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まず最初にことわっておくが、本件における全ての発言は地方政府の外交権内で行われているものではなく、中央政府による公式見解である。
よってヴェルーサ地域の指摘ではないので、誤解されないようお願いする。
また、我が国はガルバディアの演習場保有を反対しているためこのような指摘を行っているわけではないことも再度確認する。
関心は特例国になるかならぬか、という点であるとの事であるが、それは結局のところ何度も繰り返すように、自分たちに都合がよくなければ国際協調は行わないとの宣言である。
また冒頭において
「我が帝國は、国際的制約を望まないために脱退したに過ぎない。現MLT特例国と違って、我が帝國には軍事的演習を過去に行った事例は無い」
とあるが、これは特例国になるかならぬかだけが関心事項との見解と矛盾していると考えられる。いくら綺麗な言葉で取り繕っても結局はそういうことなのだろう。
ガルバディアが、現状のまま改正論議に加わって、そして結果的に帝国連邦に特例国が発生しなければ、結局のところガルバディアは批准しないということだろう。
それでは意味がない。
全ての国が批准を約束した上で、公正な議論が行われて然るべきであり、現在のガルバディアの声明は全て恫喝である。
我が国は、ガルバディア帝国連邦政府が、本条約の批准を約束してはじめて改正論議に参加できるとの見解を崩さない。
帝国連邦政府は、国家として責任ある行動を約束してもらいたい。
過去、帝国連邦は数多くの条約を一方的に違反したり、ある時にはローカルルールですら蔑ろにしてきた歴史を持っている。
だからこそ、我々は慎重にならざるをえなことをご理解願う。
帝国連邦にとっても、国際的信用を取り戻すための決断となるであろうから、この機会を逃していただきたくはない。
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