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=国内=
・政府、警戒態勢へ?
「Delarus Telegraphic Communication #6」で報道されたように、デラルーシ政府のスポークスマンが「これ以上我が国の安定を脅かす場合はタヂカラオに報復攻撃を行なう可能性もある」と発言したことを受け、タヂカラオ国内では緊張が高まっている。政府関係者はこの発言から1週間以内に、各都市では爆撃防護シェルターの点検が行われ、避難路の確認などが行われたと話している。また、国内でのゲリラ的攻撃に備え、発電所などの重要地域には特務部隊が展開している模様。政府は国民に平静を呼びかけている。
=国外=
・デラルーシ共和国、内戦状態に
近年国内で混乱が続くデラルーシ共和国であるが、「北部労働連盟」と共和国政府間で本格的な内戦状態に陥っている模様だ。政府側の弾道ミサイル爆撃により北西部が事実上壊滅状態となっている他、戦闘区域は国家の中枢区画にも及んでいると見られる。
国内面での報道でも記したように、『移民者の末裔であるデラルーシ系のタヂカラオ国軍関係者が、義勇兵としてデラルーシ国内に浸透している』という未確認情報を元に、デラルーシ共和国のスポークスマンが「これ以上我が国の安定を脅かす場合はタヂカラオに報復攻撃を行なう可能性もある」と発言した。これに対し、タヂカラオ国政府は改めてその様な事実は存在しないとの声明を発するにとどまっている。
メルキド暦1063年2月10日発行
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