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【1664】稲穂新聞 第七号
 稲穂新聞 ジャスバル本社  - 06/7/21(金) 14:13 -

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稲穂新聞 第七号 486年2月12日発行

・発行元 
ジャスバル民主共和国カイラザディア中央区1-7-8稲穂新聞ジャスバル本社

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紙面

・【一面】【四面】アールヴ被害関連 

・【二面】【五面】UEN改革案関連

・【三面】ジャスバルがヴェルーサ国内の演習場を使用  

・【六面】ニコル・ダート政府代表がを政界引退を示唆

・【七面】本格的な高速大容量通信網導入計画が災害で凍結

・【八面】新国土開拓構想が議論

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『海外』
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・【二面】UEN議長、ジャスバルが選出

ジャスバル民主共和国はUEN選挙で議長に選出された。これはラパナ条約条文に基いた選挙が実施され、かねてより議長職を要望していたジャスバル民主共和国の要求が反映された形である。現在いつから新役職が施行されるかや、他役職の調整を行っている。
(五面に関連記事)

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・【三面】ヴェルーサ国の演習場をジャスバルが使用

ジャスバル民主共和国は485年9月4日にヴェルーサ社会主義共和国の模造都市演習場で演習を行った。これはMLT締結後の軍事演習が停止されていた為、国防力の低下を防ぐ為のものであると考えられる。MLT条約には違反していないものの、道義的な問題上グダニスク連邦自由国などが批判声明を提出している。

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・【四面】コンティス王国にアールヴの余波押し寄せる

先のアールヴ被害が与えた影響はジャスバル民主共和国国内だけに留まらず、コンスタン・レプティス連合王国に大規模な地震や隕石被害が発生し、大きな被害を発生させている。同国外相フィーナス氏はジャスバルの対応に批判声明を出しており、ジャスバル政府は正式に謝罪のコメントをだしておらず、ここでも対応の悪さが露呈された。

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『国内』
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・【一面】ジャスバルにアールヴ出現

ジャスバル民主共和国カイラザディア北西部にアールヴが出現し、魔法攻撃等でカイラザディア近郊やコラジバーン周辺に大きな被害が発生した。死傷者は約800万人、行方不明者は400万人と過去の大震災以上の前代未聞の大災害である。国内の主要産業は大きく乱れ、コラジバーンの食品産業の主要企業のテリンカフーズ社は災害による工場の消滅で操業停止に追い込まれている。本社がアンケートを行ったところカイラザディア市民の89%が政府の対応に不満を持っており、首脳部の進退問題に発展しかねない状況である。
(四面に関連記事)

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・【五面】ジャスバル、UEN改革案の実現失敗に憤慨

先のジャスバル民主共和国のUEN改革案はUEN内外の大きな反発により中止されたがそれに対し同国のルイ・カーベル外相は「我々は新興国とは言えど加盟国間の努力で諸問題の解決を図ってきたのにその能力を認めてもらえず残念である。」
と、コメントを残している。いずれにせよ今回の案は諸外国の批判の方が独自案を上回った感がある。

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・【六面】ニコル・ダート政府代表が政界引退を示唆

ジャスバル民主共和国のニコル・ダート政府代表は2月4日の議会終了後記者団に対し、「私ももう年だし、最近の情勢の変動に対して反応が遅くなってきている、沈む夕日は美しいが私もそうなりたいものだ。」と、引退を考えているような主旨のコメントを発表した。アールヴ被害の対応の遅れや健康面でも高血圧を患いながら政治を続ける同代表のコメントには今後の進退が絡んでいてもおかしくないであろう。

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・【七面】ブロードバンド網構想が凍結

ジャスバル民主共和国内では国民のPC普及率を高め、情報伝達を早める為の高速大容量通信(ブロードバンド)網の全土普及構想が先のアールヴ被害により国内の各所に設置されていた通信用施設や予定地が大きく破壊され、また予算を災害救済に向けて回さざるをえなくなった為に2月6日議会により凍結案が可決された。ジャスバル国内の通信網は遅れをとることになるであろう。現在同構想の規格を満たしているのはカイラザディアとフィレーのみであり、情報格差社会の進行が危ぶまれている。

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・【八面】国土の改造構想、議会で議論

先のアールヴ被害の傷跡が残るジャスバル民主共和国内だが、議会ではこれを期に全国土の先進国化を求める提案をマクドネル・クリーク内相が提案した。議会で可決すると国土の形が大きく変わることが予想され、新生ジャスバルの誕生を期待できるであろう。しかし、現行の災害救済を優先する声も大きく、同案が可決される見通しはまだたっていない。

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