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□国内□
【与党・大政翼賛会、大敗】
11月13日に行われた第21回帝國衆議院総選挙は、与党・大政翼賛会が大敗する結果となった。経済成長が続いているにもかかわらず与党が大敗した要因は、神亜問題や止まらぬ軍拡と見られている。
―帝國衆議院(定数300)(皇紀六年11月18日現在)―
《》内は選挙公示前の議席数
大政翼賛会126《231》
國家社會主義ガルバディア労働者党109《41》
新エボン党41《19》
政友会20《8》
無所属4《1》
【帝國枢密院、ハンス首相の続投を陛下に上奏。陛下、これを許さず】
帝國枢密院は、大政翼賛会が選挙に大敗したものの、依然第一党であることを理由に同会総裁・ハンス公爵の首相続投を天皇陛下に上奏した。
これに対し野党は連携して抗議をし、天皇陛下もアシュフォルド枢密院議長に
「野党ガ連立政権ヲ唱エテイル。臣民モ其レヲ望ンデイルノデハナイノカ。」
と述べられ、枢密院はハンス首相続投案を撤回した。
その後、天皇陛下より、ハセクラ國家社會主義ガルバディア労働者党党首に組閣の大命が下された。
國家社會主義ガルバディア労働者党の政権復帰はカザリア首相以来。
※新内閣は、國家社會主義ガルバディア労働者党、新エボン党、政友会の連立内閣となる。
ハセクラ連立内閣閣僚名簿
内閣総理大臣,シゲクニ・ハセクラ/男爵/衆議院/本國出身
大蔵大臣,ヘルベルト・ドラクロア/男爵/貴族院/本國出身
内務大臣,カザリア・クーゲルト/公爵/貴族院/本國出身
文部大臣,ハインリッヒ・ハイザー/平民/衆議院/本國出身
外務大臣,タリア・キール/男爵/衆議院/本國出身《エ》
海軍大臣,漆黒の竜神/公爵/神聖ヴォルフィード帝國皇帝
陸軍大臣,デルタ・ローエングリン/男爵/本國出身
國防大臣,ランテンク・フォン・カラヤン/侯爵/本國出身
環境大臣,ロイ・パイパー/男爵/貴族院/本國出身
農林水産大臣,アルト・クライン/平民/衆議院/本國出身
厚生大臣,カタリヤ・ヴィール/平民/衆議院/本國出身
科学大臣,デル・グーデリアン/平民/衆議院/本國出身
建設大臣,ルイ・マルク/平民/衆議院/本國出身
労働大臣,アドルフ・テール/平民/衆議院/本國出身
内大臣,弐千宮鷹継/皇族/貴族院/本國出身
【穏健、庶民派のハセクラ内閣】
貴族でありながら衆議院議員のハセクラ新首相は、穏健派としばしば言われるが、庶民派でもある。今回の新内閣には、6人もの平民出身議員が入閣しており、臣民の期待も高いようだ。
【皇太子殿下、コ王国を訪問】
次天宮後之望皇太子殿下が、コンスタン・レティプス王国をご訪問された。
今回のご訪問は、両国皇室の親睦を図ることに加え、コンスタン・レティプス王国の先端技術や都市を視察することが目的と見られている。
本国の皇族が帝國聯邦加盟国以外を訪問するのは非常に稀である。
□海外□
【プ聯に国連脱退の気運高まる】
PF連邦外務大臣のユンゲ・トラウデル氏が国連脱退決議案を
プロスピア連邦評議会に提出した。
国連については以前から不要論や有名無実などの批判があり
改革などが検討されたが問題解決には至らず
また最近ではマウロが選挙をせず総長職と議長職を兼任するなど
国連崩壊が一層進み、これ以上の加盟は
国益などを害するとして見切りを付けたようだ。
ユンゲ氏は国連に代わる新組織の設立も提唱しており
今後の評議会の議論が世界から注目されるだろう。
《水夏聯邦共和国機関紙「天月」より抜粋》
【ユ聯、アロンに対し最後通牒】
ユ聯が、アロン共和国に対し最後通牒を布告した。アロン共和国は、長らくユ聯邦の加盟国であったが、独立し、プ聯に加盟した。ユ聯本国はこれを不服とし、今回の最後通牒布告に踏み切ったと見られている。
□情報□
11月20日は帝國貴族院選挙(伯爵・子爵・男爵の互換選挙。公爵・侯爵は終身の為立候補のみ)
□社会□<帝國興信所調査・11/9現在>
書籍・雑誌売り上げ順位
1「秋の雪」
2「ハンナヴァルト」
3「自戒」
映画興行収入順位
1「鷹は舞い降りた」
2「ファーストエンペラー」
3「秋の雪」
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皇紀六年 十一月十八日(金曜日)
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帝國新聞現箱版第86号(郵便物許可第10号,治安維持局言論出版統制部通過499号)
皇紀元年(2000)10月創刊)
帝國新聞社現箱支社發行・印刷(帝國特殊法人)
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