新現代版箱庭諸国 会議掲示板
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【422】労働党機関紙【強盛】#1 北東人民共和国 04/10/24(日) 1:22 [未読]

【619】Y.B.C.News 11 Y.B.C.@ユーク 04/11/29(月) 1:23 [未読]

【619】Y.B.C.News 11
 Y.B.C.@ユーク  - 04/11/29(月) 1:23 -

引用なし
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Yuktobanian Broadcasting Corporation(Y.B.C.)は、
ユークトバニア連邦共和国に本社をもつ民間の国際報道誌です。
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【軍拡の世界】

[軍事優先国家の拡大]

ユークトバニア連邦国防省は、国内外の軍事関係の近況を国民向けに報告することを目的として年に二度発行することに決まった「国防白書」内において、現在、多くの国々が軍事優先国家であると指摘した。
新興国が、まず軍拡にはしる傾向が強いことや、現箱国際連盟(GUN)が全加盟国の軍事増強計画を推進していることなどを根拠としてあげている。
またプロミスト、戸長、ベバリン等の国家に見られる、自国民を軍事標的にする非道な軍事演習の実態についてもふれ、このような人権侵害は即刻改善されるべきであり、国際社会が団結して訴えていく必要があるとし、外交面にも踏み込んだ指摘がなされている。
国防省が外交姿勢に関することを公に指摘するのは異例であり、政府と外務省の対応が注目される。


[ユーク連邦国防軍の新体制案]

上記「国防白書」には、ユーク国防軍の編成計画も、一般公開できる範囲で限定的に開示されている。

○ミサイル兵器の発射数を推定100基に拡大
○海軍駆逐艦は常時六隻を維持。
○軍事技術における世界最高水準の確立

結果的に軍備増強となるが、国防白書ではこのようなユークの軍備増強は、METO脱退以後、相互防衛関係を結ぶ国家がないことなどで、国防を自国の力で完結させる必要に迫られている現状では当然の処置であるということを強調し、威嚇的な軍備増強にはしる諸外国との違いを明確にしている。


[ミロン外相 非人権国家を批判]

首都なし自治領発言など、ミロン節がたえずに政府からも批判の声が多いユーク外相のアントーシャ・ミロン外務大臣だが、定例の記者応答における記者から、国防省の発行した「国防白書」についての質問に以下のような返答をおこなった。

「国防省の問題提起は至極自然なことだ。人権を蔑ろにした殺人国家を放置することは許されない。特にプロミスト公国が国家ぐるみで行っている大量虐殺は卑劣だ。かの国は、最近のミサイル誤射で露呈されたように軍の運用能力が極めて低い国だが、なお自国民を標的とした軍事演習を頻繁に行い、軍拡を進めている。これがどれだけ危険なことか、常識を持つものならすぐ理解できるだろう。」

いささか興奮気味にそう語るミロン外相だったが、高官が時間の都合を理由に突如記者応答を切り上げたことで、それ以上の質問はできずに終了した。


【西グルゴニア ガルバトス元大統領の行方】

[いまだ遺体発見ならず]

ガルバディアの武装解除作戦により被災し死亡が報道された旧西グルゴニア連邦の大統領ガルバトス氏の遺体が、いまだ発見されていないことがわかった。
ガルバトス氏は、西グルゴニアの無条件降伏後もガルバディア側の指示によって総督職に任命されていたが、24日に死亡が報道されている。
しかし報道からもうすぐ一週間になる現在でも遺体が発見されないなど、死亡していると断定できる証拠はなにもないのではないかという指摘が有力になりはじめた。
西グルゴニアの指導者として、それなりに成果をあげていたガルバトス氏だけに、生還説を信じる西グルゴニア国民もいまだ多く存在するようだ。


[北東最高司令官が声明]

コンティス王国にて保護をうけている旧北東人民共和国の最高司令官が、ガルバトス元大統領の安否を気遣う声明を発表した。
旧北東人民共和国の共産党政府は、過去にルソー(西グルゴニア)復帰を支援していたが、これは最高司令官の意思によるものであっただけに、今回のわざわざの声明も西グルゴニアを思う最高司令官個人の考えによるものなのだろう。
声明で最高司令官は以下のように述べている。

「私は、外部の帝国主義と政府内部に潜伏していた反動的な修正主義者たちによって祖国から引き離されました。その結果、栄華を極めた偉大なる社会主義祖国である太陽北東は潰え、いまでは傀儡ユークによって資本主義者たちの手下に成り下がり、多くの人民達を苦しめています。私の健在が、このように公開されていることは、奇跡としかいいようがありません。本来ならば私は知らぬところで殺され、なにかしらの歪曲的報道で不名誉に名を消されたでしょう。西グルゴニアのガルバトス大統領は、帝国主義侵略者達の陰謀で私のようにどこかに幽閉されているだけかもしれません。グルゴニア人民のみなさん。どうか希望を捨てず、新しい国のためにできることをしようではありませんか。我が太陽北東も、水夏帝国主義者達に蹂躙され、灰になった土地から再起をはたしたのです。人民こそが国家の命であり、支配階級を打ち滅ぼすことができるのです!」


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