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【特集】ガイア帝国とジャスバル社会主義共和国の現状と未来予測
今回なぜこのような見出しの内容を書くにいたったかということを前書きとして書きたい。格付けpts.ではガイア帝国がジャスバル社会主義共和国を4,081pts.も上回っている。しかし、人口はジャスバル社会主義共和国がガイア帝国を7,997,000人も上回っている。そんなアンバランスともいうべき両者。近年成長が著しいジャスバル社会主義共和国と眠れる獅子と化したガイア帝国の今後について考えてみることにした。
【一面・国際】ガイア帝国の近況と未来予測
ガイア帝国といえば世界統計1020年・1025年では、新興経済地域としてマグザム共和国とともに著しい経済成長を遂げていた。しかし、世界統計1030年・1035年・1040年とともにそこまでの成長は見られておらず、減少こそはないもののかつての勢いはない。なぜ他の諸国に比べて成長速度が減速してしまったのだろうか。
1.他の諸国に比べ人口増加に乏しい。
1025年1月から1040年1月までの人口増加数は、1,198,000人とジャスバル社会主義共和国の8,984,000人、マグザム共和国の10,714,000人と比較してその少なさは際立っているといえよう。
2.サッカー代表チームの強化合宿が多い
ガイア帝国のサッカー代表への投資は他の諸国のそれに比べ極端に多い。ここ数年来かなりの頻度で半年から1年近くの強化合宿が行われている。それに伴い、国内の開発が手薄になりがちともいえる。
3.異常なほどの雇用許容(失業率)
ガイア帝国の雇用許容(失業率)は、他国のそれに比べて極端に余裕がある。人口が9670000人に対して、雇用許容は34,530,000(失業率:-257.08%)と異常なほどの余裕がある。これはマグザム共和国民全員が職についてもまだあまる状況だ。
4.首都が存在せず、近代都市も輝ける都市も存在しない。
マグザム共和国やジャスバル社会主義共和国が人口増加の源ともなった近代都市や輝ける都市がガイア帝国に存在せず、(輝ける都市の生成に必要な)首都もまた存在しない。また、マウロ帝国同様に防災都市の比率が多く、ニュータウンの数もまた少ない。
これらの点がガイア帝国の実質的な成長を阻害しているものと思われる。ただし、異常なほどの雇用許容(失業率)により、格付けpts.はある程度稼げているもののこのままいくとジャスバル社会主義共和国に抜かれるのは時間の問題といえよう。
現状のガイア帝国が莫大な成長を遂げる秘訣は、首都の建設と早期輝ける都市の建設にあるといえよう。雇用許容は34,530,000あるため、住居設備が整った上で規模にもよるだろうが10年近くはフルに誘致活動を行っても耐えうるだけの雇用許容といえよう。そうなった時のガイア帝国の成長スピードは他を寄せ付けないものとなるだろう。
【二面・国際】ジャスバル社会主義共和国の近況と未来予測
ここ数年来、政府によるインフラ整備が活発化し、順調に進んでいるジャスバル社会主義共和国。国内初の輝ける都市の完成によりその成長スピードはさらに加速している。ジャスバル社会主義共和国はガイア帝国と違い、サッカーチームもなければ、異常なほどの雇用許容(失業率)ではない。雇用許容(失業率)は急成長下における正常値とも言うべき範囲内にとどまっているといえよう、その甲斐あって需要と供給のバランスが整った経済成長を遂げている。さらにジャスバル社会主義共和国はニュータウンの近代都市予備軍がまだまだ存在し、今後ニュータウンが近代都市へ、さらには輝ける都市へと昇格していく可能性を秘めており、今後も政府の政策すら間違わなければ安泰といえよう。
雇用許容(失業率)の問題は付きまとうこととなるが、このままの成長を維持した場合1044年ごろには人口規模が2000万人を突破することが予想される。
今後の両者の動きにもよるが今度の世界統計1045年度版では、両者の順位が逆転している可能性も少なからずありえる実情である。
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