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ユークトバニア連邦政府は、アロン社会主義共和国の事前協議なき共和国化及びプロスピア連邦への不正加盟について、アロン政府の国際的取り決めを軽視するその姿勢に強い遺憾の意を表すると共に、これらの問題を双方が自主的にかつ平和的に解決するための、我がユーク側としての絶対条件をここに提示するものとし、アロン政府及びプロスピア連邦中央政府は、以下の内容を協議検討した上で、より良い返答をよこして頂けるよう要請する。
1.アロン社会主義共和国は、プロスピア連邦からの脱退を宣言し、ユークトバニア連邦への復帰を行うこと。
2.それによって、今後アロンの不正行為に関しての諸問題についてはユークトバニア政府がアロン政府と一対一で協議するものとし、プロスピア連邦はこれに関与しないこと。
3.ユークトバニア政府は、アロン政府との協議による取り決め等、問題が完全に解決しだい、速やかにアロンの主たる政府が共和国化ないし自由な方向で独立することを認め、プロスピア連邦への引渡しは、これを完全に保証する。
4.協議は可能な限り速やかに行うものとし、ユークトバニア政府は、アロンのプロスピア連邦への引渡しが延々として行われないような状態にはしないことを完全に保証する。(互いの諸事情で遅れることがあっても二週間以内)
5.ユークトバニア政府は、プロスピア連邦に対して、一切の謝罪や賠償の要求を行う立場にないことを確認し、また行わない。
アロン問題を解決するうえで、プロスピア帰属のまま協議を進行しては、互いの憲章などの問題にぶつかるため、以上のような条件として提示させていただいた。
プロスピア連邦加盟諸邦は我が方の意図をよくご理解していただいたうえで決定を下していただきたいと熱望するしだいである。
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