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===PF共同演習場建設推進諮問委員会発足===
PF政府はPF連邦全体の国防力向上のために適切な規模の演習場を整備する計画を発表、合わせて推進委員会を発足させた。
委員会のメンバーはPF国内の有識者で構成されており、軍事関係専門家から外交関係の専門家まで幅広く招聘されている。
また政府筋によると、現時点ではランゴバルドから租借する案が優勢を占めているようだ。
===コンティス王国国王逝去===
先日、高齢で床に臥し気味だったコンティス国王クレオ・マクドール3世が緊急避難先のカイザリヤで息を引き取った。
同国王は第3次大戦以前からその地位にあり、非常な高齢を押して職務に当たっていたが、先ごろの大規模な腐海から発せられた胞子により体調を崩したことがきっかけで死亡したと見られている。
同国王の後継にはクレオ・カホ・マクドール王女が就任する見通し。
マクドール3世はその治世において概ね善良な統治を行っていたが晩年になると社会主義や全体主義に近づこうとするなどの悪政を重ねたことで有名。
今回王位を継承すると見られるカホ王女が民主主義政体の維持を図れるのか、あるいは君主制の限界を露呈することとなるのかに注目が集まるところである。
また本紙客員評論員のベーレンドルフ大学政治部比較体制研究学科のエマヌエル教授は「君主制と民主主義は本来相容れないもの同士で立憲君主政体に無理があることは明らか。国民の意思に基づいて王室を解消、共和制へ移行する必要がある。」との持論を展開した。
===ヴァストーク人民解放戦争終結===
グルガン・ヴァストーク王国に対し行われていたナシバロン人民共和国の解放戦争は先日、ヴァストーク王国側の敗戦を持って終結した。
しかしユークトバニア連邦はヴァストークの再加盟を否定していることから、ヴァストークの戦後は決して明るいものとはいえないだろう。
===今日のマーケット===
グダニスク総合株価指数は一時4000ポイントの大台に乗ったものの、後場は利益確定の売りが先行し終値は前日比−5.8ポイントの3845.3で取引を終えた。
コンティスに不動産を持っていた大手ディベロッパーが軒並みストップ安の中、コンティスで行われた運河掘削のノウハウを持っていた大手建設会社がストップ高を記録するなど、コンティス復興に関連した株に注目が集まった。
為替相場は0.5Lu高の1グダニス=2.9Luで取引を終了した。
債券市場はコンティス関係債が軒並み暴落した波紋がやや広がったものの、全体的には平穏な利回りを示した。
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