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「わが社挨拶」
この度、我が稲穂新聞社は海外へ向けて新聞を通信することになりました。
わが社は旧東ジャスバルの第一紙として、東西統一後は国の情報の要としての責務を果たしてまいりました。この度、国家の安定や、国内新聞業の伸びもあって、海外通信業を開始する事となりました。我が稲穂新聞をよろしくお願いいたします。
『海外』
・【三面】ヴァストーク新体制始動
旧ユーク地方政府の一つのヴァストークはドルチェプのクーデタにより、社会主義体制を覆した事は記憶に新しい。その後のユーク連邦軍の攻撃により鎮圧されナシバロン領ヴァストーク地方国と国号を改め、ナシバロン人民共和国の一地方として併合となった。(四面に関係記事)
・【四面】ドルチェプ一派国外逃亡
先のヴァストーク動乱の首謀者のドルチェプ他幹部数名がヴァストークから逃亡していた事が明らかとなった。現在統治しているナシバロン人民共和国は全力を挙げて逮捕に乗り出す姿勢を見せている。
・【五面】水夏連邦、マウロ共和国に不快感
水夏連邦共和国の人民評議会は不快感を表明した模様。今後、武力の行使も含めた事態に発展する可能性がでてきた。
『国内』
・【一面】ジャスバル民主共和国中部にM7.6
7月14日、ジャスバル民主共和国の中部で死者70万人を出す大地震が発生した。地震の規模を示すマグニチュードは最も被害の激しかった中部ジャスバルで7.6を観測。この緊急事態に対し各国から支援物資が被災地へと送られた。
(六面に関連記事)
・【二面】Hakoniwa Cup 4600ジャスバル大会開会
震災の傷跡が生々しいジャスバルにおいて、サッカーの祭典が開かれた。参加国は16ヶ国で現在予選第二回戦が行われている。
(試合結果は七面)
・【六面】国家首脳部憲法を発布予定
現在ジャスバルは旧東ジャスバル国の政治体制を引き継いだ形となるが、政府首脳部は、五年後の390年までに新憲法を制定し、発布する方針を打ち出した。これに対し、政府代表のマーレン・グリーン代表は「そろそろ、国も安定してきた事だし、他国との競争も本格化してくる。だからなるべく急いで(憲法を)作りたいね。」と述べた。
・【七面】Hakoniwa Cup 4600試合結果
予選一回戦
ジャスバル民主共和国代表VSマウロ連邦共和国代表 ⇒ 0−0
トランシルバニア公国代表VSコンスタン・レプティス連合王国代表 ⇒ 5−0
アロン共和国代表VS咎罪管理国代表 ⇒ 1−1
成瀬共和国代表VSリードホルム共和国代表 ⇒ 0−2
プロミスト大公国代表VSナシバロン人民共和国代表 ⇒ 3−0
ユークトバニア連邦共和国代表VS水夏連邦共和国代表 ⇒ 2−1
神聖ガルバディア帝国代表VSランゴバルド王国代表 ⇒ 5−0
グダニスク連邦自由国代表VS神聖ダルマスカ帝国代表 ⇒ 3−1
予選二回戦
リードホルム共和国代表VSトランシルバニア公国代表 ⇒ 1−2
ジャスバル民主共和国代表VSランゴバルド王国代表 ⇒ 2−0
神聖ダルマスカ帝国代表VSグダニスク連邦自由国代表 ⇒ 1−1
マウロ連邦共和国代表VSコンスタン・レプティス連合王国代表 ⇒ 0−0
since 330 INAHO,N.P.C
385年7月3日発行 ※無断転用を禁ずる
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