号外
 稲穂新聞 ジャスバル本社  - 06/3/12(日) 22:19 -

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   ・【号外】箱庭新興国国家連合が誕生

ジャスバル民主共和国,トランシルバニア公国,マナ・モアナ連合首長国の三国がラパナで条約を締結した。三国はお互いに大きく経済や文化の面で依存しており以前より協力体制の強化が叫ばれていた。具体的には巨大生命体からの共同防衛や経済協力、さらに今後の建国時の援助を掲げている。条約全文は以下の通り。

・ラパナ条約 実歴2006年3月12日締結
(締結地:マナ・モアナ連合首長国ラパナ特別区 草案:マナ・モアナ連合首長国)

現箱新興国家連合規約

基本的理念(前文)
 我々新興発展途上諸国は、平和と秩序を尊び、戦乱と混沌を軽蔑し、安定した発展を望む。
 しかしながら、世界各国においては多様な「平和」の価値観が存在し、その齟齬によって数多くの戦乱が引き起こされてきた。
 それに対し我々は、普遍的な「平和で秩序が保たれている」状態を「国家間における戦闘行動による人的・物的・経済的被害が無く、なおかつ他国から一切の政治的干渉を受けない状態」と位置付け、加盟国間における国家の枠を超えた協力の下、秩序が保たれ安定した各国家の発展を追求するため、ここに「現箱新興国家連合」の成立を宣言する。

第一条 内政の相互不干渉
 加盟国間においては相互の主権・体制・政策を尊重し、一切の干渉を行わない。
ただし、次の1.2.に該当する場合、連合は、加盟国間の協議の下、適切と考えられる措置を取るものとする。
 1.加盟国の外交政策の結果、他加盟国の安定した経済的発展に支障が出ると判断される場合。
 2.加盟国の食糧・雇用事情が劣悪で、国民生活が極度に困窮しており、安定した経済的発展が望める状態でないと判断される場合。

第二条 国土の相互不可侵
 加盟国間においては相互不可侵とし、加盟国から他加盟国に対する武力攻撃の一切を放棄する。
ただし、巨大生命体の襲撃及びその他の非常時において、双方の合意があった場合はこの限りではない。

第三条 加盟国間の相互支援
 加盟国が、天変地異・巨大生命体の襲撃・戦乱・その他何らかの原因により危機的状況に瀕したと判断される場合、連合は、加盟国が協同して、経済援助・食糧援助・その他必要と判断される援助を行うことを決する。
ただし、最終的な援助の可否の判断は、各加盟国に委ねるものとし、連合および他加盟国はその判断に際して一切の介入を行わない。
 また、新規加盟国に対しては、開発支援金として一度、全体で10兆ラクシードの援助を行うものとする。援助負担の割合については、必要に応じて加盟国間の協議を行い、国力を考慮して決定する。

第四条 新規建国援助
 当連合は、新興国家の相互発展を目的としたものである。
その理念を達成するため、連合非加盟の新規建国の国家に対して、加盟国間の協議によって決定された額の援助を行うものとする。
援助額は全体で3兆ラクシードとし、議長が連合の名において、当該新規国に対して援助の提案を行う。援助負担の割合については、必要に応じて加盟国間の協議を行い、国力を考慮して決定する。

第五条 役職
 連合議長及び副議長を加盟国中より、加盟国間の協議により選出する。
議長は、連合の議事を進行し、加盟国の発言を承認し、連合の決議を発信する職務を担う。
また、議長は、対外的に連合を代表する。
副議長は、議長の不在時において、議長と同等の権限を持つ。
 役職は、500ターン毎に加盟国間の協議により選出する。

第六条 加盟・脱退
 連合への加盟及び脱退は各国の任意とする。
ただし、加盟国間の協議によって、加盟申請国の拒否及び、加盟国の脱退をさせることができる。

第七条 条項違反
 加盟国は、連合条項を厳守する義務を負い、違反する事を禁止する。
違反国は、加盟国間の協議によって、その処遇を決定する。

第八条 加盟国間の協議
 加盟国間の協議については、議長を中心に計画され、その結果は全加盟国に周知される。
全加盟国参加が理想では有るが、止むを得ず協議に参加出来ない場合でも、出席が全加盟国の三分の二以上であれば、協議の場を成立させることができる。
協議内容の決定は、出席国中での全会一致を原則とする。
欠席国への決議の詳細は、議長が確実に伝達するものとする。

第九条 条文改定
 本条文の改定については、加盟国間の協議によって改定される。

・現箱新興国家連合は、ラパナ条約において決定された、現箱新興国家連合規約に基づいて運営される。

・加盟国

トランシルバニア公国
ジャスバル民主共和国
マナ・モアナ連合首長国

・役職

議長:ジャスバル民主共和国
副議長:トランシルバニア公国
経済担当:トランシルバニア公国
防衛担当:ジャスバル民主共和国
外交担当:マナ・モアナ連合首長国


・マーレン・グリーン政府代表の演説

「わが国、そしてトランシルバニア公国、マナ・モアナ連合首長国の新興国としての連合をこの度作りました。我々は他を愛し、尊重する事を国の政策の最重要課題として、取り組んでまいりました。今回、ラパナの地で結んだ条約は、このことを常に頭において協議を重ねた結果であります。今現在、私たちは既に民間レベルではは大変和やかでお互いに大きな友好関係を築いてまいりました。今回の締結でより各国の経済活動はより円滑に進むこととなるでしょう。私たちジャスバル民主共和国は特に議長国に任命されました。我々ジャスバル国民は改めて他を尊重する心を見詰め直すことが必要であります。世界各国の皆様、この連合は『経済の発展とその障害となる巨大生命体への共同防衛』を記したものでありますので、これまでと同じく平和的に関係を保っていただく事を心よりお願い申し上げます。」


since 330 INAHO,N.P.C
399年1月12日発行 ※無断転用を禁ずる
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【1560】モアナ国民新聞「大海」海外版 号外
 モアナ国営新聞社 E-MAIL  - 06/3/12(日) 21:48 -

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モアナ国民新聞「大海」海外版 号外 2006年3月12日発行
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【条約締結、新規成立三カ国間の完全なる協力体制が成立】

 本日明朝、我が国のラパナ特別区においてジャスバル・トランシルバニア・モアナ三国による会談が行われ、同三国による「現箱新興国家連合」を結成する為の条約が承認された。

 この条約及び同連合の概要は、

・加入国の相互不可侵
・災害、怪獣その他の危機に関しての協力体制の明文化
・今後の新規成立国への積極的な経済支援

となっており、先進諸国との著しい経済格差を、加入国間の密接な相互関係によって、可能な限り迅速に縮め、国際社会への仲間入りを果たしたいという願いが込められている。
------------------------------------------------------------
【イヴァカルア議長声明】

「この度、我々はこのような形で協力体制を成立させることとなりました。我々の願いは、我々の国々、及び国際社会に秩序と平穏が保たれる事です。
いかなる軍事的・領土的野心に基づいても成立されたものでは無いと言う事を先ず主張致します。
そもそも我々に左様な国力はございません。世界各国との平和的・友好的な関係が無ければ、我々の発展は有り得ないのです。
この連合の成立は、『各々の経済力・防衛力は非常に小さく、一たび危機が起こると甚大な被害を被ることになってしまうであろう』という懸念から、『それを防ぎ、安定した経済成長を遂げる為には、今まで以上に経済面や技術面における協力が必要である』と考えた結果であります。
世界各国におかれましては、どうか我々の理念を理解し、我々とはこれまでと同様に、平和的な関係を維持して頂く事を望みます。」
------------------------------------------------------------
【条約全文】

ラパナ条約 実歴2006年3月12日締結


・新興国家連合規約


基本的理念(前文)

 我々新興発展途上諸国は、平和と秩序を尊び、戦乱と混沌を蔑み、安定した発展を望む。
 しかしながら、世界各国においては多様な「平和」の価値観が存在し、その齟齬によって数多くの戦乱が引き起こされてきた。
 それに対し我々は、普遍的な「平和で秩序が保たれている」状態を「国家間における戦闘行動による人的・物的・経済的被害が無く、なおかつ他国から一切の政治的干渉を受けない状態」と位置付け、加盟国間における国家の枠を超えた協力の下、秩序が保たれ安定した各国家の発展を追求するため、ここに「現箱新興国家連合」の成立を宣言する。


第一条 内政の相互不干渉

 加盟国間においては相互の主権・体制・政策を尊重し、一切の干渉を行わない。
ただし、次の1.2.に該当する場合、連合は、加盟国間の協議の下、適切と考えられる措置を取るものとする。
 1.加盟国の外交政策の結果、他加盟国の安定した経済的発展に支障が出ると判断される場合。
 2.加盟国の食糧・雇用事情が劣悪で、国民生活が極度に困窮しており、安定した経済的発展が望める状態でないと判断される場合。


第二条 国土の相互不可侵

 加盟国間においては相互不可侵とし、加盟国から他加盟国に対する武力攻撃の一切を放棄する。
ただし、巨大生命体の襲撃及びその他の非常時において、双方の合意がある場合はこの限りではない。


第三条 加盟国間の相互支援

 加盟国が、天変地異・巨大生命体の襲撃・戦乱・その他何らかの原因により危機的状況に瀕したと判断される場合、連合は、加盟国が協同して、経済援助・食糧援助・その他必要と判断される援助を行うことを決する。
ただし、最終的な援助の可否の判断は、各加盟国に委ねるものとし、連合および他加盟国はその判断に際して一切の介入を行わない。
 また、新規加盟国に対しては、開発支援金として一度、全体で10兆ラクシードの援助を行うものとする。援助負担の割合については、必要に応じて加盟国間の協議を行い、国力を考慮して決定する。


第四条 新規建国援助

 当連合は、新興国家の相互発展を目的としたものである。
その理念を達成するため、連合非加盟の新規建国の国家に対して、加盟国間の協議によって決定された額の援助を行うものとする。
援助額は全体で3兆ラクシードとし、議長が連合の名において、当該新規国に対して援助の提案を行う。援助負担の割合については、必要に応じて加盟国間の協議を行い、国力を考慮して決定する。


第五条 役職

 連合議長及び副議長を加盟国中より、加盟国間の協議により選出する。
議長は、連合の議事を進行し、加盟国の発言を承認し、連合の決議を発信する職務を担う。
また、議長は、対外的に連合を代表する。
副議長は、議長の不在時において、議長と同等の権限を持つ。
 役職は、500ターン毎に加盟国間の協議により選出する。


第六条 加盟・脱退

 連合への加盟及び脱退は各国の任意とする。
ただし、加盟国間の協議によって、加盟申請国の拒否及び、加盟国の脱退をさせることができる。


第七条 条項違反

 加盟国は、連合条項を厳守する義務を負い、違反する事を禁止する。
違反国は、加盟国間の協議によって、その処遇を決定する。


第八条 加盟国間の協議

 加盟国間の協議については、議長を中心に計画され、その結果は全加盟国に周知される。
全加盟国参加が理想では有るが、止むを得ず協議に参加出来ない場合でも、出席が全加盟国の三分の二以上であれば、協議の場を成立させることができる。
協議内容の決定は、出席国中での全会一致を原則とする。
欠席国への決議の詳細は、議長が確実に伝達するものとする。


第九条 条文改定

 本条文の改定については、加盟国間の協議によって改定される。
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【加盟国】

トランシルバニア公国
ジャスバル民主共和国
マナ・モアナ連合首長国

【役職】

議長:ジャスバル民主共和国
副議長:トランシルバニア公国
外交部:マナ・モアナ連合首長国
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著作権:モアナ国営新聞社 無断転載を禁ず
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【1559】Y.B.C.Documentary 第1回 『創生と...
 ユークトバニア連邦共和国  - 06/3/12(日) 1:44 -

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Y.B.C.Documentary
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 第1回
『創生と対立』

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 前説

 皆さんこんばんは。Y.B.C.解説委員のトーリャ・マトヴェイです。
 世界の歴史とは一体なんでしょうか。
 それを語るにおいて、この世界の創生の根本に目を向ける必要があります。
 今現在、私たちの住むこの世界には、いまだ紛争やテロといったものが渦巻いています。
 私たちは、いまここで過去の歴史を振り返る必要があるのではないでしょうか。
 このY.B.C.Documentaryでは、全10回のシリーズとしてその歴史を振り返ってみようと思います。

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 2003年の3月1日、世界の創生が行われました。
 創世記に建国された国々の指導者は、自国の農業効率の上昇に躍起でした。
 重工業が優先される時代ではなく、各国の経済格差はありませんでした。
 そうした情勢下において、世界の覇権掌握というビジョンを持ちえた国は、大東亜共和国(現ユークトバニア)とガルバディア帝国だけでした。
 大東亜共和国は独裁主義の軍事国家の建設を開発指針として定めており、また数による掌握を目指し、創生から翌日の3月2日には、世界ではじめての同盟組織である箱庭国家共同体(HNC-以下共同体)の創設に踏み切ります。
 共同体は、大東亜共和国の影響下にあった二カ国との連合による三カ国体制をとることとしました。
 大東亜共和国は、加盟二カ国に技術給与や物資給与をちらつかせることにより、完全な傀儡国家とすることに成功していました。
 実質的に共同体の全権限は大東亜共和国が掌握していたのです。

 旧大東亜共和国政府高官
 「これは所謂速度戦でした。どれだけ早く国際的組織、それも軍事面に長けたものを創設するかが、今後の世界情勢を左右するだけの力をもてるものだと私たちは信じていたのです」

 またこうした大東亜共和国の動きに即応する形で、咎罪共和国(現咎罪管理国)による平和機構の設立が行われます。
 平和機構は共同体にくらべ対外的に威圧感のない、あくまで平和共存主義の印象を世界に与えていました。

 ガルバディア帝国の建国は、大東亜共和国より遅かったものの、衛星国を当初より多数保有しており、即座に同盟の組織が可能でした。
 ガルバディア帝国連邦の誕生です。
 ガルバディア帝国連邦は、覇権に対する欲望を隠しませんでした。本国はもとより、衛星国、とりわけ、天使の集う国の対外宣伝活動は非常に過激な内容を含んでいました。

 数の優位性を脅かされた共同体は、徐々に帝国連邦との対決姿勢を整えつつ、平和機構の取り込みを企図するようになりました。
 平和機構との連帯を帝国連邦に示すことによって、軍事的干渉が不可能であるとの印象を与えようとしたのです。
 天使の集う国の対外宣伝活動は、帝国連邦賛美に止まらず、ついに共同体と平和機構、とくに帝国との関係が悪化している共同体に対する直接的批判へと移ったことも、この共同体の連帯行動に拍車をかける結果となったのです。

 共同体は再三にわたり天使の集う国の共同体批判を停止するよう帝国連邦の長、ガルバディア帝国本国に申し入れました。
 本国ならびに帝国連邦は、この共同体の要請に応える姿勢をみせました。

 元天使の集う国在住・当時主婦
 「毎日が目に見えない恐怖につつまれていました。何故私たちの国は他国に喧嘩をうろうとするのだろう。自分たちの生活に危害が及ばないかが心配でしたが、これは天皇陛下のためであるという政府見解をきくことしかできなかったんです。ですから、本国が過激な宣伝活動の抑制に同意したときは、胸をなでおろしましたよ」

 しかし、帝国連邦の対応とは裏腹に、天使の集う国は共同体批判を継続していました。
 その後、数度にわたる共同体の批判停止要請にも従う姿勢をみせることはなかったのです。

 元大東亜共和国外務省職員
 「外務省は天使の集う国や、その背後にある帝国連邦との関係に神経を尖らせていました。しかし政府や国防部はそうではなかったようで、この事態をうまく利用しようと考えていました。「私たちは、天使の集う国に対する軍事力の投入の大義名分を手に入れたのだ」と、私の国防部に務めていた知人は言っていました。いまとなっては、狂気としかいいようがないでしょうね。しかし当時の状況というものはそういうものだったのです」

 4月16日、共同体の軍隊が天使の集う国に対して空爆を開始しました。
 歴史上初めての軍事衝突がおこるものと予想されましたが、天使の集う国はこれに反撃を加えようとしませんでした。
 天使の集う国の政府は、対外的に自らの正当性を訴え、その証拠に軍事的抵抗を行わないと宣言したためです。
 共同体は空爆を継続していましたが、帝国連邦は軍事力の行使を批判することはあっても、軍事的な手を出そうとすることはありませんでした。

 元ガルバディア帝国政府関係者
 「天使の集う国は、私たちからみても厄介な存在でした。本来ならば防衛する義務もあったでしょうが、天使の集う国が本国や、帝国連邦の批判抑制命令に従わなかったことで、共同体の要請に応えたことに嘘をついた形をとらされたわけですから、堂々と天使の集う国を軍隊を派遣してまで防衛することはできなかったんです。共同体のこの時の行動によって、彼らが我々と軍事対決も辞さないのだと悟りました」

 空爆開始から数日で天使の集う国はその国家機構を完全に破壊されました。
 帝国連邦の介入も受けず、共同体は帝国連邦の国力を削ぐことに成功したのです。

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 Y.B.C.ドキュメンタリー
 第1回
『創生と対立』

 製作-Yuktobanian Broadcasting Corporation

 解説-トーリャ・マトヴェイ

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Yuktobanian Broadcasting Corporation(Y.B.C.)は、
ユークトバニア連邦共和国に本社をもつ民間の国際報道誌です。
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【1558】稲穂新聞 第三号
 稲穂新聞 ジャスバル本社  - 06/3/12(日) 1:16 -

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    『海外』

・【一面】新興国経済共同体の発足か
かねてより締結が期待されていたジャスバル民主共和国,トランシルバニア公国,マナ・モアナ連合首長国三国の経済共同体が発足する予定。これは、去る5月29日の議会で明らかにされた。元々経済や文化などで大きく依存しあっている三国が共同体を作る事は各国の国益にも大きくプラスになると見られている。しかし、アメストリス共和国とは協議が難航しているので順風満帆とは行かないようだ。本紙取材に対し、マーレン・グリーン政府代表は「とても話は順調に進んでいる。しかし、三本の矢よりも四本の方が強いので(アメストリス共和国に)積極的に協議を進めて共同体に入ってもらいたいね」と述べている。
(三面に関連記事)

・【二面】ジャスバルがトランシルバニアにミサイルを発射
6月1日午前3時頃、ジャスバル民主共和国のミサイル基地から、高性能弾道ミサイルがトランシルバニア中部に約20発前後発射していたことが分かった。同地域にはその身体から強力な毒素を出すとされている巨大生命体、通称<※王蟲>の存在が確認されていて、移動して近隣の都市に被害を及ぼす可能性が高かったとのこと。ジャスバル民主共和国は正式に謝罪のコメントを提出している。
(五面に関連記事)
<※王蟲>・・・・・巨大生命体の一種で、その身体から人体に多大な被害を与える毒素のあるを胞子を出す脅威的な生命体で移動距離が長いのが特徴。コンスタン・レプティス王国の首都圏が壊滅した例がある。

・【三面】条約締結に向け、代表が近くジャスバルを出発
条約締結に向けて、マーレン・グリーン政府代表は近く首都カイラザディアの空港から政府専用機でマナ・モアナ連合首長国のラパナ特別区へ向け出発する予定。東西ジャスバル統一後の初めての海外への訪問でグリーン政府代表は「おそらく、各国の国益を幾十年も支えて行く事になるだろう。この素晴らしい機会に立ち会えそうなのでとても楽しみにしている」と述べている。

『国内』

・【四面】憲法が議会を通過。まもなく公開
5月30日に議会は憲法草案を提出。近く、本格的に憲法として公開されることになっている。これが実現すると、暫定的な政府の枠組みは消え、本当の意味での東西分裂時代からの脱却と新生ジャスバルの旗となる事であろう。すでに、東西の国民の感情は統一されている。国民も大変歓迎している。

・【五面】救済か、攻撃か国内の意見が分かれる
先のトランシルバニアへのミサイル発射事件で国内は大きく論議をかもし出している。と、言うのも攻撃したトランシルバニア中部の都市は、完全に破壊されていたものの、まだ生き残りがいた可能性も無いわけではないからである。経済共同体の発足に向けて友好的な両国の関係に歪みが生じかねない事態にも発展しうる可能性もまだ十分にある。

・【六面】フィレー市内に地下鉄が開通
祖国近代化計画の中心都市として計画されたフィレー市に、ジャスバル初の地下鉄「ナロウ線」が誕生した、これは元市電の一系統とほぼ同じコースをたどり、フィレー市の中心部を南北に縦断している。同線は近代的な高速鉄道として計画されているため最大80km/hで走ることが可能な線形である。料金は市電時代と同じく全線一律200Luである。既に将来の延伸と、二号線の計画が持ち上がっている。

・【七面】カイラザディアの近代化計画が実施予定
首都カイラザディア市は、政治の中心ではあるものの都市としての質・規模ともにフィレー市に大きく水をあけられているため、早急な近代化が求められていた。それに応えるため、議会は首都近代化計画を承認した。同案はフィレー市と同程度の市内整備を進めることを主題としている。カイラザディア市民はこの案に賛成的な人が多く、市内在住の男性(34歳)は「フィレーの方が都会と言う考えからやっと解放されそうだよ。仕事が繁盛するようになったらいいね。」と、本紙のインタビューに明るく答えてくれた。市内の活気を取り戻せるかどうかに注目が集まる。

・【八面】カイラザディア〜カウイプール間に高速道路開通
カイラザディア〜カウイプール間は以前は国道で一部舗装されていないところもあったが、高速道路の開通によって首都とジャスバル一の工業地帯との関わりはより強くなった。現在はフィレー市までの延伸が計画されている。


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398年6月8日発行 ※無断転用を禁ずる
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【1557】モアナ国民新聞「大海」海外版 第1号
 モアナ国営新聞社 E-MAIL  - 06/3/11(土) 22:17 -

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モアナ国民新聞「大海」海外版 第1号 2006年3月11日発行
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【国際】新規成立国による経済共同体結成、最終段階へ

 モアナ対外事務省は、今夜から明日にかけてジャスバル・トランシルバニア両国代表と会談を行う事を発表した。
 以前より三国間では、相互発展のため経済共同体の結成準備が進行していたが、今回の会談では、結成に向けた最後の段階として、共同体規約等の確認が行われる予定である。
 尚、これまでの会談においては、同じく新規成立国であるアメストリス共和国外交部との連絡が円滑に行われず、同国を含めた会談は実現しなかった。そのため、同国を含めての結成とはならないが、三国各代表は、「アメストリス共和国の今後の加盟は喜んで歓迎する」としている。

 「経済共同体の結成は、各々の経済的発展や危機管理の効率に大きなメリットがあると思われます。」(イヴァカルア議長)
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【国内】評議会、今後の方針を巡り対立

 我が国の連合評議会は現在、宇宙開発や積極的な資源開発により更なる発展を主張する、議長を含む「革新派」と、これまでの路線通り観光業や農業を発展させ、安定した成長を主張する「保守派」の対立が深まっている。
 現在政府は積極的な資源開発に乗り出し、宇宙開発も検討中。議長は更なる拡大路線を主張しているが、これに対する反発も高まっている。
 主な原因は建国当初の食糧難の教訓と、最近まで続いた失業問題への懸念である。保守派側は、「どちらも今は解決した問題だが、それは援助や財宝(※)があったから解決したのだ。もしこれが無ければ、今頃はどうなっていただろう。莫大な資金を必要とする開発は止めて、今は堅実に成長していくべきだ」と主張している。

 「皆さんの言うことにも一理あります。極端に走らないように慎重に検討していくべきでしょう」(イヴァカルア議長)
 「石油を掘るなんて博打のようなものだ。あんな高価な探査船を何隻も造る余裕があったら、工場を拡張したほうがいい」(保守派一同)

(※)後述の記事を参照。
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【国内】初の怪獣襲来、防衛能力問われる

 12月30日、我が国北東地域に建国以来初めてとなる怪獣「レッドいのら」が襲来した。大多数の国民は怪獣を見た経験は無く、ラパナ海底遊園地の大観覧車(55m)を優に超える巨体と真紅の体色は、テレビで中継されるや否や全国民に猛烈な恐怖を与え、国内全土で大きな混乱を巻き起こした。
 現在怪獣はミサイルによって退治されているものの、3つの都市が壊滅し、周辺の都市も甚大な被害を被った。死者は6000人に達し、逃げ延びた住民も、現在は周辺都市に造られた仮設住宅での生活を余儀なくされている。
 一部の首長からは「我が国のミサイル配備数が少ない事も被害拡大の一因である」との指摘もあり、評議会では防衛力強化に向けての長期的計画が検討されている。

 「私のすぐ左に怪獣の足が降ってきたんです。あと1メートル左にいたら今頃は踏み潰されてましたね」(公務員・29歳男性)
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【国内】総額6兆Luを超える財宝発見

 1月と8月、我が国の南西海上において、相次いで数百年前に衝突事故により沈没した二隻の豪華客船のものとみられる財宝が発見された。その価値は6兆Lu相当を超え、国家財政に大きな潤いを与えた。
 この思いがけない収入によって、大規模な海底遊園地及び食糧研究所の拡大が行われ、かねて問題となっていた失業者問題は解決した。

 「今回はたまたま収入がありましたが、これは運が良かっただけです。(雇用対策は)生活に関わるだけに、常に優先的に行われなければならないでしょうね」(アティサノエ福祉労働省長官)
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【スポーツ】箱庭杯4700、優勝はアロン共和国 我が国は予選敗退

 箱庭杯4700トランシルバニア大会は、強豪アロン共和国の7度目の優勝で幕を下ろした。
 我が国は今大会初参加。4戦4敗という残念な結果で予選落ちとなったが、観客席からは温かい声援がかけられた。

 「初めてにしては良く頑張ってたと思うよ。まだまだこれからじゃないか。」(トゥイラパエ文化教育省長官)

 今回注目したいのはトランシルバニアの躍進であろう。二回目の参戦でありながら、決勝トーナメント進出はおろか準優勝を達成した。
 自国での開催ということもあり、観客席には多くのトランシルバニア応援団が詰めかけていた。彼らはもちろんだが、同国全体にも素晴らしい影響を与えたことだろう。決勝では、スタジアムが震動しているかのような大歓声がいつまでも響いていた。

[主な試合結果]
決勝戦 トランシルバニア公国VSアロン共和国 ⇒ 1−2
予選第4戦 連合首長国VS成瀬共和国 ⇒ 2−3
予選第3戦 コンスタン・レプティス連合王国VS連合首長国 ⇒ 4−0
予選第2戦 連合首長国VSジャスバル民主共和国 ⇒ 1−2
予選第1戦 プロミスト大公国VS連合首長国 ⇒ 5−0
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【1555】Re:誠に申し訳ございませんでした。
 モアナ対外事務省 E-MAIL  - 06/3/11(土) 16:15 -

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   このような単一の話題で、新規スレッドを建てる必要は無いかと思われます。
下の新聞への返信という形で十分でしょう。
新聞自体は、おそらく世界各国楽しみにしておられるかと存じますので、我々としてはどんどん発行して頂きたい所です。
では失礼致します。これからの貴国の発展に期待します。
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【1554】誠に申し訳ございませんでした。
 中央新聞箱庭支社  - 06/3/11(土) 11:47 -

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   誠に申し訳ございませんでした。発行国はアメストリス共和国です。
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【1553】Re:号外 国会開けと国内暴動が相次ぐ
 ナシバロン人民共和国外務省  - 06/3/10(金) 21:13 -

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   どこの国の方でしょうか?
名前とか、本文に国名書いておかないと、他国が見てもどこの国かわからないです。
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【1552】号外 国会開けと国内暴動が相次ぐ
 中央新聞箱庭支社  - 06/3/10(金) 20:47 -

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   昨日3月6日木曜日国内で参加者28000人の大規模な国会の開設を要求するデモ隊が、鹿野州で暴動を起こした。政府は本日付けで鹿野州に対して、非常事態宣言を発令した。また、政府は公安省、憲兵庁、陸軍庁に対して、10日までに暴動が収まらない場合はすぐさまに鎮圧せよという命令をだした。しかし政府の中には、火に油を注ぐものだ、という意見が一部ある。また、国会設立要求会は政府はどうして早く国会を開かないか納得できない。と発表した。                ※今回は、政治しか掲載できませんでした。お浴び申し上げます。 
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【1548】第5号
 バールテレグラフ@グダニスク E-MAIL  - 06/3/3(金) 21:37 -

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   ===コンスタンツァ女史勝利===
代議院選挙に続いて行われていた大統領選挙は民自党のコンスタンツァ・グスタフスン女史が当選した。
連邦建国史上、女性指導者が連続して選出されるのは初めての事。
コンスタンツァ女史は環境保護論者として名高く民自党の党首としてその采配を振るってきた。
代議院、大統領ともに民自党から選出されたことはコモンウェルスにとって打撃であり、コモンウェルス現党首のアルブレヒト・デイビス氏の進退責任に発展しかねない。
コンスタンツァ女史の得票数は25州で2位のアルブレヒト氏を大きく引き離した。


===4700ターン賞受賞===
連邦政府は4700ターン賞も我が国が手にしたことを発表、経済の繁栄にかげりは見られないと宣言した。
一時はユークトバニアやコンティスの躍進が心配されたが当面その可能性はないという見解で政府財界は一致しつつある。


===PF内務大臣就任===
グダニスク連邦はPF最高執政官であるエンジアス氏から今期の内務大臣を輩出するよう要請を受け、マヌエル・バスカヴィル氏を内務大臣とすることを決定した。
マヌエル氏はベーレンドルフ家とも親交がある自由主義者で民主化改革の必要が叫ばれるPFの内政を受け持つのにふさわしい人物と言えよう。


===コンティス復興===
先の災害で廃墟と化したコンティスの復興が驚異的な速度で進んでいる。
瓦礫の山と化していた本土は既に住宅やオフィスが立ち並んでおりコンティスの神秘としか形容しようがない速度である。


===今日のマーケット===
グダニスク総合株価指数は前日比−12.4ポイントの3083.5で取引を終えた。
全体的に主力株が冴えず、短期調整の売りと見られる。
為替相場は0.3Lu高の1グダニス=1.9Luとなり、数ヶ月ぶりに2Luのラインを割り込んだ。
債券市場は概ね堅調で目立った値動きは見られない展開となった。
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【1547】帝國新聞≪第百二號≫
 帝國新聞社現箱支社  - 06/3/1(水) 9:01 -

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   ―□―□―□主要□―□―□―□―□―□―
【帝國蹴球団、箱庭杯2連覇。帝國民族の力を世界に見せる】

 帝國蹴球団が、再び杯を帝國に持ち帰った。今回も予選から無敗という驚異的な強さで勝ち上がり(2分け有)、決勝では1−0でリードフォルムを破った。
 主将のバイエルト海軍少佐(25)は、天皇陛下より海軍中佐に任命され、皇族を除き、史上最少年齢での海軍中佐が誕生した。
「忠君愛国の精神を持って、これからも御国の為に捧げます(バイエルト海軍中佐)」
―・―・―・―・―・―・―・―・―・―・―・―・―・―・―・―・―・―・―・―
【ヴァジルール首相、蹴球文化関連予算を計上】

 ヴァジルール首相は、帝國蹴球団の功績を受けて、蹴球に関連する予算の増額を決定した。蹴球に関する臨時予算案は、昨日の両議会で承認された。
 臨時予算案の具体的な内容は、蹴球施設の強化、蹴球殿堂の建設準備等に関するもので、同政策は臣民の大きな支持を得ている。
「殿堂建設の準備はすでにできている(ヴァジルール首相)」

―□―□―□帝聯内□―□―□―□―□―□―
【軍事衛星・Rustung(ルシュチュング)の打ち上げに成功】

 帝國宇宙開発機構は、軍事衛星ルシュチュングの打ち上げに成功した。本国による軍事衛星の打ち上げは、第二次大皇ガ戦争以来初の試みで、初回成功となった。
 迎撃衛星のMesser(メッサー)の打ち上げでは、過去に2度失敗し、3度目の打ち上げでようやく成功しただけに、今回の打ち上げにも不安があったが、無事成功したことで関係者を喜ばせた。

―□―□―□海外□―□―□―□―□―□―
【ナシュバロン、新興国に多額の援助】

 ナシュバロンをはじめ、共産国家が新興国に援助を行っている。帝國外務省では、
「慈善事業であると思うが、共産圏の拡大を目的とした行為ならば大変脅威である」
と、危機感を若干募らせている。
 これを受けて、帝国政府でも新興国に対する大規模な援助を検討し始めている。

―□―□―□市場□―□―□―□―□―□―
 帝國全体の景気上昇を受けて、株価は軒並み上昇した。帝経平均株価は前日比631上昇の大反発。出来高も11億株超と大商い。上昇銘柄数は875銘柄(登録1000)で、下落銘柄78を大きく上回った。
 市場自体は、間もなく決算発表ということもあり、第3四半期の中間発表で好業績の株に買いが先行。第1四半期〜第3四半期まで好業績を維持した帝國通信(携帯や固定電話等の通信業)が150高の890。他にも、今年はじめから上昇トレンドにあるヴェルリン映画がしっかり、海外での出版が好調な秀英社も注目を集めた。
 貿易・商事等の輸送関連が好調の中、帝國貿易は前日比−103の続落。株価は983と、休日をはさんで3日連続で続落した。これはプロシピア聯邦水夏地域の「地上の楽園化」計画が停滞している事が影響していると見られる。
 ただ、決算期前ということで、幾つかの銘柄にお化粧買いが見受けられたが、市場は総じて底堅く、国内の景気展望良しとの楽観視が大勢を占めた。
 帝経平均株価17000の大台がすぐそこまで来ている。
−帝國証券取引所 2月28日−
※ 帝経平均株価 16917(631↑)
出来高 11億65万株
―・―・―・―・―・―・―・―・―・―・―・―・―・―・―・―・―・―・―・―
□社会□<帝國興信所調査・2/22現在>
書籍・雑誌売り上げ順位
1 るるぶー「メイド喫茶」《メ○ンブックス》
2 DEBU・NOTE《秀英社》
3 「ブリンチ」《秀英社》


映画興行収入順位
1「ヘルニア國物語」《ヴェルリン映画》
2「あぶねぇ刑事」《西映》
3「ネタぎれ」《西映》

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世界も認めた文化です <ヴェルリン映画>
活字の中にも笑いあり<秀英社>
あなたと、あなたの大切な人を守ります<帝國保険>
そうだ ダルマスカ 行こう<帝國旅行>
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皇紀七年 3月1日(水曜日)

無断転用禁止 著作權所有帝國新聞社(著作權認可、広報誌ノ部第6号)
帝國新聞現箱版第百二号(郵便物許可第10号,治安維持局言論出版統制部通過579號)

皇紀元年(2000)10月創刊) 
帝國新聞社現箱支社發行・印刷(帝國特殊法人)
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