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【帝國議会、國家総動員員法を可決】
セレーニアの帝聯に対する圧迫政策を受けて、帝國議会は久しく撤廃されていた國家総動員法を再成立させた。同法は、軍事力強化の為に軍事優先経済への移行を示すものであり、国防体制の強化と引き換えに経済成長の停滞が予測される。
これに対しハンナヴァルト首相は以下のように述べた。
「現時点での総動員法再成立は、不測の事態に早急な対応をする為のものであり、かつての大皇ガ戦争時のような徹底的統制経済への早期移行を示すものでは無い。経済発展への影響を最小限にしたいと考えている」
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【帝國議会、臣民精神総動員法を可決】
國家総動員法の再成立を受けて、臣民の更なる意識一体化を目指して臣民精神総動員法が可決、成立した。
同法によって帝國聯邦に加盟する国家に存在するあらゆるメディアは本国内務省或いは帝國聯邦治安維持局の統制化に置かれる。
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【帝國陸軍省、軍事演習上の設置案を提出】
国防体制の強化の急務から、帝國陸軍省は軍事演習上の設置案を議会に提出し、衆議院・貴族院の両院において可決、成立した。
今後は軍事演習上を本国に設置するか、帝聯加盟国に設置するかが焦点となる。
「大ガルバディアの軍事技術は他国に比べて高いとは言えない。更なる強化が必要だ」(キメラ外相)
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【帝國科学省、イレギュラーの打ち上げ計画を立案】
帝國科学省は、帝國の悲願であったイレギュラーの打ち上げ計画が実行可能な段階に来ているとし、同案を立案した。
イレギュラー打ち上げ計画案は、衆・貴両院において圧倒的支持の下に可決され、成立した。
年内の完成を目指す。
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【セレーニア、軍事的野心か】
セレーニアが帝聯批判を一段と高め、盟邦ランゴヴァルドに圧力をかけている。帝聯とセレーニアは対赤軍戦争で共同戦線を取った仲であったが、もはや友好は過去の話に成りつつなっている
「赤軍への開戦も、自らの野心からでは無かったのかと疑念を抱いてしまう。何の証拠も無く、捏造記事で帝聯を批判するセレーニアには抗議の念にたえない」(ハンナヴァルト首相)
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速報記事
・帝國蹴球団、三度目の世界制覇を達成。殿堂が建設される
・帝國防衛計画の第三次計画が終了し、全計画が完了
・新内閣、富国強兵政策の推進を表明
・皇紀八年祝賀式典敢行
・来月の建国記念日に向け官民一体の祝賀準備
―帝國政府發表ノ標語―
「生めよ 増やせよ 子は国の宝」
―帝國旅行株式会社―
そうだ カーペンタリアへ行こう
―帝國航空―
家族で海外・友達と植民地へ
―大政翼賛会―
富国強兵・国民生活の充実
―國家社會主義ガルバディア労働者党―
軍縮内政重視
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皇紀八年 三月二十九日(木曜日)
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帝國新聞110號(郵便物許可第9号,治安維持局言論出版統制部通過821号)
皇紀元年(2000)10月創刊)
帝國新聞社発行・印刷(帝國特殊法人)
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