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これはわが国の見解である。
まず、MLTが成立した当初にさかのぼるが、この条約は旧プロスピア連邦と
ユークトバニア社会主義連邦が世界の軍拡化に歯止めを掛ける目的で
成立した世界各国加盟が原則の条約である。
現在プロスピア連邦は解体され多くの構成国はセレーニア連邦とラタトスク同盟に分離した故、両同盟が引き続きMLTの監督責任を負う事となることと
わが国は思う。
その点、今回のセレーニア連邦のMLTの根幹を揺るがしかねない発言は
平和を願う世界各国に対してあまりにもその監督責任を果たしていない物だと
言えよう。
さらに今回そのような国家が独裁的に採決を強行するなど責任を果たさないどころか、
MLTを蔑ろにする根源であり世界の平和を脅かす愚かな行動だとしか思えない。
さらにMLT第5条によるところ
『条約批准国は、この条約を批准していない国に対し、批准を求めていく立場を取らなければならない。
また、その目的を達成するための、あらゆる行動に関して、いつでも協議するものとする。』
と定められてあるが、セレーニア連邦は本来ならばこれを断固とし遵守し、
批准を達成するための協議の中心に入るべきものなのにMLT条約から脱退すれば
MLT条文に沿う形になると言う発言はMLT第5条との矛盾を猛烈に感じる。
論理的に考えるならば第5条を含むMLT自体を世界に向け発表した国家としての責任を取れないセレーニア連邦に強行採決を実施する権利自体もはやないと思われる。
MLTに加盟する世界各国にはこの横暴な行動を批判し、引き続き議論を続ける必要を提唱する。
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