|
-------------------------------------------------------
Delarus Telegraphic Communication #4
-------------------------------------------------------
掲載記事一覧
・体制に対する不信感が露に
・タヂカラオ国で急速な軍備強化
-------------------------------------------------------
【体制に対する不信感が露に】
近年、デラルーシにおいて学生運動が盛んに見られるようになった
デラルーシの主たる学生達は、自国が急速な経済発展を遂げたことに誇りを持つ一方で、デラルーシの現体制が近代国家としての体裁を成していないことに不満を隠していない。
デラルーシは、もともと世界の創世以来、長きに渡って未開の地であり(*建国が最近であったということ)その国家機構は、議会制でありながらも、その内情は旧来の酋長制度を色濃く反映したものである。
経済発展と海外情報流入、それにともなう思想の多様化により、このような国家体制に不満や圧迫感を覚える人民が急増し、それが特に若い学生層で盛り上がりを見せている。
全国の大学生による組織である全国学生同盟(全学同)は、この流れを受けて、学生間の意見交換にとどまらず、今後国内の主要都市で討論会や講習会、アピール行事などを開催、支援していくとしている。
このような動きに対し、批判をうける立場にあるデラルーシ政府及び評議会は「学生らに祖国観を押し付けるようなことはしない」としながらも「反国家的運動は犯罪であり、デラルーシ国民の最大の任務は、祖国である共和国の発展に寄与することであることを忘れてはならない」と、国内向けの代表人声明で釘を刺した。
既に、全学同が主催する首都オクチャブルスクでのデモ行事の開催に対し、当局が行事予定地であった野外ホールの貸し出しを拒否するなどの問題が発生している。
今後、体制を巡る国内での議論の過熱が、どういった結果になるのか注目されている。
-------------------------------------------------------
【タヂカラオ国で急速な軍備強化】
タヂカラオの軍隊が、最近になって国内でのミサイル演習を活発化させている。
タヂカラオは、経済力と比較して、軍事関連が突出している状況にある。
過去の難民問題でタヂカラオと関係が良くないと見られるデラルーシや、マグザムの海外向け報道でも一面で取り上げられるなど国際的関心事となりつつあるようだ。
このタヂカラオの急速な軍備強化に対して、デラルーシの政府高官は、非公式の発言として「我が国としては深刻な脅威として受け止めるに足る事象である」としている。
また、意図的な都市攻撃によるミサイル演習は人道的に許される行為なのかという議論もある。
過去に、ミサイル演習を制限する国際条約が存在したという記録もある。
偶然なのか、タヂカラオの国家コメントも空白となっており、その不自然さ、不気味さが一層強調されている。
-------------------------------------------------------
(本文の転載等は引用先明記の上、自由にご利用ください)
|
|