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<<国内社会>>
【怪獣出現、本島南東部壊滅】
順調に開発が進んでいたコンティス王国だったが、本島の南東部に怪獣が出現。
レプティス区郊外の住宅地が壊滅した。
宰相はこれを受け「災害特別支援制度」を適用、レプティス区(区長:ミルフィー・ロザンナ)に支援金を送った。
パーン・デザイア防衛大臣は、「『備えよ、常に』をモットーに、多くの天災の被害を最小限に食い止めなければいけない」としている。
【スカンディナビア・シティの衰退進む】
工業地が立ち並ぶサザナリア区の都、スカンディナヴィア・シティだが、このごろ急速に衰退してきている。
かつては市内に多くの工場が立ち並び、「工業の都」とも言われ、工業収入は世界的にトップクラスだったが、ハイテク企業の進出、職場の転換などが行われ、昔ほどの栄華はなくなってきている。
工場の跡地は緑や公園にするなど、「緑化都市化」を掲げて再開発を行っているが、「行われる」立場である住民も少しずつ減ってきている。
キルキス内務大臣は「工業転換によって発生した犠牲。補うのは難しいかもしれない。もしかしたら、スカンディナヴィア・シティ自体を廃止し、海底都市に移行する可能性もある」としている。
<<国際社会>>
【オースチン共和国滅亡、国内は混乱】
セイレン条約機構の中心的存在でもあり、古来からの大国だったオースチン共和国が、先日、滅亡した。
このことについて国内は混乱。各所から「唐突にやめるなんて身の振り方にもほどがある」「理由をキチンと話してから辞めるべき」「自ら『チキン』と露呈している」と辛辣なコメントが続出している。
一方で、「何があったのかは分からないが、お疲れ様」「心中察す」といった、ねぎらうコメントも出ている。
革新党党首のミラターナ氏は「所詮事大主義は破滅の道を行く、というのが、これで明らかになったな」とコメント。
フィーナス外務大臣は「セイレン(条約機構)の柱が一本なくなった。ベバリン連邦や成瀬共和国が中心となって切り盛りしていかなければならないが、そこはぜひとも頑張って欲しい」としている。
【オースチン共和国滅亡によって生じた犠牲】
セイレン条約機構の柱が一本なくなったのも世界的には大きな痛手だが、国際連盟(国連)の総長も唐突の不在となった。
このことも関連して、フィーナス外務大臣は「突然いなくなったのは、後先考えない自己中心的な行為で非常に憤りを感じる。しかし、今となっては新しい総長を選出しなければならないだろう」と頭を抱えている。
後期選挙は10月に行われるが、同外務大臣は「総長」という立場を置くのではなく、「総長代行」という立場を置く予定。
正式な総長は10月まで待ち、それまでは総長代行が総長の権限を行使するのはどうか、と考えている。(10月から引き続き総長になることも可)
総長代行の選出は、憲章どおり5位以上の国家から選出する予定だが、正式な日程も併せ、各国と話し合っていかなければならない。
<<天気予報>>(気象庁・ロールス気象大学発表)
【国内】
コンスタンティノープル:雨 18度/15度
グレッグミンスター:曇り 22度/19度
カイザリヤ:晴れ/曇り 20度/15度
マライアティノープル:曇り→雨 19度/16度
スカンディナヴィア・シティ:晴れ 23度/19度
プラニキア:曇り→晴れ 25度/23度 ※朝夕霧深し
ウルグス・シティ:晴れ/曇り 23度/20度
【国外】
ポートグダニスク:晴れ/曇り 25度/21度
ザルツブルグ:曇り 23度/20度
ベルグラード:雨 20度/16度
ウェルカム:晴れ/曇り 22度/18度
シーニグラード:晴れ→曇り 24度/18度
ヴェルリン:晴れ 24度/20度
キシュガル:曇り→晴れ 23度/17度
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王国新暦(太陰暦)220年5月19日発行
王国暦(太陽暦)26年4月5週3日発行
発行者:ルナ・シンフォード
印刷:トラックナイト印刷局
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