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≪総帥閣下、皇帝復権検討≫
ヴァストーク再興以来、皇帝不在のまま、
新たに『総帥』の君主号を用いて国家の舵取りを行ってきた
総帥閣下は、最近、皇帝復権を仄めかされている。
現在、我が国の体制は、君主制を謳うものの、
事実上は、貴族が中心となって国を動かす、貴族政を取っている。
実際、【卿部会】の権限は強大で、総帥のそれをも遥かに凌ぐ。
そのため、皇帝復権に関して、卿部会の貴族の多くは、
難色を示しているようだ。
特に、外務長官のジェイコフ公、農務長官のスフィソン公や、
陸海軍部のスコットマン伯、イエロー伯、自治長官のGスミス侯は
猛烈に反発している。
と言うのも、元々、上記した反対派貴族は、
崩壊以前のヴァストーク(マロン帝の時世)時に「左遷」
された貴族などで、皇族に対して、現在でも嫌悪を抱いている。
特に、ジェイコフ公、スフィソン公の2人は、
マロン帝時代、皇帝側近の地位にあったが、帝の意向により、
辺境地の管理に回されるという屈辱を受けている。
一方、復権派貴族の代表格は、サニファト侯。
サニファト卿は、元々、グルゴニア神宮の神主で、
グルゴニア神道成立後、大神官に就任し、
預言者とされるサルザール卿の補佐として事実上、
グルゴニア神道の指導権を握っている。
その為、侯爵ながら、卿部会内での発言権は強く、
他会員に威圧的であるとされる。
復権派貴族と反復権派。両者の溝は深まるばかりで、
今後注目される。
≪卿部会、新たに開発部設置へ≫
[卿部会発表]より、卿部会は国土の有効開発を目的として、
【開発部】の設置を発表。
長官には、西サラビアのデュート・サラビア男爵が就任する模様。
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