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*クロフォード大統領は今日、大災による混乱の終結を宣言し、全土に発布していた戒厳令を解除。
"大混乱終結に目途、戒厳令解除"
総計1,700万の国民が一時避難、移民を余儀なくされたベバリン大災による大混乱
の終結に
一応の目途が立ったとして、クロフォード大統領は今日、全土に発布していた
戒厳令を解除、近日中の連邦議会選挙(定数201)の実施を宣言した。
これによって大統領に委託された権限の殆どは三権に返還される事となる。
国内の大部分が復興の兆しを見せているが、大災後極度に悪化した経済状況、
食糧事情は依然厳しく、120万の人口を誇った首都セイレンの壊滅と
隣都市ベルグラードへの首都機能移転費用も響き、失業率も大きな改善をもたらしていない。
しかし長期間にわたって不安定さを見せていた食糧事情も改善の兆しが見え、食糧研究所の
復興も着々と進んでいるという。
ラヴェル糧産相:「極めて不安定だった食糧事情の安定は、ひとえにグルゴニア皇国、エクスルージュ王国、南瓜連邦をはじめとする諸外国の支援があってこそのものだった。
私はこれらの国々に対して本当に感謝の意に堪えず、
温かいプレゼントを受け取った市民の皆さんの気持ちも同じはずだ」
"反グルゴニア皇国の論調が加速"
強硬派で知られるエイル宗教相は、先日記者会見の席においてこのような発言をした。
エイル宗教相:「彼の国の国策は、自国に破滅をもたらすのみでなく、
世界史に深い傷を刻みかねない極めて危険な存在であると認識する。
グルゴニア地方で成立した共同体は地域と世界に安定をもたらす物と信じ、
私は歓迎する。 しかしグルゴニア皇国の国策は別だ。
かの国は武庫の例を忘れているのか、或いは知らないのか」
*上記の文を引用、転載する場合には事前に連邦外務省へ届け出ること。
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