新現代版箱庭諸国 会議掲示板
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【247】ベバリン連邦国営放送 Vol.1 連邦直轄放映部 04/9/16(木) 22:08 [未読]

【860】ベバリン連邦国営放送 Vol.12 ベバリン直轄放映部 05/1/28(金) 21:46 [未読]

【860】ベバリン連邦国営放送 Vol.12
 ベバリン直轄放映部  - 05/1/28(金) 21:46 -

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   2.霽月は煌輝をなし、漆黒は凍天に褪せ行く。
人々の魂とそれに続く、潔白な精神、叡智の宿り。
嗚呼、彼方達の義憤に満ちた怒りの叫びが、諸民族の団結の蝸窒ニなり今日も舞揚る
殉教者の血の通いし緋色の旗は、今を生きる我々と共に永遠に靡かん!


"世界大戦勃発、ユーク陣営戦況優位"

目を瞬く間の出来事であった。
21日、集団党籍変更事変による中央党への政権交代により、ユーク連邦の社会主義化が加速。
ヤロスラーヴァ雄首相は、旧METO加盟国を含めたユーク連邦構想を発表した。
亜細亜は連邦への加盟を、外交権、自主権の剥奪画策と見て拒否。
これに対し24日、ユーク連邦は亜細亜に対する宣戦布告を行った。
一方、ユーク連邦に対し亜細亜救済の名目でGUN加盟4ヶ国はユーク連邦に宣戦布告。
G6を始め協力関係にあった双方の信頼は、これによりあっさり覆された。

時を同じくしてガルバディア連邦がグルゴニア合衆国に対し宣戦を布告、
ユークの要請を受けて亜細亜に対しても攻撃を開始した。
ベバリン連邦はこの局面に際し、
ユーク連邦に対し即座に80兆Luの資金支援、500万tの食糧支援を決断、
現在戦時下によるユーク連邦の食糧難を受け連邦議会は食糧750万tの追加支援を承認した。
現在戦況はユークの爆撃によってコンスタン・レプティスが戦線離脱、
グダニスク連邦が半無力化し、ユーク連邦が圧倒的優位に立ちつつある。
リード首相は緊急記者会見の席に於いて、
「連邦は、同盟国であるユーク連邦の支援を引き続き行う姿勢であり、
しかし今回どちらかに派兵する意義は全く無い」とし、
支援対象国であるユーク連邦についた参戦については、強く否定した。
その上で首相は、「今回の戦争勃発は非常に遺憾だ。
ユーク連邦にはベバリンの友邦である亜細亜共和国に対し戦争を引き起こした責任があり、
その件については猛省を促したい。
その上で、友好国にも関わらず外交解決を否定し、突発的にユークに対し宣戦布告した
GUN4ヶ国の行動は、真に遺憾と言わざるを得ない」とし、
双方に対し強い不信を表明した。
サラフィ外相は、「戦争に携わる双方は一刻も早く講和を結び、
この異常な事態を収拾する努力を積み重ねて欲しい」との談話を発表した。

しかし国内には、以前より恩義もある友邦亜細亜共和国を攻撃した
ユーク連邦に対し否定的な見方も多く、
国内の著名作家であるB.ハーヴェス女史は、
「戦争を引き起こした国家に対する援助こそ、戦争の助長を促しており、
リード首相の答弁は悪い冗談にしか思えない」とのコメントを発表し、
ラテラス国務相も「首相の決定は苦渋の決断であったが、矛盾に満ちたこの決定に、
私は賛成しかねる」と明かし、国内ではリード首相解任の声も高まっている。

*上記の文を引用、転載する場合には事前に連邦外務省へ届け出ること。
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