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"ベバリン連邦 国家斉唱"
斉唱:セイレン大聖堂合唱団
伴奏:イシュタル市交響楽団
1.太陽は黎明をなし、紺碧は水面に霞み行く。
人々の轍とそれに続く、真実の宗教、信義の栄耀。
嗚呼、彼方達の義憤に満ちた怒りの涙が、諸民族の団結の大海となり今日も波涛つ
殉教者の血の染まりし緋色の旗は、今を生きる我々と共に永遠に靡かん!
2.霽月は煌輝をなし、漆黒は凍天に褪せ行く。
人々の魂とそれに続く、潔白な精神、叡智の宿り。
嗚呼、彼方達の義憤に満ちた怒りの叫びが、諸民族の団結の大嵐となり今日も舞揚る
殉教者の血の通いし緋色の旗は、今を生きる我々と共に永遠に靡かん!
"ユーク外相「首都無き国家は自治領」発言、世界に波紋を広げる"
ユークトバニア連邦共和国、アントーシャ・ミロン外相の「首都を保有しない国家は国家と見做さない」という
一連の発言について、途上国を中心に波紋を広げている。
同国外務省高官の話によると、ミロン外相の一連の発言についての真意は、
「首都も無く、発展の途上にある後進諸邦が先進諸邦に対して
同等の立場に立った発言をしている自体が己の力量を省みておらず、甚だ不愉快である」
と言うことだそうだが、ユーク政府は特別の記者会見を行っていない。
尚、この発言に対し連邦政府の公式的発表は無い。
ただ、連邦外務省高官の「ユークトバニア外相の発言は、外交に於いて相互の国力事情と乖離した発言を繰り返している
相手国に対する苛立ちとして、理解できる部分もある。
しかし首都が無いから主権国家と見做さないという発言一個を途上国の主権を否定するものであるとしたら、
まだまだ発展の途上にある連邦としても納得のならない部分が多い」
といった非公式なコメントがある。
*上記の文を引用、転載する場合には事前に連邦外務省へ届け出ること。
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