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「新大統領ニキータ・ゲーレン氏演説」
まずは、我々の犯した罪について謝罪する。
先の戦争において我々は、亜細亜防衛のため、
軍事という形で亜細亜国に支援を行ったGUNを全面支援し、
結果同戦争では数千万人の被災者が生まれる事となった。
軍事行動を優先し、国際協調において重要事項である
“会話”を欠いた事は我々にとって大失態そのものであり、
たとえGUNが勝利していようともその図式は変わるものでは
なかった。元来中立国という非常に微妙な位置に
ついてきた共和国であるが、その姿は権力者の
権限により如何様にでも変化することが出来、
それは今回のような世界平和に反する行動を
とらせる事にも繋がりかねない。
そして共和党はそれを制御することが出来なかった。
今後我々社会党・好政党は、今回の責任、
そして与党という巨大な権力を持つ事の
責任感を噛締め、改めて世界平和の実現に向け
取り組んでいきたいと思う。
「政体に関して」
政党名の通り社会主義を支持する我が社会党だが、
政体変更後の混乱や民主主義を支持する
好政党への配慮、そして何より上記の反省通り我々に
権力が集中するというのは宜しい事ではない。よって、
基本的には今後も民主共和制を敷いていく事とする。
なお、これは社会主義を批判するものではなく、あくまで
目指す所は社会主義と同じく平等で調和のとれた国際社会である。
編集責任者:社会党広報委員長 アルバート・ベルガー
※無断転載を禁ず。
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