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デイリープロスピア第11号
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今日の紙面
・【国際】セレーネ大統領、UYS訪問
・【国際】連邦政府、大旭に宣戦布告
・【国際】ガルバディア内戦終結
・【社会】アロン共和国大統領交代
・【社会】アロン共和国アフェド地方壊滅
・【文化】KAYUI2、暗雲立ち込める
・【市場】大旭内戦介入影響は限定的
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・【国際】セレーネ大統領、UYS訪問
セレーネ大統領は現在国交が閉ざされている
ユークトバニア連邦を両国の関係改善を図る
目的で訪問し革命記念堂でカーメネフ書記長
と会談後、ユーク連邦評議会で演説を行った。
両国首脳は関係改善と平和の構築について話合い
今後両国が関係改善を推し進める事で合意した。
またセレーネ大統領はこれに関連し過去の政策を
間違いだったと謝罪、RTO諸国民の没収財産に
ついて返還を行う考えを明らかにした。
しかし連邦議会は右派政党が議席の過半数を
握るため実際に国交正常化を行ったとしても
友好条約に対し議会がどのような反応を示すか
については依然予断を許さない状況となっている。
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・【国際】連邦政府、大旭に宣戦布告
連邦議会は大旭内戦を収拾するために政府が
ユークトバニア連邦と基本合意した内容を元に
大旭政府に対し宣戦を布告する事を賛成多数で
決議した事を明らかにした。
これを受けて連邦外務省は宣戦布告文の送付を
既に済ませており、長年続いていた大旭内戦は
UFSとUYSの軍事介入により解決する公算が
高まってきたといえる。
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・【国際】ガルバディア内戦終結
ガルバディア帝国のヴァジルール前首相が国土の
一部を制圧し大ガルバディア帝國を名乗り政府
に反旗を翻したために同国は内戦状態に突入
していたが、先日ガルバディア帝国政府は
大ガルバディア帝国の鎮圧を完了したと発表した。
ガルバディアは復活後まもなく亜細亜問題に
ついて大幅な譲歩を行っており、このことが
今回の内紛の引き金になったと見られている。
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・【社会】アロン共和国大統領交代
長年アロン共和国大統領を勤めてきたパーレン氏
の任期が満了した事に伴い、アロン共和国で
大統領選挙が行われオリヴィエ・ミッサ氏が
新大統領に就任する事となった。
アロン共和国はグダニスクと同じ体制を取るものの
大統領任期が比較的長く設定されており今回で
大統領は3代目となる。
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・【社会】アロン共和国アフェド地方壊滅
アロン共和国アフェド地方に出現したウリエルは
同地方一帯を壊滅させたあと退治されたが今回の
怪獣による死傷者数は900万人に上ると見られ、
アロンにおける防災体制が依然甘い事が白日
の下に晒された形となった。
連邦政府はこれについてアロン内で解決すべき
問題として当面関与しない方針を発表した。
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・【文化】KAYUI2、暗雲立ち込める
ウォーカーブラザーズ社とジョセフ監督が
人生と社運を投じて行っているKAYUI2の行末に
暗雲が立ち込めている。
原因は言うまでも無くガルバディアの復活だ。
これによりガルバディア映画の著作権が復活した
ためKAYUI2製作にはガルバディア側映画会社の
許諾が必要となり、撮影がストップしている。
更に水夏においてSAMUIの作成が始まった事も
事態の悪化に拍車をかけている。
単なる続編を歌うKAYUI2と新作のSAMUIでは
動員力に大きな開きがあると見られる為である。
ジョセフ監督らは大きな影響は無いとしている
ものの、WB社の業績悪化は避けられず経営陣が
経営責任を問われる可能性も浮上してきた。
同社幹部は今作を起死回生の一手と呼んでいたが
今後の情勢次第ではとどめの一手になりかねない。
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・【市場】大旭内戦介入影響は限定的
バール証券市場は大旭内戦介入のニュースを
うけて朝方は軟調で始まったものの戦争による
経済への影響は限定的と見られることから反動で
株価は上昇し前日比+3%で取引を終えた。
債券市場は新興国の開発公債が人気を博しており
堅調に成長を続ける新興国家に対する期待の
大きさを如実に示していた。
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