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□国内面□
【明日、第21回帝國衆議院総選挙公示】
明日、第21回帝國衆議院総選挙が公示される。今回の選挙は、長らく政権を保持し続けてきた与党「大政翼賛会」の苦戦が予想されている。経済の著しい発展が続く中、与党が苦戦をするだろう理由は、外交政策の停滞だ。リ國問題に加え、帝聯の停滞など、問題は山積している。国内世論が軍縮内政に傾く中、ハンス首相はどう戦うのか。
投票は13日。
―帝國衆議院勢力(定数300)(皇紀六年十一月現在)―
大政翼賛会231
國家社會主義ガルバディア労働者党41
新エボン党19
政友会8
無所属1
−−−主要政党−−−
※大政翼賛会(総裁・ハンス[現首相])
皇紀5年(2004)10月8日、当時のハンナヴァルト首相が「強力な政府、強力な国家」を目標に組織した官製政党。12月、ハンナヴァルト首相の急死で解散した。しかし翌年1月、子のリヒャルト・ハンナヴァルトによって復活し、以来政権政党となっている。貴族院とも関係が深いため、翼賛会の総裁が首相になることは通例となりつつある。
※國家社會主義ガルバディア労働者党(党首・ハセクラ)
帝國議会開設時、発足した古参政党。ハンナヴァルト首相の強力な指導により、解散・翼賛入りとなるが、カザリア元首相によって再建された。
水夏聯邦に系列の「愛国帝政党」を保持する。
※新エボン党(党首・キール)
反大政翼賛会の議員が主要となって組織された政党。護憲派が多く、知識層からの支持が高い。
【帝國政府、リ國案に不快感】
リ國が、亜帝領土に関し、多国間協議による解決を提案。これに対しヴァジルール外相は強い不快感を示した。以下、外相発言
「我々は、神聖亜細亜帝國政府の要請に基づき、リ國に「新京条約」の厳守を求めているに過ぎない。なぜ今更会談が必要なのか理解できない。リ國が不法占拠をやめれば、その1秒後にでも本問題は解決するだろう。」
【プ聯邦、帝國援助を示唆】
プロスピア聯邦が、帝國への大々的援助を示唆した。この件に関しハンス首相は「まだ確認が取れていない。これが事実であれば、非常に喜ばしい事態である」
と述べた。
□海外面□
【ユ聯、シークトバニア宣言】
ユ聯がシークトバニア宣言を行った。同宣言はユ聯の組織体制確立を意図したものと思われるが、同宣言同意組織に「国連」が明記されていることは物議をかもしだすだろう。この件に関しハンス首相は、
「現時点で述べることは特にない」
と述べるにとどまった。
―帝國政府發表ノ標語―
「生めよ 増やせよ 子は国の宝」
―帝國旅行株式会社―
そうだ カーペンタリアへ行こう
―帝國航空―
家族で海外・友達と植民地へ
―大政翼賛会―
富国強兵・国民生活の充実
―國家社會主義ガルバディア労働者党―
軍縮内政重視
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皇紀六年 十一月四日(金曜日)
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皇紀元年(2000)10月創刊)
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