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【神帝陛下、宮内省病院に御入院】
昨日、神帝陛下が体調を崩され宮内省病院に御入院された。病院側の発表によると、神帝陛下の御容態は安静が必要で、楽観は出来ない状況との事。
即日、ヴァジルール首相をはじめ多くの人々が見舞いに訪れたが、面会は許されなかった。
「陛下の一刻も早い御回復を心より願う」(ヴァジルール首相)
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【セイレーン条約機構、解体】
長い歴史を持ちながらも、時が経つにつれ有名無実化していたセイレーン条約機構だが、加盟国であるヴァリスと成瀬の会談で解体が正式決定された。
セイレーンの解体については、国際社会も望んでいたことであり、帝國政府もこれを歓迎している。
「セイレーンの解体は概ね歓迎すべきことである。気がかりは共産主義の手が旧加盟国に及ぶか否かだ」(ラーダット外相)
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【ハセクラ男爵、國ガ党党首を辞任】
ハセクラ男爵は、高齢に伴う体力の衰えを理由に、國家社會主義ガルバディア労働者党党首職の辞任を表明した。昨日に行われた、後任を選ぶ党首選にはヴェン・クローネ伯爵が当選した。
ただ、後任のクローネ新党首は、強硬派で知られており、ハセクラ前党首とは政策が全く違い、むしろ大政翼賛会よりの考えを持っていると言われている。
《クローネ新党首、所信表明演説―ミュンヘンの党本部にて》
「対外圧力が日に日に強くなる今日、軍備拡張は止むを得ない。我々は、野党であるが、大政翼賛会と意見がすべて違うと言うわけでもない。協力できるところは協力し、帝國の未来のために全力を尽くさなければならない」
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【帝聯内は稀に見る好景気】
本国、神聖ガルバディア帝國経済が相変わらず好景気を維持する中、神聖ヴォルフィード帝國の経済が成長を遂げている。この理由は、ヴォ政府が軍拡政策に一定の達成を見て、経済政策を重点的に行うようになったことが言える。
一方、ダルマスカは帝聯内で唯一低成長のため、近く本国より経済政策の専門家が派遣される予定となっている。
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【ランゴヴァルド、環境汚染に伴う荒廃】
ランゴヴァルド帝國[皇帝(格上)>国王(格下)の為、先進国の国王(皇室の伝統があり、政治体制が確立していると帝國が認めた国家の君主)については皇帝と称することにする―詳細はウィキペディア「皇帝」]で、嘗てない程の国土荒廃が起きている。すでに同国中心部は人が住むには値しない廃墟と化し、人的損害は数百万人に及んでいると見られる。
帝國政府は、ラ政府の要請があり次第いつでも援助を行うことを表明している。
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□社会□<帝國興信所調査・1月8日現在>
書籍・雑誌売り上げ順位
1 東京タワし《戦艦扶桑社》
2 1mの名札《秀英社》
3 「ニート共和國をやっつけろ」《帝國児童出版》
映画興行収入順位
1「決断と実行」《大政翼賛会》
2「ノンフェア」《帝國映画研究所》
3「ウッカリスエット」《西映》
□広告□
世界も認めた文化です <ヴェルリン映画>
活字の中にも笑いあり<秀英社>
あなたと、あなたの大切な人を守ります<帝國保険>
そうだ ダルマスカ 行こう<帝國旅行>
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皇紀七年 1月9日(曜日)
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帝國新聞現箱版第九十七号(郵便物許可第10号,治安維持局言論出版統制部通過549號)
皇紀元年(2000)10月創刊)
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