新現代版箱庭諸国 会議掲示板
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【2466】デラルーシ移民問題(仮称)に関して タヂカラオ国外務局 08/1/22(火) 23:28 [未読]

【2467】Re(1):デラルーシ移民問題(仮称)に関して デラルーシ共和国外交部 08/1/25(金) 1:56 [未読]
【2468】Re(2):デラルーシ移民問題(仮称)に関して タヂカラオ国外務局 08/1/26(土) 23:58 [未読]
【2472】Re(3):デラルーシ移民問題(仮称)に関して デラルーシ共和国外交部 08/1/29(火) 4:21 [未読]
【2473】Re(4):デラルーシ移民問題(仮称)に関して タヂカラオ国外務局 08/1/30(水) 23:56 [未読]
【2475】Re(5):デラルーシ移民問題(仮称)に関して デラルーシ共和国外交部 08/1/31(木) 6:16 [未読]

【2467】Re(1):デラルーシ移民問題(仮称)に関して
 デラルーシ共和国外交部  - 08/1/25(金) 1:56 -

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   発 デラルーシ共和国 外交部
宛 タヂカラオ国 外務局

我が国の職業難民(移民)問題について、誠意ある回答を頂けたことに感謝すると同時に、その内容については残念である事を表さなければならないことに、我が国自身として遺憾に思う。

事の発端は貴国に存在する報道機関(国営か民間かは定かではない)の報道によるものであるが、我が国が保障を願い出たのはタヂカラオ国政府にであって、これは貴国報道機関が煽る批判内容とは別の意思によるものである。
長期計画による国民の海外流出は、それが意図的なものであるがゆえに、海外に及ぶ負担を我が国の行政府が保障することが同義的義務であると考えることは至極自然なことだろう。

我が国の申し出に対して、保障の必用がないとされるのは我が国として貴国に感謝すべき事柄ではあるものの、それと同時に、貴国の外交責任当局が、我が国の意思を間違って解釈し、更には一報道機関の意思を代弁した上、我が国を不必要に賤しめたことは至極残念でならない。

また、そのような代弁(返答本文でダブルスタンダードと称されたもの)に対しては、それが貴国行政府の不信と直結するのであれば、我が国には説明する準備があるものの、返答本文を拝見する限りでは貴国報道機関の報道意図についてのみしか記されていないので、ここではその必要性はないと判断するものである。

結論として、貴国の返答は、報道と政府意思の線引きが曖昧なまま、錯誤的内容が多分に含まれており、両国の関係を一層後退させる要因をはらむものだと我が国は認識するものである。
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【2468】Re(2):デラルーシ移民問題(仮称)に関して
 タヂカラオ国外務局  - 08/1/26(土) 23:58 -

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   まず始めに。サ・フェ通信社はタヂカラオ国の民間企業です。今回、外交問題の発生に際してタヂカラオ国外務局が一括して返答を行いました。報道と政府意思の線引きが曖昧とのことですが、確かに分かりにくい点があるようです。謹んでお詫び申し上げます。

貴国の返答を受けて、政府内で再度協議を行いましたが貴国の申し出る保障は受け入れかねるという結論に達しました。理由としては第一に移民の受け入れが我が国の政策の一環であり保障を受けるべき状況では無いと判断されること。これは前回も説明いたしました。第二に貴国の主張するところの、意図的な国民の海外流出を含む「長期計画」がいかなるものであるのか不明瞭であるからです。貴国による保障申し出の意図については我が国としても理解いたしましたが、その根拠となる計画が具体的に示されていない以上、その保障も国としては現状受けかねます。

我がタヂカラオ政府としてもタヂカラオ通信の記事同様、貴国の移民に関する政策については疑問を抱いています。先の我が国の発信にはその疑問を織り込んだつもりでしたが、貴国による説明は残念ながらありませんでした。そこで両国間の最も大きな認識のズレとなっていると考えられるこの問題について、タヂカラオ国政府として正式に質問させて頂きたいと考えます。

(1)貴国が高失業を維持あるいは放置し続けた理由、すなわち「意図的に」移民を海外に流出させた理由。以下は特に疑問と考えられ、回答を必要とする点
  A)何故、自国の国民をわざわざ国外で職につかせるという通常見られない政策をとったのか。
  B)タヂカラオ国は保障に類する請求を一切行っていないにも関わらず、保障申し出の対象が現状タヂカラオ国のみであるのは何故か。移民の流出先はタヂカラオ国のみでは無い。
  C)何故保障申し出が「タヂカラオ通信」による報道の後となったのか。外国の負担に対する保障が自明であり、なおかつ計画的な政策であれば何故後だしの形となったのか。
  D)貴国高官の発言にあるように『難民受け入れ先の国々も全て「快く」受け入れている』のであるから問題としてとりあげる必要がないのであれば、外国に対する保障の申し出はこれに矛盾するのではないか。

(2)自国の失業率が高水準にありながら、他国(この場合はバッカーニア王国)の政策を非難することは国の姿勢として問題ではないのか。ただし、貴国の答弁を見る限りでは失業率は意図的な状態であるとの主張である。しかしながら我が国としては非常に疑問であり、貴国の言うところの「不信と直結する」事項であると判断する。説明の準備があるとのことなので説明をお願いする。

以上繰り返しになりますがタヂカラオ国政府としての政府意思です。回答をお待ちしております。
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【2472】Re(3):デラルーシ移民問題(仮称)に関して
 デラルーシ共和国外交部  - 08/1/29(火) 4:21 -

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   発 デラルーシ共和国 外交部
宛 タヂカラオ国 外務局

タヂカラオ国外務局からの再度の返答に感謝すると共に、貴国の提示された質問を含む返答本文に対する回答及び、我が国としての態度表明を行ないたいと思う。

返答では、タヂカラオ国政府が保障を受け入れなかった理由について二点が説明されているが、22日付けの移民問題に対する返答文書に挙げられたものに無いものが含まれる。
これについて我が国としては、民間メディアが取り上げた我が国に対する非難について、タヂカラオ国政府としても同様の認識であることを主張するに当たって、今回の返答で新たに付け加えられたものと認識せざるをえない。

その他、我が国の外交部が発した25日付けの返答においては、貴国メディアが我が国に対して抱く疑念についての返答を行なわなかった理由を明記しており、また今回の返答の中でタヂカラオ国政府は、報道と政府意思の線引きが曖昧であったことを認め、謝罪までしているにも関わらず、続いての質問を前に「質問を織り込んでいながら残念にも返答がなかった」といった趣向の表現をしていることは非常に遺憾である。

以下は貴国が提示した質問に対する回答である。
(1)
A)開発に優先順位を付けることは自然なことであり、失業率が慢性的に高いまま開発を行なうことが「通常見られない政策」とも認識していない。
B)これは我が国が特にタヂカラオ国民の感情や負担に留意した結果であり、その要因はタヂカラオ国政府の意思と報道内容が共通するものと認識するしないに関係なく、報道が特別に存在したからである。また、タヂカラオ国に対する保障を第一の事例にし、これが国際に認識されれば第二第三の保障希望国が出る可能性があるとの観測を含めての処置である。なお現時点で我が国から保障を申し出る予定の国はない。
C)我が国が最初に貴国に提示した保障案は外交通信にあるように「難民の引き上げ(設定で名目解決)か負担職場分の増設費用保障等」である。4日付けのタヂカラオ通信が公開された時点で、我が国の失業率は解決しておらず、難民の引き上げ(設定で名目解決)は不可能であるし、我が国が財政的に安定、余裕を持ったのも最近のことである。参考として我が国がジャスバル帝国政府に協定に基づく開発投資金の返還可能宣言を行なったのは10113ターンのことである。また、ここで注意すべきなのは失業率が計画上管理されていた事と、保障政策の立案は同時ではなく、後者についてはタヂカラオ通信の影響があったことは否定されないであろう。
D)DTCの報道によれば「難民受け入れ先の国々も全て「快く」受け入れているわけだから、特に問題として取り上げることはないと思われる」とあるが、我が国は現実として問題として取り上げたわけであり、この高官の発言は最終的な政府意思決定の段階では否定されたということであろう。また難民を受け入れたこと自体は受け入れ側に責任があるとの認識自体に変更はなく、その点について、デラルーシ・タヂカラオ両国の認識にズレは存在しないと考える。が、保障の実施に踏み切った背景はB)に回答している通りである。

(2)
バッカーニア王国は、長期に渡り放置状態にあることも多く、主体的な開発計画は見受けられなかった。そのような状況が持続したことにより、他国の侵略勢力に付け入る隙を与えたのではないかとの指摘であった。
そもそも、開発の怠慢=失業率ではないはずであるし、たとえば架空の想定として、バッカーニア危機当事に、我が国がバッカーニア王国よりも低水準な経済状況にあったと仮定しても、主体的な開発計画及びそれを実現するための外資の調達等の実務作業に移っていた我が国が、バッカーニアに上記のような指摘を行なっても、ダブルスタンダードなどという非難をうける謂れはまったくもってない。
この点については、我が国は強く主張するものであり、我が国がダブルスタンダードのもとに外交を展開しているなどという荒唐無稽な非難とは断固戦い続けるだろう。


貴国の質問に対しては以上で十分な回答ができたと考える。
なお、22日付けの返答における貴国の「理に適わない」という理由を我が国は理解、尊重した上で、以上を持って保障の提案を撤回すると共に、貴国との移民問題自体は完全に決着したものとする。
デラルーシ共和国政府は、タヂカラオ国政府に対し、移民問題に端を発した今回の外交摩擦解決のために努力、真摯な態度で臨むことを強く要請する。
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【2473】Re(4):デラルーシ移民問題(仮称)に関して
 タヂカラオ国外務局  - 08/1/30(水) 23:56 -

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   始めに、我が国による質問に対する回答に感謝します。
現状、我が国と貴国はある意味で対立状態にあり、このような状況でなされる議論は物別れに終わることが非常に多いといえます。国家間に不信感を抱えたまま議論を終えることを避けるために、最後にひとつだけ質問をさせていただきたいと考えます。ただし、貴国は先の文書で「貴国との移民問題自体は完全に決着したものとする」とされているので、以下の質問に回答が無くても我が国がそのことをもって貴国を非難するようなことはありません。

先の我が国の質問に対する貴国の回答において、主要な質問である『高失業を維持あるいは放置し続けた理由』については「開発に優先順位を付けることは自然なことであり」「失業率が計画上管理されていた」といった表現が見られるのみで、何故、容易に回避できた失業問題をそのままにしたのかの回答はありませんでした。
少なくとも我が国では政府が高い失業率を放置することは行政上避けるべきことであるというのが常識であり、これは政体が異なっていたとしても同じものと考えています。無論、国民の負担をいたずらに増やすからです。しかし、これまでの文書を拝見する限り貴国の認識は必ずしもこれに一致しない可能性があるようです。以上のことを踏まえてひとつだけ質問をさせていただきます。

「容易に解決しうる失業問題を放置することは政府としての失策ではないのか」

これが最後の質問です。お答えいただくかどうかは完全に貴国に依ります。
我が国の文書、その論理、態度の不備への指摘(それが正当なものであるかはともかくとしても)を含め、我が国としても貴国の回答文書には多数の反論点がありますが、これを実行したとしても批判の応酬が延々続くことになることは目に見えていますので、これ以上の議論は避けるべきと考えます。今回の一連の問題におけるタヂカラオ国政府としての意見表明はこれが最後となります。

最後に、タヂカラオ国は常に誠意ある態度で諸問題に取り組んでいることを名言しておきます。
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【2475】Re(5):デラルーシ移民問題(仮称)に関して
 デラルーシ共和国外交部  - 08/1/31(木) 6:16 -

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   発 デラルーシ共和国 外交部
宛 タヂカラオ国 外務局

まず前回返答に対する補足として、移民問題そのものは、貴国が我が国の保障の願い出に対して、ひとつの良識に基づいて辞することを表明した22日の外交文により決着していると受け取るのが双方にとって自然かつ有益であったが、移民問題に端を発したこの度の外交摩擦により、曖昧になることを避けるため、あえて29日付の返答で決着を宣言したものである。
移民問題から派生し、現在も両国の懸案となっている諸問題については、我が国は粘り強く解決への糸口を、これからも継続して模索したいと考えている。
もし、前回返答における我が国の決着宣言を、派生した諸問題を含めた一方的な外交交渉の途絶として、貴国が読み取った可能性があるのならば、それは間違いであるし、そのような印象を与えた我が国にも非はあると考え、この点については謝罪したい。

そもそもこの問題は、これまでのやり取りによって「タヂカラオ国は、デラルーシ共和国のダブルスタンダードに不信感を持っている」という一つの事に帰結するのではないだろうか。
そして、我が国の立場としてそれを否定し、貴国からの質問等に、貴国が納得するしないに関わらず、最大限の努力をもって回答してきたつもりである。
が、残念ながら、現時点で両国が認識を共にし、真の友好関係構築には至っていない。

上記を踏まえ、貴国が発した「容易に解決しうる失業問題を放置することは政府としての失策ではないのか」という質問は、問題解決と結びつくとは考えづらい。
たとえば、我が国が「失策ではない根拠を提示」か「失策であったと認める」のどちらの態度をとったとしても、それはダブルスタンダードの証明にはならないからだ。
これまでを見てもわかるように、貴国のあげれる唯一の根拠は我が国の高い失業率だけであり、失業率=開発への怠慢でないことは前回で説明した通りである。
計画的に引き起こされた高い失業率が、結果として失策であるか否かは、結局のところダブルスタンダードか否かという問題とは関係のない話である。

また、あえて質問に答えるのであれば、我が国はこれを失策と評価してはいないし、それは 今日の我が国の発展状況が証明している。
またこれとは違う視点、価値観をもってして、我が国の政策を失策と受け取るか否かというのは、個々の国々の自由であり、タヂカラオ国政府が、我が国の開発計画等を失策として評価することは、内政干渉に至らない範囲であれば、一向に構わないと考える。

国家間に不信感を抱えたまま議論を終えることを避ける必用があるという貴国の意思は、我が国としても共感するものであり、そのための努力は惜しまないつもりである。
しかし、貴国がこの度の返答で、意見表明を打ち切る旨を表したこと及び、冒頭において両国関係を「ある意味で対立状態」、特に「対立」という言葉を用いて評したことは、我が国として危機感と更なる不信感を抱かせるに足る理由であり、非常に残念に思う。
それが貴国にとっての誠意ある態度、外交なのであろうか。

我が国は、両国の未来の為にも、継続して問題解決への行動が必用と考え、タヂカラオ国政府が、これに協力的な態度を示すことに強く期待するものである。
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