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Y.B.C.NEWS 第40号
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2006年5月10日
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>今日の紙面
>>統合進むプロスピア
>>マーレン・グリーン氏死去
>>ヴァストーク開発部長J・クーガ氏殺害される
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>>統合進むプロスピア<<
国家連合体であるプロスピア連邦の
単一国家としての統合が日増しに強化されつつある。
各地方国の首都とは別に連邦首都が制定された他、
通貨も構成国で統一されることが決まったことで、
経済的統合を加速させる要因になるとみられている。
通貨名はバローレ(Va)となった。
5/9には首都制定に伴う記念セレモニーが
制定先のゼルレトリアで催された。
このセレモニーにはPFの閣僚や地域各国代表は勿論、
一部諸外国も招かれる盛大なものであった。
しかしユーク連邦や新興社会主義国への招待は
意図的に行われなかった。
ユーク政府は非公式のコメントで
「関知していないし悪意を無理に汲み取るつもりもない」
とし、不快感の表明は行うつもりが無いことを示した。
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>>マーレン・グリーン氏死去<<
ジャスバル民主共和国の初代政府代表であり現職だった
マーレン・グリーン氏が5/8に脳内出血が原因で死去した。
同氏はジャスバル統一(有史上の建国)より現在まで、
途上国ジャスバルを経済立国にするための各分野での
主導活動の先頭に立ってきた。
偉大な指導者を失ったジャスバル政府の後継人事は、
政府副代表のニコル・ダート氏が有力と現地紙が報道している。
ニコル・ダート氏は故マーレン・グリーン氏と
政治的ライバル関係にあったとされており、
YBCの調査によれば、ニコル・ダート氏は西ジャスバルの
大臣を親にもち、西軍の将校経験もある人物であり
マーレン・グリーン氏に比べて強権主義であるという。
前代表と異なる政治意識を持つダート氏が新代表となる場合に
ジャスバルが如何なる道を歩むのか注目される。
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>>ヴァストーク開発部長J・クーガ氏殺害される<<
ナシバロン領ヴァストーク国の宗教情報社は、
ナシバロン開発省ヴァストーク方面管理部長であった
ジョージ・クーガ氏が同国の病院で肺結核により
死亡したと報道した。
クーガ氏は、反共産独立運動の盛んなヴァストークにおいて、
親ナシバロン体制を基盤とした新共和国建設を目指すとした
エルボ党の党首であり、実質的に同国の最高権力者であった。
国の最高指導者が倒れたにもかかわらず、医療技術のない
国内の病院から連邦内のナシバロンもしくはヴェルーサの
病院に移転しなかったこと非常に不自然であり、
また同氏が肺結核を患っている事自体、
ナシバロン当局に伝えられておらず、死亡後はじめて
公に公開されていた。
ユーク連邦当局は、これを親ナ政権をよく思わない
グルガン人による政治的な暗殺行為だったと断定しており
CSS(社会主義保衛委員会)が調査を開始している。
現在エルボ党はラディスクと改変されており、党内分裂など
ヴァストークお決まりの不安定で複雑な状態が続いているが
この暗殺事件も相成ってユーク連邦内でも
ヴァストークに対する強硬論が再浮上している。
ユーク連邦ではナシバロン政府を中心として
ヴァストークの条件付独立を認める方針が固まりつつあったが
ヴェルーサ政府は白紙撤回を連邦評議会で訴える見通しだ。
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製作-Yuktobanian Broadcasting Corporation
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Yuktobanian Broadcasting Corporation(Y.B.C.)は、
ヴェルーサ社会主義共和国に本社をもつ民間の報道機関です。
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