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◆ベルーサ労働者農民党機関紙「前進」
вперед:フピリョート
1082年5月号
◆国家機構整備に目処
ウスチノフ書記長は、党最高大会の席上において、ベルーサとしての国家運営体制について、旧デラルーシからの移行作業に目処がついたことを発表し、新生ベルーサが、国家として順調に整備されていることを強調した。
ベルーサの成立を受け、タヂカラオ国及びマグザム共和国から国家としての承認と祝電を送った。
また、これとは対照的に、UFSは対外報道において、ベルーサを承認しないことを表明しており、グダニスク連邦自由国首都グラン・イスモにおいて、旧デラルーシ勢力による亡命政府が樹立したなどの虚偽の報道を行なった。
UFSのこうした露骨な反ベルーサ姿勢は、グダニスク一国の帝国主義、反社会主義的立場をそのまま代弁したものであると考えられ、ウスチノフ書記長は「我が国の成立に関する経緯は世界的に理解されてしかるべきであり、グダニスクの姿勢は自決権に対する侵犯である」との見解を示した
◆復興と相次ぐ自然災害
連日続いた自然災害により、各地で行なわれる復興作業に支障が発生している。
隕石や海底火山の活動による地形変動への対処により、本来の北部復興工事や養殖場の設置が遅れているほか、食物研究所における事故も旧デラルーシとあわせて建国以来初の惨事となった。
これについて政府報道官は「食物研究所の防災化には常に全力を尽くしており、今回の事故は拡張工事中に起きたことで、未然に防止することは不可能に近かった」とした。
またこれらの災害を受け、ベルーサ政府はタヂカラオ国の重機の無償貸し出しの申し出を受ける方針を決め、同国政府に感謝の意を表した。
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