新現代版箱庭諸国 会議掲示板
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【422】労働党機関紙【強盛】#1 北東人民共和国 04/10/24(日) 1:22 [未読]
【436】労働党機関紙【強盛】#2 北東人民共和国 04/10/25(月) 19:51 [未読]
【465】労働党機関紙【強盛】#3 北東人民共和国 04/11/1(月) 1:18 [未読]
【470】労働党機関紙【強盛】#4 北東人民共和国 04/11/3(水) 0:31 [未読]
【479】民間放送(放送局名未定) ユーク@民間放送局 04/11/3(水) 22:28 [未読]
【498】Y.B.C.News 1 Y.B.C.@ユーク 04/11/8(月) 0:56 [未読]
【506】Y.B.C.News 2 Y.B.C.@ユーク 04/11/9(火) 1:17 [未読]
【518】Y.B.C.News 3 Y.B.C.@ユーク 04/11/11(木) 0:00 [未読]
【534】Y.B.C.News 4 Y.B.C.@ユーク 04/11/12(金) 22:54 [未読]
【542】Y.B.C.News 5 Y.B.C.@ユーク 04/11/13(土) 19:40 [未読]
【564】Y.B.C.News 6 Y.B.C.@ユーク 04/11/19(金) 3:55 [未読]
【567】Y.B.C.News 7 Y.B.C.@ユーク 04/11/20(土) 1:03 [未読]
【575】Y.B.C.News 8 Y.B.C.@ユーク 04/11/21(日) 12:37 [未読]
【599】Y.B.C.News 9 Y.B.C.@ユーク 04/11/23(火) 10:49 [未読]
【607】Y.B.C.News 10 Y.B.C.@ユーク 04/11/24(水) 20:56 [未読]
【619】Y.B.C.News 11 Y.B.C.@ユーク 04/11/29(月) 1:23 [未読]
【643】Y.B.C.News 12 Y.B.C.@ユーク 04/12/5(日) 23:28 [未読]
【703】Y.B.C.News 13 Y.B.C.@ユーク 04/12/16(木) 21:59 [未読]
【711】Y.B.C.News 14 Y.B.C.@ユーク 04/12/18(土) 16:19 [未読]
【729】Y.B.C.News 15 Y.B.C.@ユーク 04/12/20(月) 22:55 [未読]
【739】Y.B.C.News 16 Y.B.C.@ユーク 04/12/22(水) 21:57 [未読]
【747】◆ユークトバニア中央党機関紙「探求」 04/... 中央党@ユーク 04/12/24(金) 16:59 [未読]
【768】Y.B.C.News 17 Y.B.C.@ユーク 04/12/29(水) 0:52 [未読]
【796】Y.B.C.News 18 Y.B.C.@ユーク 05/1/4(火) 1:40 [未読]
【806】◆ユークトバニア中央党機関紙「探求」 05/... 中央党@ユーク 05/1/7(金) 3:16 [未読]
【821】◆ユークトバニア中央党機関紙「探求」 05/... 中央党@ユーク 05/1/19(水) 21:54 [未読]
【833】Y.B.C.News 19 Y.B.C.@ユーク 05/1/24(月) 2:19 [未読]
【854】Y.B.C.News 20 Y.B.C.@ユーク 05/1/26(水) 18:44 [未読]
【892】Y.B.C.News 21 Y.B.C.@ユーク 05/1/31(月) 3:50 [未読]
【902】Y.B.C.News 22 Y.B.C.@ユーク 05/2/4(金) 0:10 [未読]
【936】Y.B.C.News 23 Y.B.C.@ユーク 05/2/24(木) 2:35 [未読]
【949】Y.B.C.News 24 Y.B.C.@ユーク 05/2/27(日) 19:28 [未読]
【969】Y.B.C.News 25 Y.B.C.@ユーク 05/3/13(日) 14:11 [未読]
【982】Y.B.C.News 26 Y.B.C.@ユーク 05/3/17(木) 15:43 [未読]
【988】Y.B.C.News 27 Y.B.C.@ユーク 05/3/19(土) 13:06 [未読]
【1005】Y.B.C.News 28 Y.B.C.@ユーク 05/3/25(金) 22:27 [未読]
【1032】◆ユークトバニア中央党機関紙「探求」 05... ユークトバニア連邦共和国 05/4/10(日) 14:31 [未読]
【1046】◆ユークトバニア中央党機関紙「探求」 05... 中央党@ユーク 05/4/18(月) 23:07 [未読]
【1057】◆ユークトバニア中央党機関紙「探求」 05... 中央党@ユーク 05/5/3(火) 21:40 [未読]
【1062】Y.B.C.News 29 Y.B.C.@ユーク 05/5/9(月) 23:45 [未読]

【422】労働党機関紙【強盛】#1
 北東人民共和国  - 04/10/24(日) 1:22 -

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   [労働党機関紙発行]

共和国の公に向けた報道手段であった【共和国国営放送】のスレが膨大になってきたので、新スレをたてるついでに名称を変更した。
今後は労働党機関紙という立場で共和国に関連する国内外の報道や主張を発信してゆくことになるだろう。

--------------------------国内--------------------------

[水帝表記を修正へ]

共和国政府は水夏連邦共和国を呼称するさいに用いていた「水夏帝国主義」の全面修正を各関係省庁及び民間に指導した。
そもそも水帝表記は、旧世界の祖国解放戦争(METO-水夏戦争)における非道な侵略者であった水夏側を蔑視して用いられ、定着したものである。
しかし今年10月の党大会と、それを踏まえた最高人民会議(国会に相当)で決定された「世界社会主義保護強化」政策を進行するパートナーとして水夏との融和が提起され、過度な反水夏を自粛する方向に転じたのである。
今後は各都市に掲げられた『水帝どもを打倒しよう!』などと書かれた看板の解体され、出版物における表記、来年度からの歴史教科書などが修正される予定だ。
しかし一方で人民大衆がこれに反対している現実もあるため難航する可能性もある。


[新たな島]

本土から北東に位置する海域に新たな島が生まれた。
大変小さな島だが養鶏/養豚/牧場が建設され、リゾート施設とニュータウン街が建設されている。


--------------------------海外--------------------------

[ベハリン連邦共和国に強い関心]

定例の政府記者応答の場で、「新興国でありながら急速に発展するベバリンについてどう思うか」との質問があり、広報局長はベバリンの国家開発が大変優秀であることを述べて上で「大和はベバリンや亜細亜の例をみても、まだ自国の衰退は災害と大学にせいにできるのだろうか。」と発言した。


--------------------------其他--------------------------

[最高司令官同志/今日のお言葉]

『人民こそが北東の生命であり運命です。』


発行-北東労働党出版部
印刷-国営印刷局
<Mozilla/4.0 (compatible; MSIE 6.0; Windows NT 5.1; SV1)@219-122-178-44.eonet.ne.jp>

【436】労働党機関紙【強盛】#2
 北東人民共和国  - 04/10/25(月) 19:51 -

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   『社会主義祖国賛歌』

演奏-人民芸楽局楽団
合唱-北東人民軍陸軍声楽愛好会

1
革命の象徴 北東山脈から 拓かれた 美しき 祖国
幸福 輝く 楽園の上に 輝く星
人民が 主人たる 国 力に満ち溢れた 北東
社会主義の先駆者 強大たる 我が祖国

2
一心団結 強固な精神で 鋼鉄に武装した 我が国
威風の 星 高く輝く 共和国旗よ
忠孝で 奉ずる 国 力に満ち溢れた 北東
社会主義の先駆者 強大たる 我が祖国

3
全ての 困難 乗り越え勝利する 優れたる我が国
強盛大国 威容 輝く 未来燦爛
偉大なる 太陽の 国 力に満ち溢れた 北東
社会主義の先駆者 強大たる 我が祖国


--------------------------国内--------------------------

[キシュガル宣言の余波]

海外欄でも触れるが、先日水夏連邦共和国との歴史的融和を象徴する「キシュガル宣言」が宣布にともない国内でいくらか混乱が生じている。
祖国解放戦争とその後の植民地時代に被害を受けた人民達を中心としたグループが講義活動を行っている。
こうした事態に、政府は各地域に指導員を派遣し、社会主義祖国の発展と関連するキシュガル宣言の意義を伝える方針だ。


[人民軍全軍に非常召集命令]

人民武力省は、人民軍全軍に非常召集を命じたことを明らかにした。
これは大和国の行ったガルバディア帝國連邦への「逃走」による、社会主義祖国への危害を考えてのことであり、国防において重要であることを強調した。
また同時にMETO/GUN/HTI等の協力国と、大和国の行動に関しての協議が行われたが詳しい内容は非公開とする。

「ガルバディアは即刻反動大和を引き渡すことだ」(武力相)


--------------------------海外--------------------------

[キシュガル宣言宣布]

最高司令官同志は、水夏連邦共和国首都キシュガルを訪問し、今後の両国の関係を相互利益と世界の社会主義発展の観点から強化していくことで合意し、歴史的な「キシュガル宣言」を宣布した。
宣言には両国の関係強化以外にも、大和/武庫の社会主義2ヶ国に対する保護も取り入れられた。
しかし現在大和は自己の立場をわきまえず、愚かなことにガルバディア帝國連邦に逃走した。
これは社会主義祖国への冒涜であり、許すことは断じてできないだろう。
ガルバディア帝國連邦に対して迷惑が及ぶとも考えられる。
帝國連邦が情勢を理解できずに大和を向かいいれたと考えられるが、それは破滅への大きな一歩であることをここに明言しておく。
帝國連邦に即刻大和を除名することを強く要求していく方針だ。

「ガルバディアの未来のためだ」(国家外交相)


--------------------------其他--------------------------

[最高司令官同志/今日のお言葉]

『祖国人民達は、よく運動を行って健康を維持していくことが大切です。』


発行-北東労働党出版部
印刷-国営印刷局
<Mozilla/4.0 (compatible; MSIE 6.0; Windows NT 5.1; SV1)@219-122-178-134.eonet.ne.jp>

【465】労働党機関紙【強盛】#3
 北東人民共和国  - 04/11/1(月) 1:18 -

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   --------------------------国内--------------------------

[司令官同志不在騒動]

現在一部民間メディア等で取りざたされている最高司令官同志の不在について、労働党副代表が以下コメントを出した。
「現在、敬愛なる最高司令官同志が行方不明などという報道が民間によって騒がれているが、事実ではない。司令官同志は職務を遂行されている。」
我が北東労働党は、あくまでこれを国内の混乱を誘発させようとする一部反動国家からもたらされた偽情報であると判断している。


--------------------------海外--------------------------

[グルガニア連邦共和国を歓迎]

政府は、最近社会主義方針を打ち出したグルガニア連邦共和国に強い関心を持つと同時に、熱烈に歓迎する旨をグルガニア側に伝達した。
社会主義を取り入れ、国の発展を促進しようとするグルガニアを、我が共和国としても支援し、互いの友好関係を築いていきたい方針だ。

『西グルゴニア連邦共和国と国名が似てるのは偶然だろうか』(国家外交省高官)
『連邦共和国が多すぎる(笑)』(人民大衆)


--------------------------其他--------------------------

[共和国現主要省庁一覧]

内閣官房/内閣府/人民武力省/人民法務省/国家外交省/人民財政省/人民教育省/人民健康保全省/国家整備運用省/人民環境省


発行-北東労働党出版部
印刷-国営印刷局
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【470】労働党機関紙【強盛】#4
 北東人民共和国  - 04/11/3(水) 0:31 -

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   [政府解体へ]

水夏連邦との無償融和の強行とキシュガル宣言、それに基づく武庫侵攻等の国家の未来に直結する政策は、水夏側の事前通告なき討論委員会加盟で崩壊した。
これにより政府内は混乱に陥り、人民大衆の反政府運動が過激化している。

本日、労働党の合意と関係省庁の同意により北東人民共和国の解体が決定した。
新国家樹立までは自治政府がその準備を行う。
自治政府の代表にはセリョージャ・V・ニカノール氏が就任した。

ニカノール自治政府代表の会見

「いまこの国に必要なのは民主主義です。過去の労働党による独裁の鎖に束縛されることは今後なくさなければならないのです。民主主義、国民に主権を取り戻すときがいまやってきたのです!しかし・・私達は今まで真の民主主義国家を成立させた経験も歴史もない。自主の光を絶やすつもりはありません。しかしここは民主主義の「先輩」達に教えを説いてもらうことが必要です。私は本日、グダニスク連邦自由国キッベ大統領閣下にお話を伺う機会を得、この中で大統領閣下は、私達の国を解放する手伝いをしてくれることを約束してくれました。グダニスクは誠実に私達を指導してくれるであろうことを確信しています。国民の皆さんには、今後しばらく苦難の時間が訪れるやもしれません。しかし私は約束する!あなた方の苦労は、必ずや新国家の礎に転化すると!国民主権、力に満ちた新しい祖国を建設しようではないか!」

グダニスク連邦自由国と自治政府は明日中に、北東解体後の新政府樹立にむけた協力条約を締結する見通し。

[最高司令官、コンティス王国で発見]

コンスタン・レプティス連合王国のメディアによると、行方不明であった最高司令官がコンティス王国領内に存在することが確認された。
詳細はまだ不明。コンティス王国から後に発表されるとのこと。
この件の発覚も政府解体に大きく起因していることは間違いない。
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【479】民間放送(放送局名未定)
 ユーク@民間放送局  - 04/11/3(水) 22:28 -

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   [国民選挙]

新政府における民主議会の議員選挙がグダニスク選挙管理委員会の管轄の下行われた。
全国の指定投票箱設置会場では、反民主勢力のテロを警戒して警察及びグダニスク国防軍の兵士が警備にあたりました。
なお今回の選挙は一般議員であり、自治政府ニカノール代表は今期のみ無条件に政府首相に就任することで決定されています。

なお組織権の自由化によって既に政党がいくつか誕生し、今回の選挙に候補者申請を行った団体は「国民労働党」「ユーク民権党」「平和党」「連邦自由党」の五つとなっています。


[新国家骨子]

選挙公布に先立って自治政府は新政府の概要を発表した。

国号/ユークトバニア連邦共和国(本土と北部スカリー島による連邦国家)
首都/シーニグラード
政体/共和制、連邦制/緩やかな社会主義を維持
国家元首(内定)/セリョージャ・V・ニカノール

すでに国号変更は行われたが外交権をはじめとする主要権利はグダニスク政府が現在のところ保有しています。
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【498】Y.B.C.News 1
 Y.B.C.@ユーク  - 04/11/8(月) 0:56 -

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   【政府首相ニカノール 演説】

「国民の皆さん。私達は今、解放されました。冷酷な独裁の力はこの地からなくなったのです。新しいユークトバニアの時代が訪れました。武庫に展開する人民軍将兵の皆さん。矛をしまい家に帰ろうではありませんか。私達は他人の地を踏み荒らすことを強要した独裁の力に勝利し、あなた方を凱旋させることができる喜びの中にあります。そして旧政権と友好関係にあった国々の皆さんと、不幸な間にあった国々の皆さんに申し上げたい。私達は変わりました。しかし皆さんと私達の関係はより近くなります。友好は更なる友好となり、不幸な関係は改善され融和への道に歩みを共にできます。ユークトバニアは飛躍し、その力を平和と幸福のために捧げるでしょう!」


【ユークトバニア連邦共和国、正式に建国宣言】

共産党政権解体から新政府樹立までの準備期間を経て、本日ついに、我がユークトバニア連邦共和国は建国宣言を、世界にむけ宣布するに至った。
強固な経済基盤と、国防力が宿る我が国ユークは、これからも前進をつづけ、国民と世界のための戦いを停止することなく完遂するだろう。

正式国名/ユークトバニア連邦共和国
略称/ユーク
英表記/The Union of Yuktobanian Republics
英略/UYR

政体/共和制、連邦制
元首/セリョージャ・V・ニカノール
首都/シーニグラード


【キシュガル宣言破棄へ】

連邦政府は建国宣言後に、旧北東時の外交政策からの
転換におけるいくつかの整理事項を発表した。

○METOには加盟している、よってMETOと諸外国との条約は遵守する。
○キシュガル宣言は水夏連邦の暴挙によって有名無実化しており、連邦政府も尊重する必要性を感じていない。

として、キシュガル宣言を事実上破棄することを明確にした。
また首相の演説にもあったように、旧政府が保持していた武庫人民共和国の統治権を放棄することも発表した。

連邦政府は同時に、水夏連邦共和国との正常な関係維持は現在の時点では難しいとし、また旧政府が敵視していた大和国に対しても、評価されるべき国ではないとの見解を示した。

コンティス王国にて保護されている旧北東人民共和国の最高権力者、いわゆる「最高司令官」については、「共産党独裁の象徴であり帰国は認められない」とした上で「連邦政府が最高司令官の身柄拘束を望むことはない」とも発言した。
国内では、いまだに旧北東労働党元党員などが反政府デモを行うなど、最高司令官同志の帰国を望む声があるが、これを完全に否定するものとなった。


【ユーク/グダニスク首脳会談】

7日、ニカノール首相はグダニスク連邦自由国首都ダンツィヒを訪れ、同国の最高指導者キッベ大統領と会談した。
会談は二時間、昼食をはさんで行われ、にこやかに食事を共にする場面も見せ、両国の友好関係を世界にアピールした。
午後には大統領府で共同記者会見に臨み、ユーク/グダニスク両国の友情は揺ぎ無いものであると強調する内容の演説が両者より行われた。

以下会談の主要内容

○両国の経済、文化、軍事的交流の開拓。
○グダニスクとガルバディアの険悪な関係は、ユークとしても好ましく思わない。
平和的解決を要請し、またこれを歓迎する。
○ユークの緩やかな社会主義の維持にグダニスク側が一定の理解を示す。

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【506】Y.B.C.News 2
 Y.B.C.@ユーク  - 04/11/9(火) 1:17 -

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ユークトバニア連邦共和国に本社をもつ民間の国際報道誌です。
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【ガルバディア帝國連邦、大和攻撃へ?】

[ガルバディアの決断]

8日未明、ガルバディア帝國連邦(以下帝國連邦)が神聖大和=初音諸島連合帝国(以下大和国)に宣戦布告を行った。
同国はガルバディア帝國連邦加盟国の一つで、先月末に加盟したばかりだった。
帝國連邦側は、「新聞等情報媒体製作禁止」に違反したためと述べたが、おそらくこれは大和国のblogに掲載された内閣発表を指しているものと推測される。
このブログにおける内閣発表は、パトレイバー完全模写に代表される大和国特有の暴走を反映した内容になっており、咎式管理国がこれに激怒したとの情報も伝えられており、各方面で問題になっていた。

一方大和国は早々と無条件降伏を自国コメントにおいて表明しており(掲示板ではまだのため手続きとしてはまだ不完全)ローカルルールの束縛もあり、おそらくこのまま停戦となるが、帝國連邦が植民地規約と、そのほかの制限を、いかに大和国に要求していくかが注目されている。


[大和攻撃に際しての世界と連邦政府の対応]

この事態をうけての世界の反応は実に冷ややかだ。
大東亜危機における、現亜細亜共和国を保護しようと世界が動いた事例とは、あまりに事態が異なっているようだ。
箱庭討論委員会、箱庭解放条約機構をはじめとする主要同盟は静観する見通し。
また、過去の大和国の問題発生時から反大和活動に積極的だった水夏連邦共和国も「帝國連邦だけで十分だろう」との見解を表明した。
ユークトバニア連邦政府は、「大和国自身が招いた事態であり、我が国が関与する問題ではない」として、静観する。

ユークトバニア国際情勢研究所アグニア・イーゴリ所長は以下のようにコメントしている。
「そもそもは、反大和勢力が大和国に圧力を強めたことから、自己保身を図るために帝國連邦に加盟したにもかかわらず、今では帝國連邦をも敵にまわして、それを反大和勢力が支持するという構図になっている。大和国の味方は世界中どこを見渡しても見つけることはできない。また大和国自身が、いまだに自身の問題点に気づいていないために改善が行われない。将来的に民族の滅亡も覚悟しなければならないだろう。」


【連邦政府、社会主義条約策定】

9日、アントーシャ・ミロン連邦外務大臣は、政府として世界的な社会主義協力条約の策定をすすめていることを明らかにした。
社会主義の世界主導を目的としたキシュガル宣言と、それに基づいた社会主義同盟が水夏連邦の行動によって潰えた。
そんな中で、我が国も緩やかながら社会主義を保持する国家として、社会主義国家がお互いの有効と連帯を強めていき、互いの発展を補助しあう関係の建設は、いまだ非常に重要な課題であると認識しており、条約案を提示、推進していくこととなったのである。
条約は水夏/武庫/東グルゴニアを念頭においたものとなり、各国にこれから働きかける方針だという。

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【518】Y.B.C.News 3
 Y.B.C.@ユーク  - 04/11/11(木) 0:00 -

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【シリーズ企画/格付けランキング】

Y.B.C.社ではこの度、各分野における格付け調査を行った。
この調査結果及びランキングは本誌編集部の判断である。

[軍事力]

シリーズ第一回は、大胆にも軍事力を選択させていただいた。
不安定な国際情勢が続く中、各国は自国権益の拡大を狙ってか、侵略から自らを守る抑止力を期待して軍事力強化に努めている。
本誌は今回、「領土の防衛」と「他国への攻撃能力」の両面からアプローチをかけ、この評価付けに努力した。
また、Y.B.C.が所在するユークトバニア連邦共和国に関してはランキングから除外していることを付け加えておきたい。

□ 第一位 神聖シュミット第三帝国

世界でも有数の軍事的地位を保持しているのは、ガルバディア帝國連邦加盟国「神聖シュミット第三帝国」だ。
実質的な数値/国土形態/施設配置、全てにおいて、世界的にも優れた能力があると予想される。
まず軍事技術は302と諸外国に比べ高く、同時に防衛衛星を保有しているため、それなりのミサイル迎撃能力が期待される。
ミサイル発射数も上位の推定60発。
本土の都市は、ほぼ全域が防災都市と防衛施設の影響圏にあり、陸地以外の領海も防衛施設でカバーしようとしている点が高く評価される。
また周囲の島に人口と職場がそれなりに分散しており、長期にわたる防衛、作戦遂行能力が確保されている。
ガルバディア帝國連邦の軍事戦略の要と考えても差し支えないだろう。

□ 第二位 神聖ガルバディア帝国

言わずと知れたガルバディア帝國連邦の本国。
見た目には美しくないが、防衛戦略を念頭においた機械的国土形態をとる。
分散した小島に防災都市を配置し、念を入れ防衛施設もかなりの密度で配置されている。(部分的に防衛圏外の海域が存在)
また多くを海底都市にすることで、相手の攻撃手段を高額兵器に絞らせることができると考えられる。
ミサイル発射数は推定50。軍事衛星による衛星軌道上からの攻撃手段も確保しているが、軍事レベルから、防衛衛星は期待できない。
余談だがプロミスト大公国が、同類の国土開発をすすめており、要塞化に努力している。


□ 第三位 おっとっと国(OTTOTTO国)

鎖国政策により外部との関わりがほとんどないながら、静かに要塞建設を続けている野心国家がランクイン。
本土の防災都市の密集化と、ある程度の防衛施設圏を保持。
将来的に海底都市化がすすむ可能性が高く、防衛施設を海上にも配置しようとする意図が見受けられる。
時がたつことに強固になっていくだろう。
軍事技術は152で、防衛衛星も保有している。


軍事部門における上位三国はこのようなところである。
他にも防災都市化がかなり進んでいる国、軍事技術が高い国などが無数に存在するが、総合的判断からランクから外させていただいた。
どのへんが上記三国より劣るのかを掲載するのは、ユークトバニア連邦共和国の極秘研究資料に指定されているため、公表できないのが我々編集部としても非常に残念でならない。


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【534】Y.B.C.News 4
 Y.B.C.@ユーク  - 04/11/12(金) 22:54 -

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【シリーズ企画/格付けランキング】

Y.B.C.社ではこの度、各分野における格付け調査を行った。
この調査結果及びランキングは本誌編集部独自の見解である。


[報道物]

シリーズ第二回は、各国の妄想や対外アプローチ、時には海外の出来事を独自の視点で解説する報道物。
現代では「〜放送」「〜機関紙」「〜メディア」等が、日々各国から発行されつづけている。
本誌もその一端であることは間違いない。
最近ではブログを利用したメディアも発達しているが、今回は公式掲示板におけるものに限定して調査を行った。
また公式の場に出すものであるから、あまり自分よがりすぎてはならないとの観点で評価を行っている。


□ 第一位 AS共同通信国際紙「Atlantic」

オースチン共和国における主要メディア。
発行頻度はそれなりだが、一度の報道の中に国内と海外両方の情報を載せ、非常におもしろい内容に仕上がっている。
特に海外ニュースは、自国が関連していなくとも独自見解を述べる時が度々あって評価が高い。
逆にそれが仇になって、オースチンの国際的地位を危ういものにしているという現実もあるが、がんばって発行部数伸ばしてほしいものだ。


□ 第二位 帝國新聞

神聖ガルバディア帝国の主要メディア。
自国のことを中心的にあつかうが、実際(CGI)の国の発展度合い、国際情勢を反映した完成度の高い記事が多い。
またガルバディア帝国自身が海外からなにかと注目される国であるだけに、その意思が公式に示される帝國新聞は世界的に関心の高い報道物であることは間違いない。


□ その他の優良誌抜粋

成瀬共和国公式広報《日向》
自国中心誌。事実をもとにした程よい脳内設定で自国中心誌としてはバランスが良い。

NG政府機関紙〜グルガーニュ〜
妄想だけに走りがちだが、海外情勢を捉えた記事も存在。それなりのボリュームを維持して発行部数が多い。
 
ベバリン連邦国営放送 Vol.1
自国中心誌。少しの事実と多くの妄想。文章の完成度が非常に高い。


□ 低評価誌

社会党機関紙【グルガフト】 
東グルゴニア民主共和国のメディア。単発で妄想だけに徹する。


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【542】Y.B.C.News 5
 Y.B.C.@ユーク  - 04/11/13(土) 19:40 -

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【社会主義協力条約提示へ】

[連邦外務省記者会見]

13日、連邦外務省は新時代の社会主義諸国の友好促進と相互発展を扶助する目的で「社会主義協力条約」の詳細内容を発表した。

『世界社会主義友好協力条約』(ユーク案)
前文
締約国は、締約国人民を相互に結びつけてきたイデオロギー及び文化的結合の現実のきずなを認識し、 ローカルルールの支配に対する尊重を保持し、及び国家間の関係強化することを通じて社会主義発展と安定を促進することを切望し、 締約国間の不和や紛争の解決は、協力を破壊し又は減退させることがごとき否定的態度を避け、理性的、効果的かつ高度に融通性のある方法によつて規制さるべきことを確信し、世界平和、安定及び協調の促進には、社会主義国家及び全ての平和愛好国との協力が必要であることを信じ、次のとおり友好協力条約を締結することに厳粛に同意する。
目的
この条約は、締結国人民間の不断の平和、永遠の友好及び協力を促進することをもつて目的とし、締約国の強化、連帯及び緊密な相互関係に寄与する。
規約
(a)全ての国家の独立、主権、平等、領土保全及び国家的同一性の相互尊重
(b)全ての国家が外部から干渉、転覆又は強制されずに存在する権利を相互確認
(c)反社会主義的策動を除く事柄への相互内政不干渉
(d)平和手段による不和又は紛争の解決
(e)この条約の期限は無期限である
(f)締約国は自由にこの条約からの離脱を宣言できるが(c)の保障を受けない
(g)社会主義国家は、この条約に参加表明する自由が保障される
(h)締約国はユークトバニア連邦共和国、武庫人民共和国、トルフィノーレ民主主義共和国、四州人民共和国とする
(i)(h)は(f)及び(g)を行使する社会主義国が現れた時、速やかに改正される

また発表の中でアントーシャ・ミロン連邦外務大臣は「案の中にある(h)の国家は、現在社会主義国と考えられる国を無許可で列挙しただけであり、実際参加するかはわからない。」と発言した。


[東グルゴニアに不信感]

同記者会見では、突如帝政化を発表した東グルゴニアについても触れられた。
ミロン外務大臣は「主権国家である東グルゴニアに対して、当国の帝政化を理由に我が国が介入するのは非常識であり非平和的行為であるが、社会主義協力条約に関して前々より協議を行っていた事実があり、東グルゴニアは理解を示していた。そういうことがあるのだから、我が国に対して事前通告と説明を行うことは常識的なことであって、これを無視した東グルゴニアには大変遺憾だ。我が国との交渉をよほど軽視していたのだろうか。ユークは、国の尊厳と権益を害する国と、なにも考えず融和を図るほど愚かではない。」と、政府としての見解を述べた。


[ロジオーン大臣インタビュー]

Y.B.C.は、この度デミード・ロジオーン国防大臣に独占インタビューを行う機会に恵まれ、社会主義協力条約や、今後の防衛問題等について話を伺うことができました。


○ 社会主義協力条約の意義について国防の観点からはどうみるのか。

「私達は常に周囲に脅威となる国はないか調査し、ある場合は、そのような脅威から国民の生命と財産をまもるための準備を行わないといけないわけです。条約は必ずしも遵守されないということは歴史が証明しているところですが、少なくとも想定する負担は減りますし、浮いた国防費を国民生活にまわすこともできるのではないでしょうか。いまだ軍を暴力集団と思う方も少なからずいるようですが、私達は私達の持つ力を発揮しなければならない事態をなによりも憎みますし、起こらないように備えているのです。」

○ 社会主義による国防への影響はあるのか。

「どの国も、なにかしらのイデオロギーを持っていると思います。我が国は旧政権の名残から完全に資本主義国となる選択をせずに、社会主義をある程度残すことで混乱を避けたわけですが、この時点で、私達は自動的に反共産主義とされる国家を脅威とみなければならなくなっています。同じような境遇にある国と結託して、お互いを扶助していく関係を建設できれば、私達の負担は減ります。そのための条約提示ですね。」

○ 東グルゴニアの帝政化はどうか。

「政府は、帝政化というところよりも説明責任を放棄した姿勢に不信感を抱いています。しかし私達はその逆の考え方をします。さきほども話させていただいた扶助関係建設と反共国家の仮想敵化という両面に関係してくる問題です。私のような立場の人間としては、特定の国名を明言することはできませんが、帝政国家が反共化している現実はありますし、配慮していく必要があるのではないでしょうか。」

○ 軍の政治的運用はどうか。

「我が国は先制攻撃を放棄していません。場合によっては先手を打つ権利を有していると考えています。軍は感情的に運用されてはなりません。全ては政治的に考えられるべきです。ですから政府の判断が下った場合に、我々が柔軟に動けるよう日ごろの想定と訓練があります。私の仕事はそれを取り仕切ることで、実際の意思決定は政府が決めることです。一部議員から東グルゴニアに進出して監督するべきとの声があがっています。それを私が短角的ととらえようがとらえまいが、そうなった時のための計画を用意するだけです。」

○ 最後に今後の国防全般についてお聞かせください

「私達の考える最終的なテーマは軍縮です。しかし土台がないままの軍縮はただ危険なだけです。政治的にも軍事規模的にも世界が安定した暁には我が国は軍備を大幅に削減できるでしょう。そのために努力していきたいと思います。」


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【564】Y.B.C.News 6
 Y.B.C.@ユーク  - 04/11/19(金) 3:55 -

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【各国の首都建設】

[世界的首都建設ラッシュつづく]

ユークトバニア連邦共和国が、自国の正式コメントにおいて世界的首都建設の推奨が行われていた中、各国で首都建設が相次いだ。
上位の先進国のほとんどが首都を持つ状態であり、さらに拡大が予想されている。


[政府の反応]

アントーシャ・ミロン連邦外務大臣は、定例の記者応答で、各国の首都建設を歓迎する意向を示した。
その上でミロン大臣は、「そもそも首都のない国を主権国家として認めていた現状が異常であったかもしれない。首都のない国は自治領でしかない。そのような自治領が公に外交を行っているような現状は即座に改善されるべきだ。」と述べ、首都の無い国家に対して、ユーク政府の考えが厳しいものであることを示唆した。


【社会主義条約締結に向け前進】

[ニカノール首相、現状説明]

ユークトバニア連邦共和国国家元首セリョージャ・V・ニカノール政府首相は、ユーク政府が推進していた社会主義友好協力条約が、ほぼ原案のまま締結される見込みであることを明らかにした。
これは18日の連邦議会で、ニカノール首相が条約の締結交渉の現状説明を行ったもので、ユーク政府が締結交渉を行っていた「トルフィノーレ民主主義共和国」「武庫人民共和国」「四州人民共和国」の3ヶ国が全てが、ほぼ合意の意をユーク側に伝えたと発言した。
この中で武庫人民共和国だけが「反社会主義国を考慮する必要がある」として、参加条件の緩和を意見しているが、ユーク政府としては、これ以上の緩和は既に社会主義の協力条約ではなくなり、反社会主義への対応や、連帯性を弱体化させる要因になるとして、説得を行っているとのことだ。


【HakoniwaCup900開幕中】

首都シーニグラード郊外のノヴェンバー多目的スタジアムにおいて、世界的スポーツの祭典HC900が開催されており、決勝リーグに世界の注目が集まっている。
ユークトバニアは、新体制をアピールするために、建国時からHCの開催地候補に名乗りを上げており、今回はスタジアム施設の最新鋭設備と、元祖スポーツ大国としての経験が評価され、見事開催地に指定されたのである。
ユーク代表は好成績で決勝リーグに駒を進めたが、エクスルージュ代表に準々決勝で敗退している。
新体制以後、はじめての大会参加であるが、20ヵ国が参加する最大規模の大会である中、決勝リーグに進出した功績と経験は、次回への大きな糧となるだろう。


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【567】Y.B.C.News 7
 Y.B.C.@ユーク  - 04/11/20(土) 1:03 -

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【ユーク、METO離脱へ】

[連邦外務省記者会見]

ユークトバニア連邦共和国は、今日正式に箱庭解放条約機構(METO)からの脱退を決定し、これをMETO当局に通達した。
アントーシャ・ミロン連邦外務大臣は、これに先立ち緊急の記者会見を行い、この中でMETO脱退にいたる政府の方針を説明した。
連邦政府は、以前からMETOの安全保障基盤の弱体化を指摘していた。
現状では、ユークがMETO全体の安全保障を大きく負担しており、ユーク自身の防衛利益はさほど生じていない。
よって、「戸長国」及び「亜細亜共和国」の安全を更に強固なものにする目的もあって、独自に箱庭討論委員会(HTI)に対して、METOとの更なる関係強化、すなわち合併交渉を進めていた。
HTI側との交渉は比較的順調にすすんでいたが、とうのMETO加盟国「戸長国」「亜細亜共和国」がこれに理解を示さず、ユークがいない隙をついてHTI側に一方的に合併の白紙撤回を通達した。
二国のこの行動は、連邦政府の理解範囲を超えるものであり、よって「戸長国」「亜細亜共和国」の安全保障問題について、これ以上ユークが配慮する必要がないとの結論に達し、この度のMETO脱退となった。

[今後の安全保障]

ミロン外務大臣は、METO脱退後の安全保障について、非同盟/有条約政策を推進し、自国の判断がより適応される国防体制を築くことに努力すると述べた。
また同時に、ガルバディア側がユークとの国交正常化交渉締結を宣言したことに関しては、そもそも交渉自体が行われていないのでまったく関知しておらず、影響はまったくないとの立場を明確にしたが、ガルバディアとの関係構築は連邦政府の大きなテーマのひとつだとして、なんらかの友好的アプローチを行う可能性を示唆した。


【神聖ザ・リヴィングデッド帝国で腐海拡大】

19日、神聖ザ・リヴィングデッド帝国において腐海の拡大が観測され、当国に大きな被害をもたらしいている。
ガルバディア帝國連邦当局の資金支援もあり、核ミサイル等での駆除作業がつづいている。
腐海によって、最近では神聖シュミット第三帝国においても多大な被害がでたことは記憶に新しい。
ガルバディア帝國連邦は怪獣とその二次災害によって大きなダメージをうけていることはまず間違いない。


【プロミスト大公国においてミサイル事故】

西グルゴニア誌、グルガーニュにて連日報道されているプロミスト大公国の国民大量虐殺だが、予定の軍事演習地をはずしたミサイルが、一般市街地に炸裂し、未曾有の大惨事となっている。
これによってプロミストは、公国軍の統制力の低さを世界に露呈したといっても過言ではない。
そのような国が、軍事演習をつづけて身に余る軍備を保持することは、世界的不安材料となりえるのではないだろうか。


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【575】Y.B.C.News 8
 Y.B.C.@ユーク  - 04/11/21(日) 12:37 -

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【首都なし自治領の波紋】

[各国で反ユーク機運]

現在、ユークトバニア連邦共和国に対しての批判が強まっている。
主に19日のアントーシャ・ミロン連邦外務大臣の発した「首都なし自治領」発言が起因しているとみて間違いなく、既に東グルゴニア/四州及び神聖ガルバディア帝国などが遺憾の意を伝えている。
METO脱退間もない中、国内でも政府への批判が増大しており、ミロン外務大臣当人はもちろん、元首であるニカノール首相には説明責任があるだろう。

[冷やかな連邦外務省]

批判が強まる一方、ユークの連邦外務省は、特に特別の記者会見を行う予定はないとして、表立って今回の件についての説明を行わない姿勢を示した。
定例の記者応答にミロン大臣は現れず、外務省の高官が記者の質問に対応するにとどまっている。
首都なし自治領発言に対しての政府の考えについて、外務省高官は次のように答えた。
「主権国家なら首都があるのはあたりまえだ。そもそもあのミロン大臣の話の中で、「首都ない国は自治領である」という部分は本質ではない。発展途上にあるにも関わらず、自らの国際的立場を弁えず外交を行う国に対しての比喩であったのではないか。没した大和国などがよい例だ。かの国は、建国から500ターン以上たっていたにもかかわらず、最下位から二つほど上の順位に甘んじるという到底理解できない向上心なき開発を行い続け、そのくせに公で内政のニュースを大々的に展開していた。それを愚かとはおもわないのか。今回のことで我が国を批判している諸外国については、その大多数が途上国であり、栄えあるユークがそのような国の発言に惑わされる必要など無い。ミロン大臣も苦笑している。」


【ユーク/ガルバディア問題】

いまだ国交がなく静かな対立関係がつづくユーク/ガルバディア両大国だが、21日にユーク政府首相ニカノールが、自身の考えを外務官を経由してガルバディア政府に直接伝えていたことがわかった。
これに対してガルバディア側は、カザリナ外務大臣を通して、社会主義政策及び首都なし自治領発言に不快感を示しており、早急な関係改善は不可能との返答をよこしている。
ユーク政府は対ガルバディア外交に関しての公式見解を示していない。


【社会主義政策の破綻】

北東解体以後、ユーク政府は社会主義経済から市場経済化への移行は大きな混乱を伴うとして、緩やかな社会主義を維持していくことを明言している。
これは経済システムに社会主義の名残をのこすものに止まるとの考えが一般的であった。
しかし、社会主義協力条約など外交面でも社会主義を露にした事に関して動揺が広がっている。
連邦議会の議席の四分の一を確保している大野党、国民労働党(北東労働党の後身)の発言力が増大していることも原因として挙げられるが、ユークは極めて不安定な理念のもとに外交をすすめていると判断せざるを得ない。
またこの社会主義条約にしても、他の社会主義国からみたユークの社会主義への不信感から締結が危ぶまれるといった状態だ。
国家としての一貫性がユークに求められている。


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【599】Y.B.C.News 9
 Y.B.C.@ユーク  - 04/11/23(火) 10:49 -

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【グルゴニアに暗雲】

[西グルゴニア ガルバディアに無条件降伏]

虚偽の報道とそれに伴う誠意ある謝罪と賠償がなかったとして、ガルバディアから宣戦布告をうけていた西グルゴニアは23日、ガルバディアに対して無条件降伏を表明した。
これに伴い西グルゴニアは帝國領西グルゴニア地方國となり、今後ガルバディアによる武装解除が予定されている。


[ユーク 東グルゴニアに不快感]

23日、ユーク連邦外務省は東グルゴニアに対する談話を発表した。
この中でユーク政府は、東グルゴニアの大国姿勢を批判している。
当国は、ガルバディア帝國に対して国交断絶を一方的に通達したが、本来このような行為は途上国がとる方策ではなく、むしろガルバディア側が行って利のあるものであるとの見解を示し、極度の発展途上にある東グルゴニアが国際社会でなにを言おうが、それは自身の首をしめているだけと指摘した。


【ミロン外務大臣 特別記者会見】

ガルバディア/西グルゴニア紛争の影響もあり、自身の発言に対しての弁明会見はしないものとしていたミロン外務大臣が、融和主義でしられるニカノール首相の要請があったため、今日特別記者会見に臨むこととなった。
ミロン外務大臣は、記者会見のはじまりを高官が告げると、まず立ち上がり「まずは私の発言でユークや諸外国に対して良くない影響を与えたことに謝罪する」と述べた。
以下会見の録音抜粋。
「元首ニカノールの要請でこのような場を設けることになったが、私の考えはかわっていない。首都のない国など自治領に等しいとの私の言葉は、発展途上にあるにも関わらず、自らの国際的立場を弁えず外交を行う国に対しての比喩として使用した。四州や東グルゴニア等がそれにあたる。西グルゴニアやガルバディアが私を批判しているのは、私の言葉を一面からしか捉える事ができなかったからにすぎません。ですからガルバディアの主張する帝國連邦加盟国への侮辱などということはありえませんし、私のような立場にあるものが、そのようなことを意図して物事を言うでしょうか?しかし、結果的にそのような捉え方をする国が多かったのは残念なことであり、私の表現が不適切だったということは間違いない。そこは改めて謝罪したい。しかし根本の考えはかわらない。問題は首都があるかどうかではないのだ。諸外国、特にガルバディア政府にはよく理解してほしいものだ。」


【ユークへの侵略意図露呈】

23日付の帝國新聞の六面において、帝國連邦の対外強行派がユーク進軍を唱えているとの記事が掲載された。
このようにユークに対しての武力行使の可能性が明言されたのははじめて。
ユーク元首ニカノール首相は「かの国の天皇とハンナヴァルト首相は優秀な指導者です。他の帝國連邦の加盟国よりも優れた判断能力があり、報じられている対外強行派の意思を形にして実現しようと動く人ではないと私は知っています。」とのコメントをだした。
連邦国防省では、帝國新聞の記事をうけて、対外情報の収集をより活発化させている。


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【607】Y.B.C.News 10
 Y.B.C.@ユーク  - 04/11/24(水) 20:56 -

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【ガルバディア 東西グルゴニアを占領へ】

[東グルゴニア 無条件降伏へ]

ガルバディアの西グルゴニアへの武力行使を批判し、一方的に国交断絶を宣言した後に、自国コメントにおいて強硬な発言を繰り返していた東グルゴニアに対し、23日、ガルバディア帝國連邦が宣戦布告した。
東グルゴニアは宣戦布告の受理を表明し、抵抗する構えをみせていたが、24日、攻撃が実施可能ターンにならないうちに無条件降伏を表明した。
これにより東西グルゴニアはガルバディア領となることが予想され、植民地としての統一をみるという皮肉な結果におわった。


[戸長国動かず 条約を黙殺]

今回の東グルゴニア占領に関してひとつの疑問が問題視されている。
戸長国は、今月11日、ユークトバニア連邦共和国/亜細亜共和国代表が見守る中、METO本部に訪れた東グルゴニア特権大使と相互防衛条約に調印している。
これは戸長国自らが東グルゴニアに提案した条約であり、当時METOのユークが反対の意向を示していたが、戸長国の意思が固く、これを尊重して最終的に承認している。
そして条約締結から一月たたないうちに、東グルゴニアはガルバディアに宣戦布告された。
戸長国国主「成田昌長」氏は以下のように公式見解をブログにて示している。

「えーっと、あれって確か発効前ですよね?METO本部で調印して、後は国際会議場に発表だけだったが、発表しないで今の事態になったような・・・まあ、いずれにしろ、今回は中立を選ばしてもらいます。ガルバディアにも支援しませんし東グルゴニアにも支援しません。これで良いですね? ・・・では」

またY.B.C.独自のインタビューに対して、「条約にある軍事的援助を発動するために必要な状況がどのようなものかはっきりしない」と、この条約の提案国自らが否定するという状況にある。
戸長国はMETOの実質的代表国として、新生METOを掲げている。
今後のMETOの強化等に課題がある一方で、このような国際的失態は、国家の威信と信用を著しく低下させている。


【ランゴバルト王国 開国へ】

旧OTTOTTO国として完全な鎖国政策を遂行し、外部との接触を最小限におさえて国土の開発を進めてきたランゴバルト王国が、節目となる1000ターンを機に開国することを宣言した。
ランゴバルト王国は、旧世界で活躍した大国であり、眠れる獅子の復活ではとユーク国内でも話題になっている。
旧世界ではLPCなる平和同盟を成立させ、外交面で一定の成果をあげた。
その後、今も完全には払拭されずに人々の記憶に焼きついた長きにわたるルソー問題の当事国のひとつとも、被害国ともいわれるままにして世界は終焉を迎えている。
ランゴバルト王国がいかなる外交方針をもっているのか、注目が集まっている。


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【619】Y.B.C.News 11
 Y.B.C.@ユーク  - 04/11/29(月) 1:23 -

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【軍拡の世界】

[軍事優先国家の拡大]

ユークトバニア連邦国防省は、国内外の軍事関係の近況を国民向けに報告することを目的として年に二度発行することに決まった「国防白書」内において、現在、多くの国々が軍事優先国家であると指摘した。
新興国が、まず軍拡にはしる傾向が強いことや、現箱国際連盟(GUN)が全加盟国の軍事増強計画を推進していることなどを根拠としてあげている。
またプロミスト、戸長、ベバリン等の国家に見られる、自国民を軍事標的にする非道な軍事演習の実態についてもふれ、このような人権侵害は即刻改善されるべきであり、国際社会が団結して訴えていく必要があるとし、外交面にも踏み込んだ指摘がなされている。
国防省が外交姿勢に関することを公に指摘するのは異例であり、政府と外務省の対応が注目される。


[ユーク連邦国防軍の新体制案]

上記「国防白書」には、ユーク国防軍の編成計画も、一般公開できる範囲で限定的に開示されている。

○ミサイル兵器の発射数を推定100基に拡大
○海軍駆逐艦は常時六隻を維持。
○軍事技術における世界最高水準の確立

結果的に軍備増強となるが、国防白書ではこのようなユークの軍備増強は、METO脱退以後、相互防衛関係を結ぶ国家がないことなどで、国防を自国の力で完結させる必要に迫られている現状では当然の処置であるということを強調し、威嚇的な軍備増強にはしる諸外国との違いを明確にしている。


[ミロン外相 非人権国家を批判]

首都なし自治領発言など、ミロン節がたえずに政府からも批判の声が多いユーク外相のアントーシャ・ミロン外務大臣だが、定例の記者応答における記者から、国防省の発行した「国防白書」についての質問に以下のような返答をおこなった。

「国防省の問題提起は至極自然なことだ。人権を蔑ろにした殺人国家を放置することは許されない。特にプロミスト公国が国家ぐるみで行っている大量虐殺は卑劣だ。かの国は、最近のミサイル誤射で露呈されたように軍の運用能力が極めて低い国だが、なお自国民を標的とした軍事演習を頻繁に行い、軍拡を進めている。これがどれだけ危険なことか、常識を持つものならすぐ理解できるだろう。」

いささか興奮気味にそう語るミロン外相だったが、高官が時間の都合を理由に突如記者応答を切り上げたことで、それ以上の質問はできずに終了した。


【西グルゴニア ガルバトス元大統領の行方】

[いまだ遺体発見ならず]

ガルバディアの武装解除作戦により被災し死亡が報道された旧西グルゴニア連邦の大統領ガルバトス氏の遺体が、いまだ発見されていないことがわかった。
ガルバトス氏は、西グルゴニアの無条件降伏後もガルバディア側の指示によって総督職に任命されていたが、24日に死亡が報道されている。
しかし報道からもうすぐ一週間になる現在でも遺体が発見されないなど、死亡していると断定できる証拠はなにもないのではないかという指摘が有力になりはじめた。
西グルゴニアの指導者として、それなりに成果をあげていたガルバトス氏だけに、生還説を信じる西グルゴニア国民もいまだ多く存在するようだ。


[北東最高司令官が声明]

コンティス王国にて保護をうけている旧北東人民共和国の最高司令官が、ガルバトス元大統領の安否を気遣う声明を発表した。
旧北東人民共和国の共産党政府は、過去にルソー(西グルゴニア)復帰を支援していたが、これは最高司令官の意思によるものであっただけに、今回のわざわざの声明も西グルゴニアを思う最高司令官個人の考えによるものなのだろう。
声明で最高司令官は以下のように述べている。

「私は、外部の帝国主義と政府内部に潜伏していた反動的な修正主義者たちによって祖国から引き離されました。その結果、栄華を極めた偉大なる社会主義祖国である太陽北東は潰え、いまでは傀儡ユークによって資本主義者たちの手下に成り下がり、多くの人民達を苦しめています。私の健在が、このように公開されていることは、奇跡としかいいようがありません。本来ならば私は知らぬところで殺され、なにかしらの歪曲的報道で不名誉に名を消されたでしょう。西グルゴニアのガルバトス大統領は、帝国主義侵略者達の陰謀で私のようにどこかに幽閉されているだけかもしれません。グルゴニア人民のみなさん。どうか希望を捨てず、新しい国のためにできることをしようではありませんか。我が太陽北東も、水夏帝国主義者達に蹂躙され、灰になった土地から再起をはたしたのです。人民こそが国家の命であり、支配階級を打ち滅ぼすことができるのです!」


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【643】Y.B.C.News 12
 Y.B.C.@ユーク  - 04/12/5(日) 23:28 -

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【ガルバディア帝國連邦圏の拡大】

[ガルバディア配下国の増大]

ユーク連邦外務省は談話で、増大傾向にあったガルバディア帝國連邦を中心とした勢力圏に属する国が10ヵ国を超えたことを発表した。
帝國連邦による本国に直結した国家が6ヵ国、植民地等が2ヶ国、緊密な同盟関係を持つのが2ヶ国となっている。
注目すべき点は、古来からのガルバディア諸国とは違う先進国等がガルバディアと同盟関係をもつことだろう。
連邦外務省は、成瀬及びランゴバルトが、安全保障を超えた自己権益の拡大を狙ってガルバディアと同盟関係にあるのは明確だと指摘している。

[自由主義先進国家による合議体創設に意欲]

ガルバディア圏の拡大にともない、自由主義国家の連帯がすすんでいる。
これは同日にミロン外相が記者応答で明らかにした。

「独裁国家の支配圏が拡大する一方で、我々善良なる自由主義国家の権益が犯されつつあるのも事実である。そして現在、自由主義先進国による連帯が強まっている。近いうちに概要が発表できる段階に達するだろう。おそらく同盟を超えた先進国による合議の枠組みだろう。最近ではMETOが親ガルバディア化していると聞く。友好関係の構築は大いに結構だが、我が国が何を理由にMETOを脱退しなければならなくなったのかを考えれば、非常に無責任な方針だと言わざるをえない。東グルゴニアの件で、METO主導国である戸長国の無責任ぶりは世界にしれわたっているが、これもその一例だ。我が国をとことん馬鹿にしている。戸長国に連邦政府はしかるべき処置を発動すべきだと私は考えているし、それを政府にも伝えている最中だ。元首ニカノールは穏健だが、私は国益を犯されてもなお平和を選ぶべきとは思わんね」


【東グルゴニア 帝政復活へ】

ガルバディア帝國連邦の占領下にあった東グルゴニアが、帝政化を条件に主権が回復した。
ローカル上の完全独立はまだであるが、開発権が大きく自由化されたのが特徴だ。
完全独立後、東グルゴニアがガルバディア圏の国家となりつづけるのか注目が集まる中、専門家からは、確認不足による人民共和国化が一瞬みられただけに、独立後は帝政とは別の道を歩みたい考えも大きくあったと考えられるが、ガルバディアの圧力によってはかなわない可能性もある、との分析がなされている。


【亜細亜共和国 「大東亜危機」否定】

5日、亜細亜共和国首相パブロ・ヤルニ氏が、「大東亜危機」の呼称は間違いであるとの見解を発表した。
大東亜危機とは、いわゆるガルバディア帝國連邦が大東亜国(現亜細亜共和国)に対しての武力侵攻を背景として、METO/HTIを中心とした国家が(GUNも水面下で関与)大東亜の保護に踏み切ったことによって世界大戦勃発寸前の危機的状況が発生し、ガルバディアとMETO双方の緊急会談によって互いが譲歩した一連の事件をいう。
この事件は、歴史的意義が非常に大きく、長い歴史をもつ現箱における世界の進歩を象徴した出来事だった。
パブロ首相は、「戦争は始まっていたのだから危機というのは、おかしい」と述べているが、国際情勢研究所アグニア・イーゴリ所長は以下のようにコメントしている。
「大東亜危機が発生した本質は、新世界における各陣営の勢力拡大競争における対立が表面化したことだ。大国のエゴで世界大戦の危機が起こったのであって、大東亜自身の被害というものは問題ではない。大東亜危機の当事者は、その名に反して大東亜ではなく、小国を振りまわした大国達なのだ。」


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【703】Y.B.C.News 13
 Y.B.C.@ユーク  - 04/12/16(木) 21:59 -

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【東グルゴニア独立へ】

ガルバディア帝国連邦による占領政策がつづいていた東グルゴニアが正式に独立した。
国号を新たにファフェド国とし、ガルバディアへの残留の意思がないことを明確にした。
帝国連邦に残留せず自主独立の道を選択したのはグルゴニア合衆国に続き2国めだ。
これが現在統治下にある大和と四州に影響を与える可能性もある。
今後ガルバディア側の対応に注目が集まるだろう。


【ベバリン代表 堂々の優勝】

成瀬共和国で開催されていたHakoniwa Cup1100における優勝国はベバリン連邦共和国代表となった。
驚異的な急速発展を成し遂げ、先進国となったベバリンを象徴するかのような輝かしい優勝であるといえるだろう。
最近では四州紛争に関する見解をコメントでみせるなど、外交活動も活発化させつつある。
ベバリンが世界的役割を担う大国となる日もそう遠くないのかもしれない。


【ユーク連邦 発射数100超える】

ユークトバニア連邦共和国の連邦国防省は、正式にミサイル発射能力が100以上に到達したことを明らかにした。
同盟に属さず、条約を重要視する政策をすすめてきたユーク連邦だが、ガルバディアとの不可侵交渉の難航に加え、同国の対ユーク政策への危機感を反映した国防政策の大綱であった「発射数100以上」「軍事技術力の世界最高水準化」の片方を達成した形となる。
連邦国防省は、軍事技術についても近いうちに達成できる段階にあると明言した。


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【711】Y.B.C.News 14
 Y.B.C.@ユーク  - 04/12/18(土) 16:19 -

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【ユーク連邦議会選挙 特集記事】

[連邦議会選挙公布へ]

ユークトバニア連邦共和国における最高決議機関である連邦議会の議員選挙が公布された。
連邦議会は一院制であるため、今後しばらくのユーク連邦の国家方針を決定付ける重大な選挙となる。


[取り巻く環境]

ユークトバニア連邦共和国を取り巻く環境は極めて切迫しているという。
特にガルバディア帝国連邦との関係悪化はユークにとって大きな脅威になっていると同国外務大臣は指摘する。

アントーシャ・ミロン外相
「我がユーク連邦にとって、ガルバディア帝国連邦は大きな脅威であると断言せざるを得ない。あらゆる分野でその脅威は増大している。彼らは、我々が平和的な話し合いでお互いの信頼関係を構築しようと努力しているにもかかわらず、我々の穏健な態度につけこみ、あろうことか軍事的圧力を加え我々の権益を極端に萎縮させようと画策している。それにやむなくして、不本意にも国防費を増大させる結果となり、大きな経済的負担となっているのは全国民が知るところだが、彼らは自分たちのことを棚にあげ、我々の軍備増強を脅威だなどと、まったく筋違いのm・・(慌てた外務省関係者によって強制中略)・・ということから、一刻を争う事態であるということを、国民もよくわかっているだろうから、いかにこうした事態の打開にむけた具体性を示せるかが選挙の勝敗をわけると思っている」


[二大政党による一騎打ち]

選挙にむけ各党の動きが活発化している。
現首相ニカノール率いる与党ユーク自由党は苦しい立場にあり、世論調査では野党支持が圧倒的だ。
最大野党の国民労働党は、少数野党のユーク民権党、平和党などを吸収し、ユークトバニア中央党として再編されることが既に発表されている。


[選挙公約の違い]

経済的に裕福なユーク国民の関心は専ら外政についてだ。
ガルバディアを無視できない国際情勢が構築された現在、それと対立することになってしまった国の国民として、この選挙では外交政策を評価して票を投じることとなる。
苦しい立場に立たされる自由党は、軍備増強と対話重視という現在の政策維持を掲げており、万が一を考えながらも平和路線を強調している。
これに対し中央党は、対話と増強では相手に矛盾したメッセージを送り続けていると自由党を批判した上で、軍備増強と同時に新たな防衛関係国の模索を視野にいれるとしている。
また注目すべき点は、北東労働党の後身である国民労働党が主体となった中央党では、依然として旧北東の最高司令官の帰国を主張する立場を変えていないということだ。
中央党が政権を掌握すれば、コンティス王国政府に最高司令官の帰国を要求する可能性が高い。
それは即ち北東解体を否定することになりかねない。
はたしてユーク連邦はどこに向かうのだろうか。


【ガルバディア帝国連邦 ユーク批判強める】

リストリア皇国のガルバディア加盟報道をうけたユーク外務官の発言に、ガルバディア側が<憤りを感じる>と18日発行の帝國新聞の紙面で表明した。
これに関してユーク連邦のミロン外相は以下のようにコメントしている。

「かつて、いまでは残念ながら国交が途絶えた成瀬共和国との親善運動の一環として、両国が共同してリストニア皇国の発展に寄与したという過去がある。それを知っていて帝国政府が今回のような見解をもったとは思えない。自分達の軍拡を正当化するために仕組まれたものじゃないのか?我々は不可侵の締結を主張しており、ガルバディアが一方的に断っているという事実はかわらん」


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【729】Y.B.C.News 15
 Y.B.C.@ユーク  - 04/12/20(月) 22:55 -

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【ファフェド国 独立問題】

[独立を強調]

ガルバディア帝国連邦からの脱退を表明し、独立したファフェド国をガルバディア側が傀儡政権として批判していた問題で、ファフェド政府は19日の国営放送で「我が国は正式な独立国家」と明言した。
同時に国教が自由であることを主張し、ガルバディア神教に追従しないことを明確にした。

[ガルバディア 武力行使へ]

ファフェドをあくまで傀儡政権と位置づけたガルバディア帝国連邦は20日、同胞救出を名目にファフェド国に宣戦布告した。
これを「グルゴニア解放戦争」と呼称し、侵略や再占領でないことを強調している。

[グダニスク ファフェド承認へ]

ファフェド国が独立宣言(掲示板では何故かすぐ消された)をおこなって以降、グダニスク連邦自由国はフェファドの政体が君主制であることを理由に、主権国家として承認しないという立場を示した。
これは17日付のグダニスクジャーナルで発表されたもので、この中でグダニスク政府は「議会の立法権を廃するなどガルバディア連邦加盟時代より非民主的な政体を採用している以上、新政府を認めることは出来ない」と政府公式の発言として掲載し、ガルバディア側は、このグダニスク政府の対応に歓迎の意を表している。
しかし本日未明、ファフェド国が国教の指定取り消しと国家民主議会の設置を表明したことによって、すぐさまグダニスク政府はファフェド国を主権国家として承認した。
このファフェド国の内政改革は、土壇場で少しでもガルバディアの影響を削ごうとする緊急処置である可能性が高い。
これについてユークトバニア連邦外務省の職員に話しを伺った。
「大国に承認してもらうことは、途上国が開発をすすめていくうえで必要不可欠なことです。かといってファフェドのように政体を軽はずみに変えると、情勢変化によってはいくらでも変化していく、いわゆる国家としての統一性がないと判断され、相手にされなくなります。グダニスクも承認こそしましたが、ある意味でファフェドに対する不信感は生まれたはずです。そのような国は将来的に発展しても、国際社会で下級国家の烙印を押されるわけです」


【ガルバディア帝国連邦 ユーク連邦に謝罪賠償要求】

[命運にぎる新政権]

リストニア皇国のガルバディア帝国連邦加盟に対し、ユーク連邦の外務官が苦言を呈したことを暴言とした問題で、今日ガルバディア側が正式にユーク連邦に対して謝罪と50000億Luの賠償を求めた。
現在ユーク国内では、今後しばらくの国家方針に直接関係する連邦議会選挙が行われており、公式には対応できないとして21日以降に返答することをガルバディア政府に伝えた。
かねてより緊張状態の続く両国関係の山を迎えているとユークの政府高官は語る。
「我が国が戦争を望むはずがない。しかし我々は途上国ではないので、なにふりかまわず回避しようと国権を捨てることはしない。現在これに関係する外務省関係者に事情聴取を行っており、その結果もふまえ、今回の選挙で政権を掌握したものの決断に委ねられる」

[ガルバディア 攻撃交渉はじめる?]

ユーク連邦国防省は20日、第三国から、ガルバディアがユーク攻撃にむけた外交交渉をすでに始めているとの通報をうけたことを明らかにした。
国防省は、現在ガルバディア側が要求する謝罪と賠償が、平和解決とは別次元のものである可能性が高いとの見解を示し、現在の政府に対して謝罪慎重論を提言している。

デミード・ロジオーン国防大臣は以下のようにコメントした。
「ガルバディアが既に攻撃を決断しているとすれば、それは平和意思をもたない侵略国であることを意味します。それならば謝罪と賠償など意味はなさないのではないでしょうか。ガルバディアが自国を平和を愛する国と称するならば、その意思を明確に示してほしいと思っています」

国防省は、情報分析の結果、ガルバディアと開戦すれば戦争は長期間に及び、戦後は戦勝側の統治権が発生せず、両国が衰退するだけで終わるだろうと最終結果報告をまとめている。


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【739】Y.B.C.News 16
 Y.B.C.@ユーク  - 04/12/22(水) 21:57 -

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【ユークトバニア連邦 選挙結果】

[自由党辛くも勝利]

ユーク連邦で行われていた連邦議会選挙の結果が発表された。
定員の450名中232議席を抑えた自由党は、辛くも政権を維持した。
中央党は目標の政権掌握とはならなかったが、209議席を獲得し、大躍進をはたした。
他9席は少規模政党及び無所属が確保した。
自由党代表のニカノール氏が首相として再任される見通し。
また同時に閣僚の発表も行われ、ほとんどの大臣が留任した。
しかし国内外から人気の高い(?)アントーシャ・ミロン氏は指名されず、新外務大臣として、今期閣僚の中で唯一の女性である、民間出のセラフィマ・ライーサが指名された。
各閣僚の初心表明においてライーサ外相は「ミロン元外相の後ですので、なにぶん緊張しますが、元首ニカノールの融和政策を支えていく所存です」と延べ、任期中にニカノール首相を批判することもあったミロン氏との、方向性の違いを明確に示した形だ。

一方、こちらも民間出のため、私人にもどったミロン氏は、我がY.B.C.に以下のようなコメントをよせた。
「ニカノールが私を指名しなかったのは、私が真の愛国者だからだ。彼の融和路線はユークを奴隷化するものである。まぁみていればいい。後任のライーサ君には是非がんばってほしいものだね」

ミロン元外相については、最後までガルバディアへの謝罪を拒んでいたということも伝えられており、ニカノール首相の融和政策を強化するにあたって妥当な人選であったと評される一方、強行派といわれながら、強いユークの象徴として国民からの支持が厚かったミロン氏だけに、国民の反発も大きなものとなっている。、


[中央党 善戦するも政権掌握ならず]

22日、中央党は記者会見をひらき、政権奪還を実現できなかったことを有権者に謝罪する一方、躍進によって発言力の増大が見込まれることを強調し、いっそうの活動強化を図る方針を説明した。
中央党は、自由党がガルバディア外交において、国益を廃した妥協をしないよう自由党に求めている。


[ガルバディア謝罪賠償問題]

今期の初閣議では、まず最初にガルバディアが求める謝罪賠償問題が主な議題となった。
閣議の後、ニカノール首相は記者に対して「ミロン君が主導していた外務省の職員の発言だったわけだが、不適切なものと我が国としても認めることが当然と判断した。近いうちに公式に謝罪については発表させてもらう予定だ」と述べ、謝罪を行う方向で調整していることを明らかにした。


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【747】◆ユークトバニア中央党機関紙「探求」 0...
 中央党@ユーク  - 04/12/24(金) 16:59 -

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   ◆ユークトバニア中央党機関紙「探求」
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 2004年12月24日号


◆「ガルバディアに謝罪」

 ニカノール首相は23日、リストニア皇国の帝国連邦加盟に関しての、我がユークトバニア連邦外務省の発言が不適切であったと認め、正式にガルバディア側に謝意を表した。新内閣の発足に伴い、ニカノール首相の融和路線を内外に強くアピールしている。

 先日の選挙で、辛くも政権を維持したニカノール首相率いる自由党は、METO離脱以後、一国主義に陥りつつあるユークトバニアが、諸外国と関係改善及び関係強化するにあたって、その融和路線が最善の道であると鼻息を荒くしている。しかし我々中央党は、自由党の融和政策が、諸外国、とりわけガルバディアの膨張主義、策謀主義を増長させることを危惧し、注意を促してきた。ユークトバニア国民は、彼ら自由党の妄想主義から抜け出しつつあり、それは選挙の結果にも大きく現れている。彼らが、その無策ぶりを発揮しつづけ、我々がユークトバニアを正しき道に歩ませようと努力する限り、次回選挙において、我々中央党が国民の大きな支持をうけるのは間違いないであろう。


◆「G6としてのユークトバニア」

 22日、自由先進国代表会議が発足し、大国間の意見交換が活発化することが期待されている。これには当然のことながら、世界有数の国力を保持し、G6となった我がユークトバニアも参加権を保有しており、積極的に会議に参加している。既に会合の成果として、現在ガルバディアが武力進攻を行っているファフェド国の問題について、平和的解決を望むとする6ヶ国共同声明を発表するに至っている。


◆「軍事政策について」

 現在、我がユークトバニア軍は、一国としては世界最大の規模を誇っており、いかなる侵略勢力も駆逐しうる現代的装備を完備するに至っている。しかし現在、自由党内で軍縮を提起する一部勢力が政治工作を開始している。軍事施設が土地を圧迫し、更なる経済発展の障害となっていると主張する彼らは、現在我が国がおかれている立場を意図的に無視し、亡国化しようとしていることは明確だ。我々として信頼できる同盟国を作り、情勢が安定化しないかぎり、軍縮を口にすることは許されない。それが国の責任であり、自由党政権がその責任を果たさないのならば、必ずやその代償は国民の血で補われることとなるだろう。
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【768】Y.B.C.News 17
 Y.B.C.@ユーク  - 04/12/29(水) 0:52 -

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【ファフェド占領へ】

ガルバディア帝国連邦からの独立を目指して抗戦していたファフェド国のリミッターが発動し、ガルバディアによる占領が行われることとなった。
グダニスク連邦の調べによると、統治期間は185ターン前後とみられている。
ファフェド国は、主権の殆どを帝国軍の占領によって接収されるが、抗戦をつづけた独立勢力の抵抗によって(占領地であるため自主性はないとはいえ)対外的な広報活動(外交交渉)を行うことができることとなる。
ガルバディア側は、ガルバディア崇拝教育の徹底とグルガン系でも特にその血が濃いものを逮捕し本国に送還するよう求めているが、現地の抵抗勢力はこれを拒否するとした声明を発表している。
最近の国際法(ローカル)改正によって、一部施設への攻撃が認可されたこともあり、帝国軍による掃討作戦があるのではないかという見方が有力だ。

【シュミット帝国内部でクーデターか】

神聖シュミット第三帝国内部で内戦が勃発したことが明らかになった。
これは27日付けのシュミット新聞において明らかになったもので、同国の若手将校の指揮する一部軍隊と、一部一般市民による反乱であると報じられている。
反乱の原因は明らかになっていないが、ガルバディア本国との関係にも影響があるとの報道から推測するに、ガルバディア第一主義政策を推進していたシュミット政府に何らかの不満が爆発したものではないかと考えられる。
シュミット帝国は、帝国連邦の軍事的要であり、構成国としては大きな発言権をもつと目されていた国だけに、同国の情勢に世界が注目している。


【ユーク/ガルバディア 2国間協議実現へ】

ユークトバニア連邦外務省は、これまでユーク側が強く求めていたガルバディアとの2国間協議が実現する見通しであることを、28日の定定例記者応答の場で発表した。
これはライーサ外相が直接記者に明らかにしたもので、協議実現の意義を以下のように語った。
「まず国民の皆様には、この協議の実現は自由党政権であったからこそのものであることを強調したいと思います。もし前回選挙で中央党が勝っていれば、彼らは即座にガルバディアとの対話路線を打ち切っていたことでしょう。これは私達の推進する融和路線が成功のうちに終わるための第一歩です」
融和政策の成功を強く強調したライーサ外相だが、中央党及び国民の多くは冷やかな反応を露にしている。
自由党支持の国民の大多数は、ガルバディアとの対話について「いまさら」感を拭うことができないとアンケート結果には出ているし、中央党にいたっては、ユークの自主性を損なう追従主義と批判している。

Y.B.C.のインタビューに対し、中央党代表のヴェネジクト・ヤロスラーヴァ氏は、ユーク建国時からはじまった、自由党のガルバディアとの対話政策は、度重なるガルバディア側の拒絶によって、初期の方針とはまったく違うものになっていると語る。
以下はそのインタビューの全文である。

YBC
「このたび2国間協議が開催される運びとなったわけですが、中央党としてはどうみているのでしょうか」

ヤロスラーヴァ
「時既に遅し・・といったところではないでしょうか。ユークがガルバディアとの連帯関係を必要としていた北東解体時に比べ、現状は大きく変化しています。自由党には未来構想がありませんから、目先の保障を狙っていまでも会談をしたがっているのでしょう」

YBC
「時既に遅し・・という言葉の真意は?」

ヤロスラーヴァ
「ユークの初代政権には明確な国家方針がありました。それがガルバディアとの軍事同盟関係の樹立です。これは北東の解体作業を行っている時期から明確に決められていた方針でした。しかし当てがはずれ、ガルバディアに何度となく両国会談を拒絶されれば、見切りをつけて他の方策を考えるのは当たり前です。そのおかげで、いまユークは世界的にも圧倒的に優位な軍事力を保有しています。ユークを単独で侵略できる国はこの世に存在しません。世界最大のガルバディア帝国連邦が総力戦をいどもうと、戦勝も敗戦もなく、ただ瓦礫しか残らない戦争になります。それこそが抑止であり、ユークは完全な抑止力を手に入れているのです。既にガルバディアとの同盟関係をもつ必要性は極めて薄いといっていい。もちろん攻勢的な戦略上での利害が一致すれば必要性が出てくる可能性もあるでしょうが」

YBC
「攻勢的な戦略とは」

ヤロスラーヴァ
「すくなくとも自由党政権ならば、直にユーク連邦は行き詰まります。さきぼとの抑止力も、時間の流れと共に無効となる日がくるかもしれない。しかし単国でできることはたかがしれています。ユーク連邦は、同盟に所属する安全保障ではなく、連邦としての勢力圏を拡大する必要がある・・とわが党は考えているのです。それこそが受身ではない攻勢的な国家戦略なのではないでしょうか」

YBC
「最後に、中央党は政権をとれますか?(笑」

ヤロスラーヴァ
「ハハハ・・・もちろん次の選挙では我々が自由党を駆逐し、完全な勝利を得ると確信しています。国民の皆様にはこれからも支持をいただきたく思います」


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【796】Y.B.C.News 18
 Y.B.C.@ユーク  - 05/1/4(火) 1:40 -

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あけましておめでとうございます。
2005年もY.B.C.Newsをよろしくお願いします。
新年第一号は、国際情勢の平穏につき、ユークトバニアの国内報道のみとなっております。

【中央党の対外強硬論】

中央党は、3日の党大会において、党としての二つの主要路線を採択した。
二つの主要路線とは、国内開発における改革政策及び対外活動における強硬政策であり、同日に発行された中央党機関紙「探求」において、その詳細が述べられているが、ここでは簡単な概要だけを掲載することとする。
国内の改革政策は、制度分野における社会主義の復興と、実質的な開発分野、とりわけ連邦構成国であるスカリー共和国(ユークトバニア連邦共和国の北部に位置する小島)の開発強化が取り立てられている。
対外的な強硬政策については、グルゴニア合衆国とMETOを、名指しで脅威の一角と定め、それらの国に対する強硬手段の発動を推進すべきとの主張を行った。


【反自由党機運の拡大】

ユークトバニア連邦共和国政権与党、自由党への批判が強まっている。
ガルバディア帝国との2国間協議が、事務上の手違いで遅れていることに加え、ユーク周辺情勢が緊迫度を増している時期に、国家として強い姿勢を示せずにいることが主な原因だ。
ニカノール首相は、融和第一主義を唱え、周辺国への配慮を理由に、ユークの国益を犯しつつある外部国家及び諸問題に対しての、はっきりとした打開策を出さないでいる。
また国内開発面においても、停滞感を拭うことができない。
これによって、国内の労働者及び、それを支援する中央党勢力の拡大に勢いがついたほか、自由党内部にも、対外強硬と国内社会主義体制強化を掲げる中央党方針に同調する動きが活発化しており、再就任も間もないニカノール首相の立場はとうとう危うくなったといえよう。


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【806】◆ユークトバニア中央党機関紙「探求」 0...
 中央党@ユーク  - 05/1/7(金) 3:16 -

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   ◆ユークトバニア中央党機関紙「探求」
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 2005年1月7日号


◆「党大会・偉大なる提起」

 我が栄えあるユークトバニア中央党は、3日に開催された歴史的党大会において、我がユークトバニア連邦が、現在以上に飛躍し、拡大していく上での国家政策について、現在政権を厚顔無恥にも指揮している自由党のような問題にならない未来構想に不安を覚え、恐怖しているユークトバニア人民のための、具体的なものを堂々提起するにいたった。

 我々が提起した党の路線、すなわち未来のユークトバニアが歩むであろうその道は、大きく二つにわけることができる。
 すなわち、国内での社会主義復興及びユークトバニア・スカリー共和国の開発促進。外交における国益第一に基づく強硬体勢である。


◆「社会主義復興」

 我がユークトバニア連邦が建国に至るまでの経緯は、いまさら説明することではないだろう。
 社会主義北東人民共和国は、強大な国力を有する大国であったが、事実上の崩壊をみたのは、その社会主義体勢のせいでも、それに伴う労働党の独裁によるせいでもない。
 低俗な資本主義者と、水夏帝国主義者によって仕組まれたものであり、その目的は北東に続く国を弱体化させ、自らの支配主義を拡大するためであったからに他ならないのである。

 急激な変革による混乱を回避するため、我が連邦は、半社会主義という道を選択し、半端な資本主義思想に毒された。それを予め企図したのが自由党であり、自由党が政権を掌握できるように仕組んだ当時の北東解体支援国であった。
 自由党政権はこの目論みにそって、民主化という聞こえのいい看板の下、経済分野における非合理化を推し進め、建国以来、我が連邦の経済成長率は、北東のそれにくらべ明らかなペースダウンがみられる。

 我々は、自由と民主主義の原則を踏みにじるつもりはない。我が連邦の全人民の意思が尊重される、真の民主議会を建設し、国と政府が一丸となった社会主義政府を成立させることが必要であるのは明白なのである。


◆「スカリー共和国の開発促進」

 前記の成長の低迷に関する打開策として、我が党が提起した具体案が、我が連邦の構成国であり、本土北部に密接して存在する(国際法上は国内の一地域)ユークトバニア・スカリー共和国(以後スカリー共和国)内の再開発である。
 スカリー共和国では、牧場・養鶏・養豚などの畜産業が盛んで、我が連邦最大の食料調達地である(90%以上と計算されている)。さらに、緑の多さと、周辺の海の美しさから、連邦でも屈指の景観を誇っており、観光地としても栄えている。

 スカリー共和国の総面積は2000万坪で、そのうちの900が畜産及び観光地となっており、残り1100は、現地民の住宅街と、小規模な軍事関連施設で構成されているが、我が党は、この一般住宅街を部分的に廃し、スカリー共和国を観光特区として作り変える必要があると考えている。
 海あみゅを中心においた、観光施設の円形設置による規模の拡大を増進し、大きな収入源とすることがその狙いである。


◆「我が連邦を襲う脅威」

 外交において強硬体勢が何故必要なのか。それは我が連邦を取り巻く国際情勢に答えがある。
 ガルバディア帝国連邦との軍事的緊張は、依然として存在しているとみていいが、両国の代表会議が約束された今、不用意に我々がこれについて述べ、会談に影響を与える必要はない。今回我々が提起した脅威とは、帝国連邦脅威論を基盤とするものではあるが、新たに生まれたものであり、明確に我が連邦の国益、安全保障に関わる重要な事柄である。

 第一の脅威は、戦後復興をひと段落させたのか、我が連邦を含む関係国を無視した過剰援助をつづけているグルゴニア合衆国だ。
 グルゴニア合衆国は、ガルバディア周辺国への怪獣援護及びランゴバルト王国への無償援助を続けている。その前には武庫人民共和国に対する無償援助計画もあったようだが、中止されたようである。
 帝国連邦の構成国への援助はいうまでもないが、これらと軍事同盟を結ぶランゴバルト王国への、なんの歯止めもない経済援助は、帝国連邦と緊張状態にある我が連邦を蝕もうとする、軍事援助と判断して難しくない。
 グルゴニア合衆国は、自らの国際的地位の向上を狙ってかもしらないが、関係国の情勢を弁えない援助行動が目立っており、我が連邦への影響も計り知れないものとなっているのだ。

 第二の脅威は、箱庭解放条約機構(以下METO)の急激な軍拡である。
 友好国からの情報及び我が連邦の情報機関の調べによると、METOは帝国連邦に同調したユークトバニア侵攻計画を画策していることが、ほぼ確実とされている。
 ここ最近、METOの不自然で必要以上の急激な軍拡の理由として、我が連邦への侵攻作戦があると想定すれば納得できることでもある。

 我が党は、これら二つの脅威についての真相を明らかにし、対策していくことの必要性から、強硬な外交姿勢が必要だとしているのだ。


◆「ヴェネジクト・ヤロスラーヴァ党代表」

 旧北東労働党の元副書記であり、現在のユークトバニア中央党の代表を務め、闘争の先頭に立っているのが、ヴェネジクト・ヤロスラーヴァ党代表だ。
 ヤロスラーヴァ代表は、ニカノールの非合理な融和という名の軟弱主義を、早くから批判してきた者の一人で、ユークトバニアの次期国家元首に一番近い男と目されている。事実、ヤロスラーヴァ代表自身も、以下のように自身の今後について語っている。

 「ユークトバニアは、人民の意志が体現されたものともいえる中央党が率いるべきであり、それを統率するのは、代表である私の使命だと確信している。国家元首とは、あの弱腰のニカノールのような男のことをいうのではない。明確な意思と行動力を持つものいうのだ。この栄えあるユーク連邦を率いるのは、栄えある中央党でなくてはならない!」
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【821】◆ユークトバニア中央党機関紙「探求」 0...
 中央党@ユーク  - 05/1/19(水) 21:54 -

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   ◆ユークトバニア中央党機関紙「探求」
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 2005年1月19日号


◆「自由党有志決起」

 非合理かつ軟弱なニカノール政権に代表される自由党の祖国滅亡政策は、すでに連邦全土に大きな影響を与えている。
 改善の気配がない国内産業の低迷、先日の食糧危機もあいなって、連日人民による政府への非難デモが相次いでいる。
 こうした危機的状況をうけ、中央党の政策に理解を示していた自由党有志議員らが、中央党への移籍を表明した。
 政府はこれをうけ「国民は自由党員の貴君らに票をいれたのだ。移籍は国民への裏切り行為である」とした声明を発表し、妄言の息を荒げた。
 有志の移籍によって半数以上の議席を保持するにいたった我が中央党は、選挙を待たずして政府に解体を勧告した。


◆「グダニスク反動どもの被害妄想外交」

 我が連邦においても深刻な影響を与えた先日の世界同時飢饉について、大きな被害をうけていたグダニスク連邦自由国は15日付けのグダニスクジャーナルの紙面で、「飢饉による被害は社会主義国の陰謀」とした警察省長官の談話を掲載した。
 自国の食料生産、備蓄体制の不備によって生じた災害を、あろうことか他国の責任にするという奇想天外な暴論を、国関係者が公にすることは理解に苦しむ。
 中央党は、グダニスク政府に対して正式な謝罪と関係者の処分を要求する書簡を送った。
 ニカノールはグダニスクへの人道支援をすでに決定したが、このような問題がある以上、常識を欠いた決定であるといえよう。
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【833】Y.B.C.News 19
 Y.B.C.@ユーク  - 05/1/24(月) 2:19 -

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【ユークトバニア 中央党政権樹立へ】

ユークトバニア連邦共和国で政変が起きた。
これは正規の選挙に基づくものではなく、自由党議員の一部が中央党に移籍したことで、連邦議会における席数の約8割を中央党が手に入れたことで行われた。
このような状態での政権交代についての取り決めは存在しないが、中央党の要請に対し、大きく権限を失った政府がこれに同意したことで、中央党政権が誕生した。
国家主席として中央党代表のヴェネジクト・ヤロスラーヴァ氏が就任し、中央党内でもヤロスラーヴァ派として有名な者が新閣僚として任命された。
注目すべきは新外相として、第二次ニカノール政権で、国民からの人気にかかわらず留任されなかったアントーシャ・ミロン氏が民間から抜擢された点であろう。


【亜細亜共和国に連邦参加を提案】

ユークトバニア連邦は22日、亜細亜共和国に対し、ユークトバニア連邦構成国になるよう提案を行った。
社会主義世界の拡大に加え、亜細亜共和国の保有する膨大な軍事力を制御しうる組織が消えたことが不安材料であり、抑制を促す目的もあるという名目だ。
亜細亜共和国はこれに対し正式に辞退を表明したが、ユークトバニア連邦は亜細亜共和国の対応に遺憾の意を表しており、事態は複雑化をみせている。


【グダニスク連邦で大統領選 反社会主義強まる】

先の飢饉によって大きな被害をうけていたグダニスク連邦自由国で大統領選が行われ、最有力候補とされてきたのベルナルド・オケリー氏を押さえ、スチュアート・デイビス氏が新大統領として就任した。
デイビス大統領は就任演説で、自由と平等、民主主義を世界に広げる必要性を強調し、グダニスクが今後国際社会に積極的に関与していく考えを示した。
一方で先の飢饉を社会主義者の陰謀とする説が囁かれるグダニスク国内だけに、最近の国民の反社会主義的感情が選挙結果に影響しているともいわれ、社会主義を強硬に推進しはじめたユークトバニアの新政権との摩擦が生じるのは必至とみられている。
グダニスクと同じく新政権の誕生したユーク連邦では、ヤロスラーヴァ首相が以下のコメントを発表している。
「グダニスクは資本主義奴隷社会の拡大を明言したばかりか、我が連邦に対して悪い感情を抱かせようとする事実無根の情報を国民に伝え、我々の国益を犯しているのである。これは我々への明確な挑戦・・いや侵略行為だ」


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【854】Y.B.C.News 20
 Y.B.C.@ユーク  - 05/1/26(水) 18:44 -

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大規模戦争特集

【半世界大戦勃発】

長らく平和を保っていた世界情勢に劇的変化が訪れた。
ユークトバニア連邦の提案した亜細亜構成国化に反発した亜細亜共和国に対し、ユークトバニア連邦は宣戦布告。
これを防衛し、自由を確保するとの名目で、現代版箱庭諸国国際連盟(GUN)がユークトバニアに宣戦布告した。
時を同じくして、グルゴニア方面への進出を開始したガルバディア帝国連邦は、亜細亜に対しても宣戦布告。
「亜細亜vsユークトバニア/ガルバディア」「GUNvsユークトバニア」「グルゴニア諸国vsガルバディア」の三大戦争が進行している。


【対ユーク侵攻を決断したグダニスク連邦の本音】

GUNが対ユークトバニアで参戦したことは、当初ユーク連邦内で大きな混乱を招いた。
GUNを率いるグダニスク連邦自由国は、社会主義ユークの侵略政策に反対し、自由主義のために戦うとの名目をかかげ、ユークトバニア侵略を決断した。
しかしこれは虚言であると断言することができる。
ユークトバニアは、数ヶ月前からMETOの領有化をG6関係国に明言、意見を求めていた事実があり、GUN加盟国のコンティス王国などは賛成の意を表し、グダニスク政府も異論をしめさなかった。
METOをユークトバニア連邦とすることは、それすなわちG6の勢力圏に組み込むことを意味し、ユーク政府もGUN/HTI/オースチン/ベバリンの主要国の国益にもなる、国際貢献事業として、大きなリスクを伴う軍事行動を単独で行ったのである。二度目であるが、これはGUNをはじめとするG6で合意された事項であった。

そして宣戦布告が行われた当日、GUNは突如としてユークトバニア連邦を奇襲することとなる。
名目上はあくまで自由主義を尊重。
しかしグダニスク連邦自由国大統領は、G6会合の場でこう本音を漏らしている。
「亜細亜なんてどうでもいい。ようはユークトバニアが邪魔なだけだ。GUNが今後世界を統一するためには、我々より勝る勢力があってはならないのだ」
G6のためであり、GUNが推進したMETO領有は、その実行にあたるリスクを一挙に引き受けたユークトバニアを弱体化させることだけを目的とした謀略だったのである。

このような思想のもとに武力侵攻にふみきったGUN加盟国の、グダニスク追従ぶりも眼を見張るものがある。
コンティス王国にいたっては、ユーク連邦のMETO吸収を支持する立場にあり、宣戦布告決行当初もその方針であった。
しかしグダニスクが、まともな政府をもたない半植民地の南瓜連邦などを用いてユーク侵攻を推進するやいなや、コンティスはこれに追従したのである。


【善戦するユークトバニア連邦軍】

グダニスクの謀略によって、一対五という圧倒的不利な状況下にあるユークトバニア連邦だが、長きに渡る国防体制強化のかいもあり、奇跡的な善戦ぶりを見せている。
GUNの卑怯な手段を目の当たりにし、ユークに理解を示したベバリン連邦の後方支援と、敵性国家であるガルバディアの亜細亜戦線への加勢も、連邦軍の大きく士気を向上させている。


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【892】Y.B.C.News 21
 Y.B.C.@ユーク  - 05/1/31(月) 3:50 -

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【ユーク連邦戦勝 GUN事実上の崩壊へ】

ユークトバニア連邦は、戦争の一刻も早い終結を促すため、すでに陥落していたコンスタン・レプティス連合王国の王都「コンスタンティノープル」において、いまだ抗戦を唱えるGUNの議長国グダニスク連邦自由国に対して、最後通牒となる『コンスタンティノープル宣言』を発した。
宣言は、グダニスクの軍国主義及び反社会主義勢力の排除と、戦後の占領を唱え、産業の自由と適当な時期に新政府による独立を認めることを盛り込んだもので、グダニスクに対して強く無条件降伏を要求した。
すでに政府機能を欠いていたグダニスク国内では、スチュアート大統領の大権が否定され、ゲオールギーが実質的最高指導者となり、1月29日19時45分、グダニスクはコンスタンティノープル宣言を受託し、無条件降伏した。
事実上の終結だが、まもなくしてGUNとしての宣言受託が表明され、公式にはこの瞬間に戦争は終わったことになる。
グダニスク連邦と南瓜連邦が画策し、亜細亜防衛を大義名分に利用したユークトバニア侵略戦争は、GUNという組織の崩壊をもって終わりを告げた。


【中央党の永続的主導化 人民の支持率92%】

大戦勝利にわくユークトバニアでは、政権与党の中央党及びその党代表であり国家首相のヴェネジクト・ヤロスラーヴァ氏の支持率が高騰した。
政権交代の後「強きユーク」を掲げた同首相は、それを外交面のみならず、戦争という国家存亡の危機を乗り切ることで体現した。
ヤロスラーヴァ首相は、連邦議会に中央党の永続的主導化を定めた新政府案を発表。
人民の熱狂的支持のなか、少数の自由党員の反対票を圧倒する票数でこれを可決した。
ユークトバニアは、「連邦議会の解散」と「中央党大会」の影響力増大、新たな「社会主義連邦評議会」の発足をもって、共産主義政党「ユークトバニア連邦中央党」の独裁国家として再編されたこととなる。
ヤロスラーヴァ首相は、これからは自らの役職を中央党の「書記長」として公に使用していくことを明らかにした。


【帝国連邦 国交樹立検討】

神聖ガルバディア帝国カラヤン外相から、ユーク連邦に対し、公式に国交樹立を検討するとの通達があったことを、ユーク連邦外務省が明らかにした。
またミロン外相は会見で国内向けに以下のようにコメントした。
「ガルバディア帝国連邦との友好親善は、世界的に意義のあることであるのは間違いない。しかし両国に克服せねばならない隔たりがあるのも事実だ。人民大衆の感情も考慮し、国交正常化及び協力的な条約を策定していきたいと思う」


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【902】Y.B.C.News 22
 Y.B.C.@ユーク  - 05/2/4(金) 0:10 -

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【戦後復興すすむユーク連邦と統治領】

ユーク名「祖国防衛戦争」自由主義連合名「一年戦争」終結から実時間五日が経過し、各方面で復興工事がすすんでいる。
四カ国を相手に一国で戦争を勝ち抜いた、ユーク連邦本国では、本土の被害が少ないながら、食糧生産施設の被害が甚大で、いまだ自給ができない状態が続いている。
社会主義連邦評議会では、復興事業の第一優先事業として畜産業の復興と、初の食物研究所の建設が図られた。
食物研究所は北東山脈の奥地に隔離建設され、市街地からは見えないようになっている。

一方GUN諸国、とりわけ最後まで抵抗を続け、領土のほとんどが焦土と化したグダニスク連邦でも復興事業がすすめられている。
すでに食料の自給体制が確立し、現在も食料生産施設の増強に力を入れている。
かつて栄華を誇った大都市圏が再びグダニスクの地にそびえるのも、そう遠い日のことではないだろう。


【帝国連邦 コスモ社会主義容認 一部領土化】

グルガン民族系国家(グルゴニア諸国)の領有を主張してきたガルバディア帝国連邦が2日、それまで神聖グルゴニア帝国としてきた現コスモ社会主義連邦の条件付独立を認めた。
帝国/コスモ両国間に結ばれたバイエルン条約によれば、コスモの主権領域内において、ガルバディア民族による帝國領を設置することで、コスモの完全独立を認めた。
これまで反共を絶対的な国策としてきた帝国連邦が、社会主義国家の独立を認めるケースは異例。
ましてコスモ連邦は、帝国連邦の足元にも及ばぬ新興国であり、その独立を許すばかりか社会主義台等までみとめたというのだから、そのある種の異常性に注目する必要があるだろう。

コスモ国内で、全国社会主義評議会が革命闘争を開始した時、社会主義のリーダーたらんとするユーク連邦はいち早くこれに関心をよせていた。
反共政策を固持していたガルバディア帝国連邦と、資本主義を退廃主義とするユークトバニア連邦が国交樹立を模索するという歴史的状況に至り、これは帝国連邦からのアピールではないかという見方がユーク連邦内では広まっている。
ヤロスラーヴァ書記長も、コスモ社会主義成立をうけての支持声明の中で、帝国連邦の柔軟な処置を高く評価する内容を盛り込み、好意を示した。


【GUN諸国独立に関して提言】

ユークトバニア連邦最高決議機関「社会主義連邦評議会」において、GUN諸国の独立問題について提言が発表された。
提言では、国際法(ローカルルール)の定めるところの解放期限が過ぎた後、GUN諸国において再度軍国主義者が政権を掌握することを危惧し、社会主義の脅威に変貌する可能性を示唆し、特には、非道な戦争を主導したグダニスク及び南瓜に対する解放後の制限条約の必要性を説いた。


【オースチン 社会主義支持政党が政権与党に】

戦時中、GUNに対して支援を続けていた前オースチン共和国大統領に対する不信任案可決からはじまった同国議会選挙は、社会主義政党である社会党の勝利に終わった。
新しく就任したニキータ・ゲーレン大統領は演説の中で、GUN支援が侵略主義に加担したことである事実を認め、国際社会に謝意を示した。
社会党は今後、大きな政変を行うことなく、社会主義の理想である平等で調和のとれた社会建設を目標とすることを宣言した。


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【936】Y.B.C.News 23
 Y.B.C.@ユーク  - 05/2/24(木) 2:35 -

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【2ヶ国が独立】

先の大戦によってユーク連邦の占領下にあったグダニスク連邦およびコンティス王国が、144年4月(1720ターン)をもって独立した。
グダニスク連邦では盛大な独立式典が催され、グダニスク国民が祖国の独立を祝い三色旗を振った。
独立式典には、参加がないと思われていたユークのヤロスラーヴァ書記長が参加し、両国関係の発展と独立を祝う趣向の演説を行っての乾杯音頭をとった。
このヤロスラーヴァ書記長の演説の全文は、グダニスクジャーナルに掲載された。

駐留していた赤軍は、独立前日には撤退が完了する予定だったが、グダニスクでのみヤロスラーヴァ書記長の式典参加にともなって少数が残留していたが、現在は完全撤退した。


【共産圏拡大】

ユーク連邦の対外赤衛局は23日、世界的に社会主義国が増大していることを示すデータを掲載した文書を発行し、マスコミに公開した。
第三世界で社会主義革命が促進されたことがその要因として説明されているほか、南瓜連邦のユーク連邦編入にともなう社会主義政府樹立の意義が強調された内容となっている。

しかし文書にはないが、問題も山積していると対外赤衛局関係者は語る。
第三世界、いわゆる不安定な発展途上国での社会主義は、それが持続するかどうか疑問視されており、とりわけ一番新しい社会主義国のフブスグル共和国は、国家元首の急変や、社会主義完全勝利を宣言しながら暫定政権と名乗るなど、その挙動は極めて不審とされている。
このような国力の低さを除いて評価したとしても、このような低級の国家が社会主義を愚弄することは許されないという見解が赤衛局では大半を占めているという。
すでにフブスグルの治安回復と社会主義の安定化を目的とした派兵を検討しているとも噂されている。


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【949】Y.B.C.News 24
 Y.B.C.@ユーク  - 05/2/27(日) 19:28 -

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【亜細亜独立に暗雲】

26日、神聖ガルバディア帝国と神聖亜細亜帝国との間で併合条約が調印された。
これはガルバディア側が戦勝後に、亜細亜占領の全権として派遣した祥仁を長とする外来政権と、その宗主国ガルバディアとが合意したもの。

一方現地の亜細亜政府関係者はこれに強く反発しており、あくまで独立を望んでいた国民感情の混乱は避けられない見通し。
国際法上の独立が成立した後、独立戦争が勃発することも十分に考えられる。

そもそも前大戦の引き金ともいえる亜細亜攻撃を、最初にはじめたユーク政府のこれに対する対応は難しい。
戦後の亜細亜での利権をガルバディアに保障することを見返りに、亜細亜方面の戦争に参加を要請した経緯があるからだ。

ユーク連邦 アントーシャ・ミロン外相
「永久的に併合はあまりに横暴だろう。ガルバディアは亜細亜の国民感情に配慮した影響力を強めていくべきだ。さもなくば建国時の動乱の中でも独立への熱意を貫いたかの亜細亜であるから、ガルバディアが泥沼にはまることになるだろうね」


【武庫 箱庭CUP2大会連続優勝】

参加16カ国で行われていた世界的スポーツの祭典「箱庭カップ1700」において、1600大会での優勝国である武庫人民共和国代表が、なんと2大会連続優勝の快挙を成し遂げた。
2大会連続優勝は、過去の北東人民共和国(現ユーク)の例とあわせて史上2ヶ国目だ。

武庫人民共和国は、ベバリン連邦が武力を背景に政治に干渉しているため、健在対外活動をほとんど行えない情勢下にあったが、このようなスポーツの場での大きな記録は、国威の発揚に役立ったことだろう。

また今大会の三位の好成績マークしたアロン王国代表も、ベバリン連邦からの間接支配をうける国のひとつ。
この2ヶ国は公平なスポーツの場で支配国に対抗しているといえよう。


【GUN解散 旧ユーク占領国の歩み】

ユークの占領を終えて独立、それぞれの道をすすみはじめた旧GUN加盟国の情勢は様々だ。
グダニスク連邦は、安全保障の不安を訴えて、戦前以上の軍拡を企図してHTIを防衛傘として利用することを選び、昨日正式にHTIへの加盟を要請した。
これによって事実上解散したGUNだが、どことも提携がないコンティス王国と関係を結ぼうと動き出している国が存在するとも伝えられている。
近年、ベバリンが提唱し組織化が着々と進行しているらしい新同盟との関係も気になるところだ。

占領国であったユーク政府は、これに干渉することは避け、独立各国が復興と発展を成し遂げ、早期の国際社会復帰を後押ししていきたい考えだという。


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【969】Y.B.C.News 25
 Y.B.C.@ユーク WEB  - 05/3/13(日) 14:11 -

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【ユークトバニア社会主義連邦成立を宣言】

ユークトバニア連邦共和国のヴェネジクト・ヤロスラーヴァ首相は今日、シーニグラートで行われた式典において、建設準備を進めていた新たな国家共同体である『ユークトバニア社会主義連邦』の成立を正式に宣言した。
ユークトバニア社会主義連邦は、同盟、条約等ではなく、いくつもの社会主義国が地方国として存在し、連邦をもってして1つの巨大な国であるという全体思想を掲げている
それによる強固な団結力で、経済、軍事等のあらゆる分野で、社会主義の世界的勝利を実現しようしている。
現在の連邦構成国は、ユークトバニア連邦共和国/南瓜連邦共和国/フブスグル共和国であり、今後社会主義の同胞たる大槐安人民共和国及びグルゴニア社会主義連邦共和国への働きかけを強めていく方針。
http://www.eonet.ne.jp/~nasubi/UYS/UYS.htm


【ベバリンで大災害】

10日ごろ、ベバリン連邦共和国を大災害が襲った。
当局の報道によれば死者・行方不明者は200万人以上。
また食糧危機などで膨大な数の難民が発生し、帝國圏への国外避難が相次いだ。
事態の収拾にあたっていたベバリンのリード首相も過労で倒れたと伝えられており、現在全権がクロフォード大統領に委譲され、復興活動が行われている。

ユーク外務省は、前大戦以来の友好国であるベバリン連邦での今回の出来事に、憂慮すべき事態であるとの見解を発表し、積極的な支援を行う意向を示した。
すでに社会主義連邦としては南瓜連邦がベバリンへの食糧援助を実施している。
また同時に、大災害の発生直後、帝國連邦がベバリンに対して国交の断絶を通告した件については「まだ確実に把握していない」としてコメントを避けた。


【グダニスク、ユークに遺骨返還要請】

グダニスク連邦がユーク政府に対し、戦犯として処刑されたスチュアート元大統領の遺骨を返還するよう求めていたことがわかった。
これは13日付けのグダニスクジャーナルで報道されたもので、グダニスク政府の意向によって、終身刑を言い渡された戦犯も特赦されたという。

定例の記者応答で、ミロン外相はこのことについての記者の質問に下記のように返答し、自己の意見を述べた。
「グダニスクは戦前と変わらぬ妄言がお好きのようだ。事実関係は確認されていないが、そのような報道がなされたことは至極遺憾である。遺骨返還要請について我が国には何の連絡もグダニスク側からきていないので当然答える必要は当然ない。そう考えるとグダニスクジャーナルが誤報したのかもしれんね。三流国の報道誌は所詮三流ということだ(笑いながら)・・・まぁ、戦犯が特赦をうけたのかどうかについては我が国としても調査し、事実であればグダニスク側に抗議するだろう。戦後に交わされた両国間の協定違反なのは明白なのだから」

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【982】Y.B.C.News 26
 Y.B.C.@ユーク WEB  - 05/3/17(木) 15:43 -

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【ユークトバニア、グダニスクに厳重抗議】

第三次大戦(ユーク側名 祖国防衛戦争/敗戦国側名 一年戦争)で、戦後に戦犯として敗戦各国で刑が実施されていたうち、グダニスク連邦自由国で終身刑が言い渡されていた戦犯四人が、グダニスク政府の判断により特赦を受けていたことが確認された。
先日グダニスクの報道誌が遺骨返還要請と戦犯特赦を報じたため、ユーク政府は確認作業をすすめていた。
また遺骨返還要請についても、グダニスク政府の公的な意思であることを認めた。

17日、ユーク政府はグダニスク政府に対する嫌悪感をあらわにし、正式に謝罪と再発防止を要求する内容をミロン外相がグダニスク側に直接伝えた。

ヤロスラーヴァ党書記長:中央党対外委員会での発言
「グダニスクは、あの痛ましい戦争をいまだ反省しようとせず、ましてや戦犯の特赦などもってのほかだ。連邦は当然のことながら改善と再発防止を要求する立場にある。過去の過ちを認め、復興に従事するコンティス王国と南瓜連邦を愚弄する行為ともいえ、許されることではない。遺骨返還については返還自体に問題はないものの、その遺骨が現在のグダニスクにおいてどう扱われるかを考えれば、今は無理な話しだ。グダニスク政府は謙虚に自らの問題を直視して、改善に努力しなければならない」


【神聖ガルバディア帝國 一時活動を休止】

ガルバディア帝國連邦の本国としてその名をはせた神聖ガルバディア帝國が一時活動を中止することがあきらかになった。
詳細はリアル事なので多くをこの紙面で述べることは避けるが、これにより残存する帝國連邦加盟国の動向が注目される。
能力のある国が主導すれば本国帰還までの間、帝國連邦を存続させることも不可能ではないが、独立した場合にどのようにして国際に関わるかが問題の焦点といえる。


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【988】Y.B.C.News 27
 Y.B.C.@ユーク WEB  - 05/3/19(土) 13:06 -

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【グダニスク ユークの要請を全面拒否】

グダニスクの戦犯特赦及び遺骨返還要求に関し、ユークトバニア連邦は撤回と謝罪を求めていただったが、18日のグダニスクジャーナルにおいてグダニスクの政府関係者がこれを拒否する発言をしていたことがわかった。
またそれより遅れてグダニスク外務省は、ユーク連邦に対して、特赦撤回及び謝罪を拒否することを伝えた。
これにより両国関係は更に悪化すると見られている。
グダニスク外務省からの返答に、ユーク連邦政府関係者は怒り心頭といった様子で、国家元首であるヤロスラーヴァ書記長のこれに対する判断を待っている状況だ。
また同時にグダニスクが現在加盟している箱庭討論委員会への働きかけも強める方針だ。

アントーシャ・ミロン外相
「グダニスクの犯罪行為は許されない。我が連邦としては国交断絶も検討せざるをえず、場合によってはそれ以上の対応を行う。グダニスクの侵略思想を守る役割をはたしている箱庭討論委員会がどのような考えをもっているのかしらないが、我が連邦を侮辱しつづけるグダニスクに対してなんらかの注意を行ってほしい。国際的にみて非があるのはグダニスクであるのは明白なのだ」

週末に予定されているシーニグラード国際音楽祭において演奏される予定だった「God Bless Gdansk」がプログラムから削除されるなど、影響は既に色々な分野で出始めている。


【連邦赤軍 第二種警戒態勢に移行】

ユーク政府は、ユーク連邦赤軍全軍が第二種警戒態勢に移行したことを明らかにした。
「情勢の緊張伴い予想される事態への対応を円滑にすすめるため」と理由を説明したが、具体的になにを目的としたものかは説明されなかった。
グダニスク連邦との関係悪化もあり予断を許さない状況にある。

ユーク連邦赤軍は先の大戦以後、軍備の近代化と合理化をすすめ、戦前以上に強力な軍隊として組織されるに至っており、その実力は一国としては世界に敵なしとも言われる。


【南西諸島 グルゴニア皇国に復帰】

神聖ガルバディア帝国が領有を宣言していたグルゴニア皇国の経済水域内に存在する地域について、ガルバディア帝国の休止にともないその主権を回復することを宣言した。
ユークトバニア連邦はこれを支持する声明を外務省が発表している。
南西諸島はガルバディア神道の神社をはじめとしてガルバディア人の居住区として隔離されていた島で、食料や観光施設等が建設されいる。
この島での主権を取り戻したグルゴニア皇国の経済利益は膨大な額になると見られている。


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【1005】Y.B.C.News 28
 Y.B.C.@ユーク WEB  - 05/3/25(金) 22:27 -

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【グダニスク 反ユーク姿勢強める】

いまだつづくグダニスクとユーク間の対立は、更なる悪化が予想される事態となった。
23日付のグダニスクジャーナルは、大統領発表を掲載し、この中で特赦等の処置がユークに対して不快感を抱かせるものであったことを認め、その点について謝罪の意を表したが、再逮捕については一貫して不可能の姿勢を崩してはいない。
さらにユーク政府関係者によると、グダニスクは大統領の発言があった後も、ユーク連邦全体を指して「斜め上をいく変体国家」だと発言していることを明らかにした。
一定の謝意を示しながら水面下では正反対のユーク批判をつづけているのである。

ヤロスラーヴァ書記長は「強い憤りを感じる」とした声明を発表、グダニスクとの外交交渉の一切を遮断することを決定した。
さらに、このようなグダニスクの犯罪行為及び暴言を黙認しつづける箱庭討論委員会(HTI)に対して説明責任を追求する予定であるという。


【国際連盟創設に意欲 選挙実施へ】

先日コンティス王国が発表した国連構想が着実に進展を続けている。
国連憲章の制定と、それに伴う各部門での理事国の選挙準備が行われ、世界的に注目されている。

22日に安保理・経社理・議長の立候補募集が始まり、すでに10ヵ国が名乗りを上げた。
その多くは先進国とよばれる国々だが、フブスグルやアロン等の発展途上国も手を上げ、先進国と非先進国間の壁をなくそうという理念が存在する新国連においては良い兆しといえるのではないだろうか。


【コンティス王国 戦前水準突破】

コンスタン・レプティス連合王国のキルキス内務大臣は25日、同国があらゆる分野で戦前水準にまで復興し、さらなる発展を目指し邁進していることを発表した。
コンティス国民の多くが歓喜し、キルキス内務大臣の人気も急騰しているという。

一方、ユーク政府もこの喜ばしいニュースを祝い、大使館を通して、コンティス政府と王室それぞれに書簡を送ったことをあきらかにした。
政府宛には、コンティス王国の更なる発展のため、コンティス政府が更に有効な政治主導を行うことを願い、ユーク政府としてもこれを支援、支持していくことを表明し、両国のパートナーシップを構築したいとした。
王室宛には、王家のますますの健康と発展、コンティス国民が幸福のうちに人生を歩むことをユークが望んでいることを伝え、また王族方がユークを訪問してくれることを望む旨を伝えた。


【水夏連邦復帰】

多くを語る必要もないと思われるが、水夏連邦が先日ついに復帰をはたした。
前体制を引き継ぐ形で発足した新水夏連邦は、旧水夏を嫌う北東から発展したユーク連邦の対応を注視していたが、同連邦は社会主義の同胞として水夏連邦を支持、支援していくことを決定している。
また社会主義連邦への招請を、連邦評議会が全会一致で採択したことを明らかにし、水夏における社会主義革命の発展を促した。


【グルゴニア共同体発足】

23日、グルゴニア皇国とグルゴニア社会主義連邦共和国が共同体を創設したことを、同組織のスポークスマンが発表した。
この経済分野での共同体であり、軍事的な連帯は約束されていないが、グルゴニア系国家をたばねる組織が初めて発足したといえる。

しかし、発足表明以来、その合意がなされた都市名への猛烈な批判にはじまって、社会主義を名乗る国が君主国と共同体を構成する不可解な事態も相成り、国際社会から非難の声が尽きない。

全社会主義の団結と発展を目指すユークも、これについてグルゴニアを批判しており、「グルゴニア社会主義は、修正主義者の巣窟であって、社会主義の名を騙った社会主義の敵だ」とする外務省声明を発表した。


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【1032】◆ユークトバニア中央党機関紙「探求」 ...
 ユークトバニア連邦共和国 WEB  - 05/4/10(日) 14:31 -

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   ◆ユークトバニア中央党機関紙「探求」
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 2005年4月10日号


◆「グルゴニア解放にむけた闘争」

3ヵ国に分断されたグルガン族による国家は、社会主義フブスグルを除いて滅亡の危機に瀕している。
修正主義を推し進めたグルゴニア社会主義連邦共和国では、武装勢力が政府を転覆させ、一方で人民は飢えに苦しんでいる。
グルゴニア皇国では、君主制社会主義という妄想主義によって多くの人民が安心した暮らしを送れずにいる。

2ヶ国はグルゴニア共同体なる人民搾取組織を形成し、一般大衆からの搾取政策を強化しようと策謀した。
このような民族的悲劇が現在まで進行していたことに、同じ血筋を共有するフブスグル共和国人民はいかなる思いであったことだろう。

国際社会は、団結してこの事態の改善にむけた取り組みを行わねばならなかった。
グルゴニア共同体の設立宣言に、多くの国が批判的だったにもかかわらず、それらの考えに基づいて行動をおこす国は存在しなかった。
そうするうちに、グルゴニアでは飢饉、クーデターなどの悲劇が繰り返されたのだ。

世界人民の幸福を創造する社会主義を推進する我々が、いま動かずしてどうするのか。
我々とその同胞は、グルゴニア人民解放のため、正義の戦争を開始したのだ。


◆「燦然たる水夏社会主義」

水夏連邦共和国での社会主義国家建設が成功を収めつつある。
世界から「偉大なる連邦」と呼ばれてきた水夏が、過去に誇ったその威厳と電波を復活させる日は近い。
真の社会主義を遂行することは困難であり、我が社会主義連邦の構成国でさえ道を誤り、修正主義、敗北主義に転化する可能性が危惧されるなか、水夏における社会主義の体現は賞賛に値する。
グルゴニア解放において、それの意義をいち早く理解し、その英雄的行動を共にすることを決断した人民評議会議長に対し、我々は深い敬意を表する必要がある。

解放戦争は、当然のことながら我々優勢で進行しているが、野蛮で獰猛なグルゴニア皇国軍の攻撃によって、少なからず水夏国土に被害が発生している。
我が国は特別無償支援として総額400000億Luを送金するほか、戦後復興においても200000億Luの支援金を送ることを連邦評議会が満場一致で採択した。


◆「妄言止まぬHTI軍国主義者達の侵略策謀」

国連安保理は、グルゴニア解放戦争においてプロミストを除く全ての理事国が支持の立場を示している。
国連が世界統合組織である以上、この結果は世界意思として受け取ることも可能である。

しかし、このプロミストが所属する箱庭討論委員会(HTI)だけはグルゴニア解放に否定的であり、傀儡政権による人民の搾取を支持している。
プロミスト政府は「武力行使の可能性を明記し注意を促せば、それで改善されたかも知れない」などと公にコメントしているが、グルゴニア共同体結成時よりこれらに国際は批判的であり、またさらに過去をたどれば、その可能性となるに十分な過程が存在する。
それに加えて改善されると本気で信じていることすら愚かであろう。

さらにHTI加盟国であるエクスルージュは、国連からの脱退を宣言し、国際平和を維持するための取り組みへの放棄を宣言した。
国連は全ての国が所属して、平和のために各種業務を遂行する機関であり、各理事国も定期的な選挙で決定される民主組織だ。
エクスルージュが脱退宣言時に行った、脱退の理由説明はなんだったろう。
なんと「加盟していてもなんらわが国にはメリットは無い」だ。もう笑うしかない。
国連がエクスルージュのために存在していたと錯覚していたらしいのだ。
国際協力を放棄して、自国のことだけを考える・・・まさしく帝国主義侵略者といえよう。
HTIは議長、安保理に理事国を送っている以上、エクスルージュ脱退という事態に説明と謝罪及び責任をとらなければならないことは明白だ。

我が国はエクスルージュの脱退に関しての議論を行うため、議長である咎罪管理国に総会の開催を要求する方針だ。
万が一総会の開催を拒否するならば、それは世界の国連を個人主義の国連に変貌させる犯罪行為であることを咎罪は認識しなくてはならない。
これは中の人的にもそう考えていることを付け加えておこう。

近年、なぜこうもHTIは無法な行為を行いつづけるのだろうか。
我が国が再三にわたってグダニスクの問題に関しての意見を求めているにもかかわらず、意図的に無視するという非礼を行い続け、グルゴニア解放に反対し、なんと最後には国連脱退である。
自らの規約も遵守できない(標語は作らないし討論する気もない)彼らのことであるから、それが彼らの性質なのかもしれない。
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【1046】◆ユークトバニア中央党機関紙「探求」 ...
 中央党@ユーク WEB  - 05/4/18(月) 23:07 -

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   ◆ユークトバニア中央党機関紙「探求」
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 2005年4月18日号


◆「共和国領土「アロン」でのグダニスク資本流入問題」

祖国防衛戦争(第三次大戦でのGUN方面戦線・敗戦側呼称「1年戦争」)以後、我が国が領有しているアロン王国(正式名称-ユークトバニア領アロン特別自治国)は、盟邦ベバリン連邦とのプライア協定によって、その一部地域がベバリン連邦軍の演習地に指定されているなどしている自治国家だ。
アロンは、封建制度を古来より維持してきた歴史があり、それによって近代化が諸外国にくらべ著しく遅れていたが、その反面、豊かな自然がそのまま維持され、また武力の保有及び行使をほとんど行わない姿勢によって、先の大戦でも被害を受けずにいる。
戦後アロンを占領下においた我が国は、アロンのそのような歴史背景と、アロン人民が社会主義制度に適すか否かを検討し、その結果として、アロンでは現在まで社会主義建設が実施されておらず、海外資本の流入に歯止めがきかない状態が問題となっている。

特には、近年になりグダニスク資本が大量にアロンに流れ、都市部の近代化が推し進められた。
経済規模は倍以上に成長したが、それによるアロン人民の思想変化は、我が国の国益に反すると断言できる。

我が国、我が連邦に対して、幾度となく冒涜行為を繰り広げるグダニスクは、我が領土のアロンへの経済支援によって、アロン人民を懐柔し、帝国主義の砦として改造しようと試みている。

これらの問題を打開するため、党軍事委員会は、アロンへの対外赤衛局員の派遣を決定した。
それと同時に、いままで行ってこなかったアロンへの、国家組織改変や教育等の社会主義建設事業を開始する方針だ。

大戦終結直後、プライア協定以外でのアロン統治における取り決めを怠り、グダニスク資本の流入を防ぐことができなかった、当時の領土管理委の責任も追及しなくてはならないだろう。


◆「革命的スポーツ事業の偉大なる勝利」

我が国は、スタジアム建設以来、通算勝率一位をほぼ常に保ち続け、スポーツ先進国としてもその名を轟かせている。
先の箱庭カップ21回大会においても、当然のことながら、予選三位の成績で決勝リーグに駒を進める活躍をみせた。
また本国代表のみならず、領土地域代表も活躍し、ユーク連邦アロン地域代表が優勝カップを手にしたのである。
アロン地域代表が、今回の輝かしい成果を残すことができた最大の要因は、我が国が主導してきた社会主義労働精神に基づく努力によるものといえるだろう。


◆「グダニスクで総選挙」

我が国への誹謗中傷、またそれを黙認するHTIの非常識的外交姿勢によって、致し方なく国交関係が断絶しているグダニスク連邦で、総選挙が執り行われた。
これにより新大統領としてステファン・フォン・ベーレンドルフが就任した。
ステファンは所信表明の中で「祖国を革命を是とする野蛮な主義、思想から守る事にある」と発言し、我が国に対しての侵略思想を露にした。
グダニスクが人民を欺き、反社会主義の方向に歩ませた結果が、今回の選挙に反映されたのは間違いない。

ミロン外相
「他国の選挙に関して口を挟むべきでないが、一国の代表が就任早々、あからさまに他国を仮想敵化するような発言を公で行うのは極めて遺憾だ。グダニスクとの関係改善にむけた取り組みは、全て相手側のこのような態度で無に帰しているのだから、我々がこれ以上彼らに何かを望むのは不可能であろう。彼らの脳中には侵略の二文字があるのみなのだから」
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【1057】◆ユークトバニア中央党機関紙「探求」 ...
 中央党@ユーク WEB  - 05/5/3(火) 21:40 -

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 2005年5月3日号


◆特集「ユークトバニア・オースチン首脳会談」

◇「会談の実現」

先の大戦で、オースチンの旧GUN諸国への援助に端を発した、我が国とオースチン共和国の関係悪化は、この度の両国の首脳会談によって友好の関係に転化されようとしている。
ユーク外務省は、「戦後オースチンでは人民の意志によって選ばれた社会党政権のもとで、着実に社会主義制度が強化され、また対立関係が存在した時期とは時代が変わった。首脳会談を行って、両国の交流を深めるには適当な時期であった」とコメントしているように、人民の間での対オースチン感情は、戦争直後の「敵」としてより、最新の調査で明らかになった「親社会主義国」としてのイメージが大多数をしめている。
しかしながら、そうした世論の中でも国家間の交流は皆無に近く、ベスティナルを通しての間接交流に止まるのみであった。
党委員会及び政府は、こうした状況に突破口を見出すべく、革命的外交政策をすすめ、そしてついに
オースチン共和国アンドレス・ヴァール国家代表をシーニグラードに招いての首脳会談が実現したのである。


◇「歴史的首脳会談当日」

ユーク空軍機に護衛されながらオースチン側の専用機はシーニグラード国際空港に到着した。
今回の訪問では、オースチン空軍機がユーク領空付近まで護衛し、領空到達とともに護衛任務がユーク空軍に移され、両軍の交流も兼ねるものとなった。
到着した機の周囲は、ヴァール代表を歓迎しようと集まった市民達が手にもつユーク旗とオースチン旗によって鮮やかに彩られ、ユーク側代表のミロン外相が、機内から姿を現したヴァール代表を笑顔で迎えた。

ヤロスラーヴァ書記長とヴァール代表は、シーニグラード市内でも威容を放つ「11.3革命堂」で対面した。
両首脳は握手を交わし、ヤロスラーヴァ書記長が「ユークトバニア連邦の全人民を代表してヴァール閣下を歓迎します。」と歓迎の意を伝えると、ヴァール代表は「この舞台に立てる事を共和国代表として誇りに思う。」と答え、歴史的な挨拶を交わした。

両首脳は、昼食をはさんでの四時間にわたる会談を行った。
会談で話し合われたことは大まかに以下である。

・ユークトバニア/オースチンの友好関係の促進に関して。
・社会主義連邦とセイレンの関係強化に関する意思統一。
・帝國連邦及び共栄圏の旧加盟国のガルバディア復帰に関しての意見交換。
・オースチンにおける社会主義事業の発展に関しての意見交換。

ヤロスラーヴァ書記長は会談後、「ある程度の合意事項を見出すことができ、意義のある会談であった」と語った。
また、近いうちに書記長が、オースチン首都ウォラスティンを訪問することを約束した。


◆「ロジオーン軍務相 水夏連邦を訪問」

我が連邦共和国の軍務大臣であるロジオーン大臣が、現在、社会主義建設事業をすすめる水夏連邦を表敬訪問した。

水夏連邦赤軍兵士達の観閲行進を観覧した大臣は、「水夏連邦の社会主義英雄達は、実に勇猛な姿をしていた」とコメントした。
またグルゴニア解放戦争において、最も戦果をあげたといわれる部隊を査察した大臣は、ユークトバニアを代表して感謝の意と敬意を表するとした演説を行った。

水夏連邦との軍事協力体制の構築を最大目標に掲げているロジオーン大臣と軍務省にとっては、自身の考えを内外にアピールする行動であったといえるだろう。

党軍事委員会が懸念する、グダニスク及びその犯罪行為支援国家の軍事力増強は、まさしく連邦全体にとって大きな問題であり、各方面との関係強化によって、侵略勢力から社会主義、そして世界を防衛することにつなげることが急務なのである。
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【1062】Y.B.C.News 29
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国際【セイレン条約機構発足】

4月28日、ベバリン/オースチン/成瀬による三国同盟「ベスティナル」が発展的解散を宣言し、新たにセイレン条約機構を設立することを発表した。
ベスティナルが先制攻撃を廃止した最友好国同士による保守同盟だったのに対し、セイレンは先制攻撃の可能性を示唆した条文を制定している。

5月1日にはランゴバルト王国がこれに加わり、加盟国は6ヶ国となった。
セイレンは、ガルバディア圏(旧大皇ガ共栄圏・ガルバディア帝國連邦関係国)を吸収し、国際的影響力を確かなものにしようとしているのではないかという声もあり、きたるガルバディア本国の復帰に際して、セイレンの存在が帝國連邦再建を大きく阻害するのではないかという懸念も必然的に発生する。

ユーク外務省は、セイレンの発足に関し以下のようなコメントを発表している。
「セイレンについて、諸外国から大きな非難があることは承知している。これについては我が連邦も憂慮しており、外交ルートを通じて問題解決を呼びかけていきたいと思っている」


国際【ユーク連邦 対HTI和解案提示の可能性を示唆】

9日、ヤロスラーヴァ書記長は、YBC誌の対グダニスク・HTI問題に関する問いかけに対して、HTI側との会談が実現すれば具体的な和解案を提示する可能性があることを明らかにした。
案の内容についてのコメントはなく、「グダニスク問題が包括的に改善されなければ意味はない」と述べるに止まった。

ユーク政府は、予期せぬセイレン問題の現出によって、いくつもの問題を抱え込むことによる複雑化を避けるため、解決に本腰を入れ始めたと考えられる。
HTI側が、今後どのような態度でこれに臨むのかが鍵であるといえよう。


国内【十ヵ年計画を発表】

党委員会は、停滞する連邦経済の建て直しをはかり、社会主義祖国の発展を促進することを目的とした十ヵ年計画を宣布した。
主に連邦構成国の経済規模拡大を目標とし、南瓜の海底開発計画の促進、フブスグルの自立経済建設を図る。

またユークトバニア本国では、食料生産施設の更なる拡大、分散を持続させることとし、新規に養殖場を多数建設する計画だ。
その昔、バストーク半島の増設にともなう土地膨張を回避するため、北東山脈に平行して掘削が行われた場所があるが、そこに一大養殖場帯を建設する計画もその一環として盛り込まれている。
しかし、これ以上北東山脈周辺の景観を破壊するべきではないという慎重論も根強く、実際に建設が始まるかどうかは微妙な情勢にある。
旧北東時代、北東山脈周辺は国有林で埋め尽くされていたが、ユーク成立後に防衛施設、戦後には大規模な掘削と食料研究施設の誘致が行われ、すでにその景観は大きく変貌しており、国内外から批判が存在していることも、慎重派を後押しする要因となっている。

フブスグルの自立経済の建設については、本国より調査団を派遣し、フブスグル政府との協議の上その骨子を作成する予定であり、防災施設設置技術、食糧生産帯の開拓、全体的な土地規模拡大が指導される見込みだ。


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