新現代版箱庭諸国 会議掲示板
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【2379】瑞星新聞 第四号 水城帝国 07/8/17(金) 12:48 [未読]
【2406】瑞星新聞 第五号 水城帝国 07/10/30(火) 16:27 [未読]
【2438】瑞星新聞 第六号 水城帝国 07/12/26(水) 22:12 [未読]
【2455】瑞星新聞 号外 水城帝国 07/12/30(日) 18:14 [未読]

【2379】瑞星新聞 第四号
 水城帝国  - 07/8/17(金) 12:48 -

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 ―帝国情報速達便―

                『瑞星』       第四号

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【本日の紙面】
国内―『今後の食料計画の要は養殖にある』
国外―『モルドール―ファーバンティ同盟間の紛争終結』
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―国内―
『今後の食料計画の要は養殖にある』
帝国産業部の新田原部長が帝国議会における報告の中で今後
帝国が取るべき食料政策としてこれまでの食料研究所増築から
脱却し、養殖場の整備を進める方針である事を明らかにした
食料研究所の増築は以前から叫ばれて来ている課題でもあるが
先帝の代から人口膨張政策を優先している現状では居住地の
確保が最優先されており食料研究所に割り当てる用地の確保
が困難な状況にあるとされてきた
そこで帝国産業部は規模こそ小さいが陸地を必要とせず安定
した食料生産を見込める養殖事業に関心を寄せたものと見られ
近く養殖場の大規模導入を提案するものと見られる

―国外―
『モルドール―ファーバンティ同盟間の紛争終結』
モルドール連合王国(旧アイゼンガルド)の敗北宣言、
及びファーバンティ同盟側のファードラウト連邦の
戦闘終結宣言が発されたことにより唐突に勃発した
今回の紛争はあっけなく幕を閉じた
その過程ではモルドール連合王国軍の熱核兵器の使用など
幾つかの問題行動を起こしており今後のファーバンティ側
による統治に暗い影を落とす事になるものと見られる
しかしファーバンティ同盟側、ファードラウト連邦は以前の
アイゼンガルド問題においても同国を攻撃し統治を行った
過去があるがその後独立したアイゼンガルドの動向を見る限り
その統治が成功であったとは考え難く、その轍を踏まぬ
統治計画の立案が求められるだろう

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 出版元:飛燕通信商社      メルキド暦744年11月発刊

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<Mozilla/4.0 (compatible; MSIE 6.0; Windows NT 5.1; SV1)@softbank219202104185.bbtec.net>

【2406】瑞星新聞 第五号
 水城帝国  - 07/10/30(火) 16:27 -

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 ―帝国国民への情報速達便―

                『瑞星』       第五号

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【本日の紙面】
国内―『養殖場大量配備計画70%具現化』
国外―『モルドール武装宣言、世間は冷笑』
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―国内―
『養殖場大量配備計画70%具現化』
先帝の頃より続く食糧増産案の要、養殖場の大量配備計画がその行程
を7割方消化し終えたという
養殖場の新設・増築はいかに養殖と言えども生物が相手であり十全な
稼働率を維持する為には設置海域における水温・海流・気候等、多岐
に渡る調査が必要不可欠であり一朝一夕での増産は最初から不可能で
あった
しかし帝国産業部を中心に帝国臣民は一丸となって日々研鑚を重ね
それらの万難に正面から挑み10年単位で歳月を費やし漸く計画は
大詰めを迎えている
現状でも十分世界に誇る事のできる大規模養殖場を抱えているが初期
からこの案件に関わっている古参の養殖技術者は一様に「まだまだこ
れから、我々は7里を以て半ばとしますよ。…9里は流石にキツイで
すから」と冗談を交えながらも瞳に闘志を燃やして海を見据えている

―国外―
『モルドール武装宣言、世間は冷笑』
過去二度に渡り敗戦国となり厳しい国際世論の中にいるモルドール
連合王国であるが、同国は今回本格的な再武装を行う事を報道機関
で宣伝している
同国は先の紛争で戦勝国となったFSF及びCTOによる統治命令を
十分に消化したとは言い難い状況にあるものと思われるが、その中で
今回の様な動きが見られることを帝国情報部は「FSF及びCTOを
構成する一部の国家では外交関係の縮小が進んでいる。これに伴って
モルドールに対する実効支配力が著しい低下しているのではないか」
との見解を示した
またアイゼンガルド問題の頃から頻繁に介入しながらも一向に成果を
上げていないFSFに対しては情報部の外務担当官ばかりでなく冬和
陛下におかれても強い不信感をお持ちになられているとの情報もある
一方でモルドールの武装化に関しては「荒唐無稽としか言い様がない
計画であり考慮に値しない」と簡単に評価するのみで深く言及はしな
かった

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 出版元:飛燕通信商社      メルキド暦 794年 4月発刊

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<Mozilla/4.0 (compatible; MSIE 7.0; Windows NT 6.0; SLCC1; .NET CLR 2.0.50727; ...@pl201.nas925.p-hokkaido.nttpc.ne.jp>

【2438】瑞星新聞 第六号
 水城帝国  - 07/12/26(水) 22:12 -

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 ―帝国国民への情報速達便―

                『瑞星』       第六号

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【本日の紙面】
国内―『箱庭Cup9900 水城代表が優勝』
国外―『モルドール連合王国、バッカーニア王国に対し最後通牒』
国外―『〜間でMSCI条約調印』
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―国内―
『箱庭Cup9900 水城代表が優勝』
先日行われた水城代表とアロン共和国代表の決勝戦に0−1で勝利し
初の優勝という快挙を成し遂げた
水城代表は他国代表と比べると今一つ決定力に欠けるというのが定評
であり今次大会でも予選突破はギリギリのラインであった
水城代表初の決勝進出ということもあり冬和陛下は自ら試合前の選手
に激励の言葉を掛けられ送り出している
選手たちは見事それに答えたか堅実な試合運びでアロン代表を降し初
優勝の栄冠を手に入れた

―国外―
『モルドール連合王国、バッカーニア王国に対し最後通牒』
「全ての王国はサウロン王の下、一つになるべき」と正気とは思えな
い主張をしていたモルドール連合王国だが同国は遂にバッカーニア王
国に対し最後通牒を突きつけ自国への従属を要求する声明を発した
この一方的な通告にグダニスクを始めとする自由主義圏の国家だけで
なくジャスバル帝国など帝国圏の国家からも非難が続出している
帝国情報部は未だ情報収集中として公の場での見解発表は避けている
が国内世論は急速にモルドール嫌悪に傾きつつあり帝国上層部の対応
もこれを無視することはできない情勢になりつつある
またF−2の各加盟国においても以前の擁護姿勢から非難姿勢への転
換が一部に見られその動向も注目される

『カアルハセヤ帝国〜イリューショナル帝国間でMSCI条約調印』
カアルハセヤ帝国とイリューショナル帝国の間において既存の国家連
合とは異なる同盟条約が締結された
帝国情報部は昨今再び垣間見られるようになったモルドール連合王国
の不穏な動向とそれに対する世界的大国の緩慢な反応が新興諸国に不
安を与えているのではないかと評している

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 出版元:飛燕通信商社      メルキド暦 832年 6月発刊

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<Mozilla/4.0 (compatible; MSIE 7.0; Windows NT 6.0; SLCC1; .NET CLR 2.0.50727; ...@softbank219202104018.bbtec.net>

【2455】瑞星新聞 号外
 水城帝国  - 07/12/30(日) 18:14 -

引用なし
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 ―帝国国民への情報速達便―

                『瑞星』       号外

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【本日の紙面】
国内―『愛国ローレンツ党によるデモが過激化、負傷者も』
国外―『フィスタニア連邦軍、モルドール連合王国に侵攻』

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―国内―
『愛国ローレンツ党によるデモが過激化、負傷者も』
帝国議会で第二党の地位にある愛国ローレンツ党の若手党員が中心と
なって対モルドール戦争に関して抗議デモが行われている。
ローレンツ党はフィスタニア連邦軍が掲げている"ピンポイント攻撃"
による被害極限での戦争終結を図る計画に対して「帝国の敵は断固粉
砕されるべきでありピンポイントなどという手加減攻撃を行うべきで
はない」と主張している。
デモはフィスタニアによる対モルドール宣戦布告以降、連日行われて
いたがシュティークロートにある連邦議会前で抗議デモを開催しよう
としたローレンツ党員を公安当局が阻止しようとしたことで事態が悪
化、デモ隊と公安部の間で大乱闘が起こり双方数十名に上る負傷者と
何名かの逮捕者が出る事態に発展した。当時、連邦議会は閉会してお
り実害は生じなかったという。
しかしこの事を聞き及んだ冬和陛下におかれては、精密な手順を要求
されるであろう今回の戦争を前に国内の結束が乱されようとした事に
かなりお怒りになられたとされ、首都アマテラスを始め主要都市部で
は公安部により厳戒態勢が敷かれる事となった。

―国外―
『フィスタニア連邦軍、モルドール連合王国に侵攻』
フィスタニア連邦軍は一足先に宣戦布告したジャスバル帝国出身者で
編成されているジャスバル軍集団が10008期、先陣を切ってモル
ドール連合王国に対し攻撃を開始した。同時刻を以てセレーニア連邦
も攻撃を開始している。セレーニアとフィスタニアの間では、互いに
戦闘区域を互いがいない方面へ向ける動きが見られているが共同作戦
を取っている様子はないという。
フィスタニア連邦軍主力は水城軍集団、マクロネシア軍集団を中核に
10009期の開戦を以ってジャスバル軍集団に続き攻撃を開始する
予定である。
冬和陛下は出撃の前日、全連邦軍将兵の前に立って訓示を述べ焦土戦
の阻止を主眼として戦いを進めることを明言しておりその戦術手腕に
注目が集まっている。

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 出版元:飛燕通信商社      メルキド暦 835年 1月発刊

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<Mozilla/4.0 (compatible; MSIE 7.0; Windows NT 6.0; SLCC1; .NET CLR 2.0.50727; ...@softbank219202104017.bbtec.net>

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