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"ベバリン連邦 国家斉唱"
斉唱:セイレン大聖堂合唱団
伴奏:イシュタル市交響楽団
1.太陽は黎明をなし、紺碧は水面に霞み行く。
人々の轍とそれに続く、真実の宗教、信義の栄耀。
嗚呼、彼方達の義憤に満ちた怒りの涙が、諸民族の団結の大海となり今日も波涛つ
殉教者の血の染まりし緋色の旗は、今を生きる我々と共に永遠に靡かん!
2.霽月は煌輝をなし、漆黒は凍天に褪せ行く。
人々の魂とそれに続く、潔白な精神、叡智の宿り。
嗚呼、彼方達の義憤に満ちた怒りの叫びが、諸民族の団結の大嵐となり今日も舞揚る
殉教者の血の通いし緋色の旗は、今を生きる我々と共に永遠に靡かん!
"セイレン首都圏、急速な発展"
セイレン首都圏は、経済成長に歩調を合わせるかのように大発展を続けている。
首都圏庁の新庁舎落成を皮切りに、セイレン旧市街の人口は30万人を優に越え、
他国や連邦内の地方からの流入が激しい首都圏の人口は500万人を越える勢い。
連邦の総人口も最新統計では1,300万人に達した。
リード首相:「連邦の現代的首都圏庁の落成を祝賀して下さった、
オースチン共和国、成瀬共和国、グダニスク連邦自由国、パンゲア=ゴンドワナ大帝国、水夏連邦共和国各国に深い謝意を表する。
連邦は国際社会の枠組みの中、更なる安定した発展を遂げて行きたい」
アルバマ・セイレン市長:「ベバリンの栄耀の象徴である首都圏の更なる開発を推し進めたい。
しかし、現在セイレン市は、あまりに移民の流入が激しい為深刻な就職難に陥っている。
世界に開け放たれた首都は、その思想を堅持しながら失業率の抑圧を進めていかなければならない」
"「ベヴィロン・プロジェクト」第一期計画着手"
新都心竣工によるヘメライ・プロジェクト(以下KP)の中期的計画達成に合わせ、
先日リード首相は定例記者会見の際、「ベヴィロン・プロジェクト(以下BP)」の
第一期、第二期計画を発表した。
KPの目的が宇宙開発と新都心竣工であったならば、BPの課題は国立総合大学の完成と防衛力の増強、KPの達成課業を維持発展させる内容となっている。
宇宙開発の分野では、KPの長期的計画の一つである宇宙St.建設の実現を進めつつ、
現在老朽化が指摘されている諸衛星の修理、維持が計画の基幹となっている。
リード首相:「計画は主に保全的な内容で構成される。
計画も先進諸邦を模倣している部分があることを認める。
先進諸邦に学ぶ意義は非常に大きい」
バドル高等教育省長官:「総合大学の完成は、活断層の直上に位置する連邦の領土の
地震、火山被害を未然に抑えるのに大切である。
連邦に3つある軍事大学が万一被災するようなことがあろうとも、計画は完遂させるつもりである」
計画名の由来は、人間に御三神の存在の偉大さを説いた、第1預言師ベヴィロン(Bhevirone)から。
*上記の文を引用、転載する場合には事前に連邦外務省へ届け出ること。
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