|
現在、貴国らの属するセイレンの代表国であり柱であったオースチン共和国が滅亡したことで、セイレンは組織としての機能がほぼ失われている。
有名無実となり、いつ崩壊するかしれないセイレンの加盟国である貴国らは、国際秩序の弊害であるといえ、一定の管理下におかれることが適当である。
そもそもセイレンたる組織そのものが、各思想圏から逸脱した歪な組織であった以上、いまここに改めて整理されなければならないのである。
この考えに基づき、「我が連邦」及び「ガルバディア帝國連邦」はセイレン五カ国に以下の要求を行う。
◆アルシュタット共和国は、元来帝國連邦の加盟国であって、ガルバディア民族に殉ずべき国家である。よって早急に降伏し、帝國連邦への復帰を宣言すること。
◆ランゴバルド王国は、即時降伏し、帝國連邦からの指示をまつこと。
◆ベバリン連邦共和国は、即時降伏し、我が連邦からの指示をまつこと。
◆ヴァリス公国は、即時降伏し、政体を社会主義に移行、我が社会主義連邦への加盟を宣言すること。
◆成瀬共和国、即時降伏し、政体を社会主義に移行、我が社会主義連邦への加盟を宣言すること。
戦力差は歴然であり、無益な戦争を回避する上でも各国がこの要求を迅速に受け入れることを望む。
|
|