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□主要□
【大皇ガ条約機構、発足】
本日帝國は、経済協力を主体とする<大皇ガ条約機構>を発足した。
尚、加盟国は随時募集する。
■大皇ガ条約機構
本部・神聖ガルバディア帝國帝都ヴェルリン
【議長】ヴァジルール公爵(神聖ガルバディア帝國内閣総理大臣)
【副議長】炉都炉子爵(神聖ダルマスカ帝國皇帝)
【前文】
「大」イナル「皇」国 「ガ」ルバディア ト共ニ、互イノ維持及ビ発展ニ努メル「共榮圏」ノ確立、及ビ最優先且ツ最重要課題「互イニオケル平和促進」ノ為ニ努力スル
以上ヲ達成センガ為、聯合体ヲ結成シ、大皇ガ条約機構ト名乗ル次第デアル
【条文】
第一章 基本理念
第一条 加盟国ノ領域ヲ「大皇ガ共栄圏」トス
第二条 加盟国ハ、相互友好促進ニ努メル義務ヲ有ス
第三条 加盟国ハ、相互経済協力ニ努メル義務ヲ有ス
第四条 加盟国ハ、災害時ニ置ケル相互協力ニ努メル義務ヲ有ス
第二章 加盟国ノ会議
第五条 加盟国ハ、「大皇ガ会議」ナル話シ合いノ場ヲ設ケル
第六条 共栄圏ノ運営及ビ規則決定等ノ重要案件ハ、大皇ガ会議ニテ決定スベシ
第七条 大皇ガ会議ノ可決条件ハ過半数トス。但シ、賛成反対ガ均衡ノ場合、最終決定ハ議長権限トス
第三章 役職
第八条 大皇ガ条約機構ノ議長ハ、神聖ガルバディア帝國出身者ガ就任ス
第九条 議長不在時ニオイテハ、副議長ガ其ノ任ヲ負ウ
第四章 集団的攻撃権
第十条 大皇ガ条約機構ハ、経済協力主体ノ連合デ有ル。従ッテ専攻時ニオケル戦争協力等ニ付イテハ、各加盟国ノ任意トス
第十一条 第六条ニオイテ、大皇ガ会議デ加盟国ノ連携ガ確認サレシ場合、此レヲ認メル
第五章 集団的自衛権
第十二条 大皇ガ共栄圏ガ、外敵ニヨル侵略ノ危機ニ在ル場合、加盟国ハ一致団結シテ外敵排除ノ任ヲ負ウ
第十三条 第十二条ニオイテ、加盟国ハ「大皇ガ大本營」ノ指揮系統ニ入ルベシ
第六章 外交
第十四条 大皇ガ条約機構トシテノ外交政策ハ「大皇ガ会議」ニテ決定スベシ
第十五条 大皇ガ条約機構ハ、各國ノ外交主権ヲ何ラ犯ス事ハ無シ
第十六条 第十五条ニオイテ、「大皇ガ会議」ニオイテ、加盟国ノ共同歩調ガ決定サレシ場合、例外ヲ認メル
第七章 加盟及ビ脱退
第十七条第一項 大皇ガ条約機構ヘノ加盟及ビ脱退ハ各國ノ任意トス
第十七条第二項 但シ、大皇ガ会議ニテ脱退決議等ガ認メラレシ場合第十七条第一項条適用ヲ一時的ニ無効トシ、会議ノ決議ヲ優先トス
第八章 条文改正
第十八条 本条文ノ改正ハ、大皇ガ会議ニオイテ過半数ノ賛成、及ビ議長ノ賛成ヲ必要トス
―加盟国(皇紀6年12月24日現在)―
神聖ガルバディア帝國
神聖ヴォルフィード帝國
神聖ダルマスカ帝國
神聖亜細亜帝國(政府は神聖ガルバディア帝國に亡命中)
□帝聯内□
【大政翼賛会、大規模な党大会を挙行】
ヴァジルール総裁は、ヴェルリン神宮外苑競技場で100万人が参加する大規模な党大会を挙行した。今回の党大会は、大皇ガ条約機構の再発足を祝うものであると同時に、本部と支部の連携を強化するためでもあると伺える。
党大会の開会に先立って、「大政翼賛会ヴォルフィード」のゲルニカ総裁が祝辞を述べた
「ヴァジルール本部総裁閣下の功績により、我が大政翼賛会はかつて無い程の発展を遂げております。本日の党大会は、水夏聯邦における支部結成にも良い影響を与え、さらには世界諸外国にも帝國聯邦の偉大さを示す絶好の機会となるでしょう」
と述べた。
□海外□
【ヴァストークで国家主義政党が成長】
共産主義体制を敷くヴァストーク共和國で、国家主義政党NLPが成長をしている。ヴァジルール首相はこの件に関し
「現状では公式な発言は出来ない。しかし、万が一、共産主義政権が倒れたら、それは世界にとって有意義な事であろう」
と述べた。
【スピンデパンク監督のKAYUIが世界的ヒット】
帝國映画界の巨匠、スピンデパンク監督のKAYUIが世界的に大ヒットしている。近年、帝國の映画や文学等、芸術の輸出が伸びており、帝國の芸術文化が高い事を示している。
≪KAYUI≫
足がかゆくなってたまらない謎の病気になってしまった落千代は、その病気が感染病だった為に家族から疎んじられ、9歳で花街の置屋へ売られた。そして下女として働いていた。ある日、辛さに耐えられず泣いていた千代は、「会長さん」と呼ばれる世界一の名医から優しく慰められ、いつか芸者になってお金を貯めて、その名医さんに再会して病気を治してもらいたいと願うようになる。時が経ち、15歳になった落千代は、芸者の中でも評判の高いコーヒー豆に指導を受け、「芸者」としてその才能を開花していく。そしてついに、名医さんと再会することになるが…。
監督 スティーブン・スピンデパンク
主演 チャッチィー
□社会□<帝國興信所調査・12/24現在>
書籍・雑誌売り上げ順位
1 1mの名札《秀英社》
2 「長年の友好を一日にして無にしたユーク」《ヘイケ・ヴェルリン帝國大学教授》
3 皇族御一家の一年《帝國新聞社皇室担当》
映画興行収入順位
1「撃滅!ユンク聯邦」
2「KAYUI」
3「電車でフォー!!」
□広告□
世界も認めた文化です <ヴェルリン映画>
活字の中にも笑いあり<秀英社>
あなたと、あなたの大切な人を守ります<帝國保険>
そうだ ダルマスカ 行こう<帝國旅行>
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皇紀六年 十二月二十四日(土曜日)
無断転用禁止 著作權所有帝國新聞社(著作權認可、広報誌ノ部第6号)
帝國新聞現箱版第九十四号(郵便物許可第10号,治安維持局言論出版統制部通過528號)
皇紀元年(2000)10月創刊)
帝國新聞社現箱支社發行・印刷(帝國特殊法人)
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