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【1578】モアナ国民新聞「大海」海外版 第2号
 モアナ国営新聞社 E-MAIL  - 06/3/30(木) 21:44 -

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モアナ国民新聞「大海」海外版 第2号 2006年3月30日発行
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【災害】アールヴ出現、世界的規模の地震被害

 ガルバディア帝国内におけるアールヴ出現によって、世界的規模の地震被害が発生した。我が国も例外では無かったが、遊園地が崩壊した以外の被害は確認されず、我が国の危機管理体制が成熟しつつある事を証明した。
 また、我が国はこの地震を受けて、被害のあった新興国ロージナ・マクロネシア及び、UEN内で特に甚大な被害を受けたジャスバルに計9兆Luの緊急援助を行った。現在は、各国ともほぼ復旧が完了している模様である。

 「各種衛星を配備していたとしても、災害対策を怠ってはいかん。国民全員が、積極的に避難訓練等に参加して欲しい。」(アーリイ国民防衛省長官)
 長官はいつも以上に厳しい口調で、国民レベルでの災害対策の重要性を強調した。
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【国内】経済政策は今後も政府主導で

 連合首長評議会は、今後の総合的な経済政策の方針について「当面の間は、評議会をはじめとした政府機関の主導によって進めて行く」事を決定した。
 現在、国内企業の約9割が国営もしくはそれに準ずる企業形態となっている。しかし、一部の学者からは「今後、市場を民間に開放する方向に進まなければ、いつしか経済は破綻をきたす」との批判が有った。
 今回の決定は、この批判を無視した形となった。しかし、現在の経済制度について評議会は、「我が国の安定した発展の為には、今まで首長がそれぞれの部族をリードしてきたように、政府が国民を主導して行く必要がある」としながらも、「外国資本の受け入れを有る程度進める為、都市部においては柔軟な策を考えなければならない」と、批判を一部受け入れる姿勢を示した。

 「完全に政府が経済を管理するのは無理があるでしょうね。しかし、現在のほぼ平等な国民生活や福祉の維持を考えると、市場原理に任せてしまう事は国にも国民にも不安が大きすぎます。
我々は、昔から続く共存の社会を守って行かねばなりません。財に物を言わせる権力者や、ごみ溜めを漁る浮浪者が我が国に現れる事は許されません」
(ヴァルヒトゥ経済産業省長官)
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【UEN】イヴァカルア議長、今後の針路について意見

 今朝、官邸においてイヴァカルア議長による今後のUENの在り方についての会見が行われた。
 議長は、これまでのUEN加盟国間における相互援助の状況を評価し、「今後も二国とは良い関係を築いて行きたい」と述べた一方で、「UENの加盟国をいたずらに増やそう、という考えは好ましくない」と意見した。
 さらに議長は、「今後UENは様々な問題に直面するでしょう。そのような所に、未だ基盤すら定まっていない新興三国を加えてはならないと思われます。問題が発生した際に(新興三国を)巻き込むような形になるのは絶対に避けたく思います」とその理由を述べた。
 今後の方針については全国民が注目しており、小国モアナの死活にも繋がる為、慎重な対応が望まれる。
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【UEN】我が国は独自路線を歩む

 UEN加盟国としての我が国の在り方について議長は、UEN二国への依存から徐々に脱却し、国内問題は自己解決が可能な仕組みを整えたい意向を発表した。更に議長は、将来的なUEN脱退をも示唆した。
 具体的な方法や今回の決定理由については議長は明言を避けた。しかし、一部の首長からは、我々の身の丈に合わない強気の発言が目立つ議長国への一抹の不安も叫ばれており、少なからずこのような影響も有ると見られる。

「『連合とは言っても所詮は小国の集合体である』という立場を、我々は弁えるべきです。」
(イヴァカルア議長)
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【海外】大旭・ロージナ・マクロネシア三国が建国

 405年8月、新たに三国が建国された。これを受けてUENは、規約に基づき三ヶ国に3兆Luずつの援助を行った。また、ジャスバルは各国に10兆Luずつの援助を行った模様。
 我が国も各国の円滑な発展を願い建国から10ターン内には、三ヶ国に合計25兆Luを援助した。

「今後も積極的な援助を行いたいと思います。災害発生時等は、我が国に遠慮なく求めて下さい。最大限援助します」(バルシャナ財務経理省長官)

 今後の三ヶ国の大いなる飛躍が期待される。
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【海外】ロージナ人民共和国との関係強化を決定

 我が国は新興三国中において、特にロージナ人民共和国との関係を強化する方針を定めた。既に好意的な回答が得られ、継続的な援助が行われている。
 現在援助額は約20兆Luであり、今後も継続する。また、他に都市計画等の面でも全面的に協力して行く事が決定された。

「ロージナの発展は、ロージナのみならず我が国の利益にも成り得ることでしょう。我々は共に発展して行きたいと思っております」(イヴァカルア議長)
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【海外】ヴァストーク、再び出現 我が国は批判的な見方

 402年4月、ナシバロン統治下において突如放棄されたヴァストーク国が、再び他の島において再建された。これを受けたUEN及び連合首長評議会は、「新規建国とは見なさない」として、ナシバロン統治終了後も規約に基づく援助を行わない事を確認した。
 連合首長評議会では今回の建国に対し、容認・否認双方の意見が飛び交っているが、統一見解として議長は、
「過去の経緯を鑑みると、今回の建国に関しては批判的な意見を持たざるを得ません。しかしながら、我が国はヴァストークの消滅後に建国され、直接的影響は受けておらず、今後ヴァストークと一定の距離をおいて交わってゆく事は可能でしょう」と建国については批判的だが、ヴァストークの存在自体は容認する姿勢を示した。
 しかし議長は、ヴァストークが現在の領土と主張している南センチア島の先住民族にも触れて、「このまま経済格差が大きい状態が続く事は見過ごせない」とし、さらに「経済的な面はもちろんですが、彼らの伝統や文化が、突然島に辿り着いたグルガン人達によって、少しでも破壊される事は決してあってはなりません」と語気を強めた。
 ナシバロン統治終了後のヴァストークの動向が注目される。
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【海外】アメストリス共和国大統領、謎の発言

 アメストリスの中川圭一大統領が突如「おしまいだ。」との言葉を発した。
 その真意は定かではないが、連合首長評議会内では、以前アメストリスでの政変の予兆を示すと見られる謎のビラが撒かれた事を受け「革命でも起こったか」と言う者から、「きっと浮気がばれたんだろう」と言う者まで様々な憶測が飛び交い、一時議会は騒然となった。
 建国以来、アメストリスは鎖国政策をとっており、その一切が謎に包まれている。広大な農場と工場街、船の出入りの無い港、そして南部の火山島に輝く地石。国民の間でも、その謎の国家像が話題となっており、アマチュア作家等の間で隠れたブームを呼んでいる。

 「あの国では一体何が行われているのか、250万の民はどんな生活をしているのか。考えただけで興奮しちゃいます」(学生/アマチュア作家・16歳女性)
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【国内】迎撃・軍事衛星打ち上げ成功

 科学技術省は先日の会見で、迎撃衛星「トゥーパ7号」と軍事衛星「ラヴァン1号」の打ち上げに成功したと発表した。迎撃衛星については過去4回の打ち上げ失敗を経験しており、5度目にして悲願を達成した。
 連合首長評議会では、今回の衛星打ち上げ成功を、我が国の災害・怪獣対策における自立に近づいたと高く評価し、今後の防衛衛星打ち上げに向けて更なる技術開発を行うとの姿勢を示した。

 「これで隕石にも、怪獣にも安心して対処する事が出来るようになりましたよ。憎いいのらも衛星レーザーで一発です。まあ我々の努力の賜物でしょうな。ハハハ」(マヒカイ科学技術省長官)
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【国内】評議会内の対立は終息

 評議会内では「革新派」と「保守派」の対立が続いていたが、収入増加・宇宙開発と雇用対策が同時に実現され、双方の目標が一先ず実現した事によってこれは終息した模様。

 「国内問題は一先ず落ち着きました。今後は恐らく、争う暇など無いだろうと思います」
(イヴァカルア議長)
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【スポーツ】箱庭杯4900開幕 モアナ代表、好調なスタート

 箱庭杯4900ナシバロン大会が開幕した。モアナ代表は、前回の全敗という無念な記録が嘘であるかのような好調なスタートを切った。
 一回戦の相手は前回1−2で惜しくも敗れたジャスバル。今回は3−1の見事な勝利を飾った。二回戦は、前回2−3で敗れた成瀬であったが、こちらも2−0と文句の付け所の無い美しい試合展開で勝利した。
 この調子で行けば、決勝トーナメントへの進出も夢ではない。国民一丸となって、モアナ代表を応援しようではないか。

「皆さんの応援のお陰でした。本当に嬉しい。次も全力で戦います」
(主将・MF・ルートゥナパ選手)

[主な試合結果]

予選第2戦 モアナ代表 2 − 0 成瀬代表
予選第1戦 モアナ代表 3 − 1 ジャスバル代表
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