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□主要□
【亜細亜本土回復委員会が発足。議長は皇太子殿下】
神聖亜細亜帝國の本土回復を目的とした国家機関「亜細亜本土回復委員会(正式=神聖亜細亜帝國の領土を早期に回復する為の手段を検討・実行する委員会)」が発足した。
今回の特徴は、委員会の議長に後之尋皇太子殿下が御就任された事だ。
皇太子殿下は、御就任にあたり、
「我々は、平和的解決を重視しながらも、万が一の事態も予測しなければならない。故に、軍拡という選択も止む負えないのである」
と述べられた。
※後之望(ゴユキモチ) 今上天皇の第一子。親コンティス家として知られる。主著「帝國の課題」では、早期にコンティスのような軍事的・経済的大国に成る必要性を説いている。
□帝聯内□
【帝國の国力、15位に】
帝國の国力が世界で15位となった。
昨日大政翼賛会は、10月に掲げていた「年内の15位入り」の目標を達成したことを高らかに宣言した。同会のヴァジルール総裁は
「現在は、軍拡という他の目標により、経済成長は停滞気味である。しかし、この軍拡は、国家百年の計の為にも誰かがやらねば成らぬことであり、私にはそれができる。リードという外圧が迫る中、のん気に開発などしている場合ではない」
と、強気の発言を行った。
【帝國外務省、軍事同盟の締結をコンティスに打診】
帝國外務省は、軍事同盟の締結打診をコンティス王国に行った事を公表した。この軍事同盟に付いては、野党・国家社會主義ガルバディア労働者党・ハセクラ党首が
「リードへの無言の圧力に成りかねない。事態を悪化される危険性がある。断固締結を認めては成らない」
と述べた。これに対しヴァジルール首相は
「これは帝聯とコンティスの問題である。たとえ圧力になったとしても、問題があろうか」
と述べ、強硬外交の貫徹を示した。
ヴァジルール首相の強硬路線は、国民の高い支持を得ている(帝國興信所・政治部)
【國ガ党、ミュンヘンで党大会】
国家社會主義ガルバディア労働者党が党本部のあるミュンヘンで党大会を行った。
その規模は参加者が1万人という、かつて無いほどの小規模となり、現状を描写しているようだった。ハセクラ党首は
「帝國は、暴走列車に乗っている。ヴァジルール首相の軍国政策を許しては成らない」
と述べた。
□海外□
【マウロ帝國・鷹道陛下、大皇ガ条約機構加盟を示唆】
神聖マウロ帝國の鷹道陛下は、大皇ガ条約機構加盟を検討している旨を発表した。ヴァジルール首相は鷹道陛下に拝謁し、これを歓迎したが、実現されるかは不透明である。
神聖マウロ帝國では、首相が専制体制気味で、皇室を軽んじる傾向にある。憲法で規定された皇帝専制体制が、有効かどうか疑問視されている。
※鷹道陛下 神聖マウロ帝國第三代皇帝。同国の首相、ギルニスが独裁的傾向にある為、政情が不安定なマウロ。陛下は現在の所退位を考えておられない。高齢。
□社会□<帝國興信所調査・12/27現在>
書籍・雑誌売り上げ順位
1 1mの名札《秀英社》
2 DEBU・NOTE《秀英社》
3 「長年の友好を一日にして無にしたユーク」《ヘイケ・ヴェルリン帝國大学教授》
映画興行収入順位
1「KAYUI」
2「撃滅!ユンク聯邦」
3「野ブタ。とノムジュース」
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世界も認めた文化です <ヴェルリン映画>
活字の中にも笑いあり<秀英社>
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そうだ ダルマスカ 行こう<帝國旅行>
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皇紀六年 十二月二十七日(火曜日)
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帝國新聞現箱版第九十五号(郵便物許可第10号,治安維持局言論出版統制部通過532號)
皇紀元年(2000)10月創刊)
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