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Yuktobanian Broadcasting Corporation(Y.B.C.)は、
ユークトバニア連邦共和国に本社をもつ民間の国際報道誌です。
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【2ヶ国が独立】
先の大戦によってユーク連邦の占領下にあったグダニスク連邦およびコンティス王国が、144年4月(1720ターン)をもって独立した。
グダニスク連邦では盛大な独立式典が催され、グダニスク国民が祖国の独立を祝い三色旗を振った。
独立式典には、参加がないと思われていたユークのヤロスラーヴァ書記長が参加し、両国関係の発展と独立を祝う趣向の演説を行っての乾杯音頭をとった。
このヤロスラーヴァ書記長の演説の全文は、グダニスクジャーナルに掲載された。
駐留していた赤軍は、独立前日には撤退が完了する予定だったが、グダニスクでのみヤロスラーヴァ書記長の式典参加にともなって少数が残留していたが、現在は完全撤退した。
【共産圏拡大】
ユーク連邦の対外赤衛局は23日、世界的に社会主義国が増大していることを示すデータを掲載した文書を発行し、マスコミに公開した。
第三世界で社会主義革命が促進されたことがその要因として説明されているほか、南瓜連邦のユーク連邦編入にともなう社会主義政府樹立の意義が強調された内容となっている。
しかし文書にはないが、問題も山積していると対外赤衛局関係者は語る。
第三世界、いわゆる不安定な発展途上国での社会主義は、それが持続するかどうか疑問視されており、とりわけ一番新しい社会主義国のフブスグル共和国は、国家元首の急変や、社会主義完全勝利を宣言しながら暫定政権と名乗るなど、その挙動は極めて不審とされている。
このような国力の低さを除いて評価したとしても、このような低級の国家が社会主義を愚弄することは許されないという見解が赤衛局では大半を占めているという。
すでにフブスグルの治安回復と社会主義の安定化を目的とした派兵を検討しているとも噂されている。
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