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条約機構軍統一司令部発
セレーニア連邦政府宛
我々、リークホールド条約機構全加盟国は、この度のマクロネシア民主化事業において、承知のとおりラタトスク同盟とも民主化の必要性を認め合い、これによって国際的な了承を得たものであると確信している。
また、マクロネシア人民を横暴で閉鎖的な王政府から解放することは、民族自決権や世界的な平和理念に基づくものであり、これを批判することは人道への罪であると認識する。
しかし、いまなおセレーニア連邦政府は、マクロネシア王政府が解放を受け入れず、抵抗した場合に我々が講ずるであろう必要最小限度の武力行使に対して、明確に妨害すると宣言しつづけている。
セレーニア連邦政府は、悪しき奴隷国家を延命させて、世界人民の自由を束縛しよういうのであろうか。
我々は到底、このような非人道的で残虐な行為を見過ごすことはできない。
セレーニア連邦政府に警告する。
セレーニア連邦政府は直ちにマクロネシアへの物資支援を停止し撤回せよ。
さもなくば我々は条約機構軍の出動を決定し、セレーニア連邦へ必要な処置を講ずる。
また、第三国を経由させて物資を供給しようなどという姑息な手段を用いた場合もこれと同様である。
賢明な判断を期待する。
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