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『海外』
・【二面】PF連邦首都が完成
先進大国が構成国であるプロスピア連邦は
連邦内エクスルージュ王国の首都ゼルレトリアを連邦首都として制定した。
UENからは、マナ・モアナ連合首長国のイルカルヴァ議長が参加した。
どうやら、ユークトバニア社会主義共和国連邦などの
対立陣営からの参加はなかった模様。
(四面に関連記事)
・【四面】PF、共通通貨を制定
プロスピア連邦は
連邦内の経済を円滑に行うため共通通貨『バローレ』
を制定した。
同連邦内で使用可能でありこれをどう運用するのかが注目される。
・【五面】水夏連邦、安易な軍拡を批判
水夏連邦共和国のコスタス氏が新興国の安易な軍拡を批判。
それによると、
「他国に被害を及ぼす怪獣を処理できない国が演習場建設をするべきではない」
とのこと。
(六面に関連記事)
『国内』
・【一面】ジャスバルの新代表はニコル・ダート氏
ジャスバル民主共和国は国民総選挙の結果、前政府副代表のニコル・ダート氏を
正式に代表とすることを決定した。
同氏は、前代表マーレン・グリーン氏と
東西戦争時に統一を目的とする団体に所属、グリーン氏と協力関係にあった。
しかし正式な建国後のジャスバル議会では
両氏の対立は激しく討論では一時議会が停止することもあった。
とは言ってもあくまで政治的ライバルであったようで、
両氏の関係は良好だったと述べるものも多数いる。
グリーン氏の死去の際に病室で最期を看取ったのも彼である。
ダート氏の活躍に、ジャスバル国内は期待がかかる。
・【三面】グリーン氏の国葬がコラジバーンで行われる
ジャスバル民主共和国は、438年の1月に前代表の国葬を行った。
コラジバーンの特設会場では、同氏の死を悲しむ多くの参列者で賑わった。
東西戦争終結と、ジャスバル暫定政府が発足して60年目であり、
代表としてジャスバルを指揮してきた同氏の死に対して、
現代表(この時は、代行代理)のニコル・ダート氏は
「あれから60年、長かったがジャスバルはとても良くなりました。
毎日の食事すら満足に摂れないような時代から私・・・そして、彼自身も
今や国民全員が満足できる量の食事を摂れるようになったと感じています。
私と彼とは、近年では対立しているように思われましたが、
ジャスバルをより富む国にと思う故の事であったと信じます。
偉大な政治家であり、最大のライバルでもあった彼には教えられたことが多かったです。
彼は、この街で生まれた親のいない子どもでした。
しかし、彼はこの国を誰よりも愛し、思っていた人であると私は証明します。
ジャスバルの政治は我々ジャスバル国民が、一番この国を愛している人を
選びなおす時期です。
我々政治家は、彼の死を乗り越えていきます。」
と、仏前で演説をしたところで、大きな拍手が沸きあがった。
稲穂新聞としても、ジャスバルのリーダーの死を心より悲しみ、
冥福をお祈りいたします。
・【六面】ダート氏、PFの演習場発言に批判
ニコル・ダート政府代表はPFの発言に対して、
「他国に被害を及ぼすような怪獣は我々は演習場に配置していないし、
それに対応するために演習を行っている。
我々は決して安易には軍拡を行っていないし、ましてや他国を侵略しようとは
毛頭考えていない。
演習場は、我々の自由でもある。それをとやかく言われる理由はない。」
と、批判のコメントを残した。
ジャスバル国内では、一連の騒動に世論が分かれている。
since 330 INAHO,N.P.C
437年1月23日発行 ※無断転用を禁ずる
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