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"ベバリン連邦 国家斉唱"
斉唱:セイレン大聖堂合唱団
伴奏:プライア・フィルハーモニー
1.太陽は黎明をなし、紺碧は水面に霞み行く。
人々の轍とそれに続く、真実の宗教、信義の栄耀。
嗚呼、彼方達の義憤に満ちた怒りの涙が、諸民族の団結の大海となり今日も波涛つ
殉教者の血の染まりし緋色の旗は、今を生きる我々と共に永遠に靡かん!
2.霽月は煌輝をなし、漆黒は凍天に褪せ行く。
人々の魂とそれに続く、潔白な精神、叡智の宿り。
嗚呼、彼方達の義憤に満ちた怒りの叫びが、諸民族の団結の蝸窒ニなり今日も舞揚る
殉教者の血の通いし緋色の旗は、今を生きる我々と共に永遠に靡かん!
"政府、対武庫軍事作戦中止"
リード首相は、武庫事案について鉄矢・武庫大統領より誠意ある返答があったと表明、
武庫国に対する軍事作戦は中止すると発表した。
しかし武庫国に対する不信は未だ根強いとし、職権が強すぎるとされる総合大統領の廃止と
鉄矢大統領の退陣を強く求める異例の声明を同時に発表した。
武庫人民共和国は以前より少なくない機関紙を発行してきたが、その多くに誤字脱字、
そして文法の歪さが目立ち、連邦内には社会に対する侮蔑と受け取る声も少なくない。
今回の軍事作戦中止の報を受け、世論調査では政府に対し失望、軽く失望と答えた人が
61%にという高い割合を占める事となった。
ネーダー国防相:「(軍事作戦)実行直前に中止を表明した首相に対し、不信を隠せない。
ベバリンに対する武庫の脅威は現実のものであると言うのに、
それに対する首相の説明があまりに足りず、困惑している」
エイル宗教相:「鉄矢(武庫大統領)は助かったと思わないほうがいい。
フェリル(首相の名)の毎度の穏健優柔不断路線が武庫を救ったのだ。
大体フェリルはいつも穏健という名の責任逃れによってこの(会見打切)」
ハーヴェス女史:「政府は掲げた拳の振り下ろしに困っているだけでしょう。
いかなる理由があれ、解放という美名の下での侵略という過ちがが許されるはずも無い」
セレガル・セイレン市長:「政府は内政不干渉という国の原則を知らないのだろうか。
今回の中止は当たり前。政府は騒動によって傷ついたベバリンの名をどうするつもりだ」
*上記の文を引用、転載する場合には事前に連邦外務省へ届け出ること。
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