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Yuktobanian Broadcasting Corporation(Y.B.C.)は、
ユークトバニア連邦共和国に本社をもつ民間の国際報道誌です。
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【ガルバディア帝國連邦、大和攻撃へ?】
[ガルバディアの決断]
8日未明、ガルバディア帝國連邦(以下帝國連邦)が神聖大和=初音諸島連合帝国(以下大和国)に宣戦布告を行った。
同国はガルバディア帝國連邦加盟国の一つで、先月末に加盟したばかりだった。
帝國連邦側は、「新聞等情報媒体製作禁止」に違反したためと述べたが、おそらくこれは大和国のblogに掲載された内閣発表を指しているものと推測される。
このブログにおける内閣発表は、パトレイバー完全模写に代表される大和国特有の暴走を反映した内容になっており、咎式管理国がこれに激怒したとの情報も伝えられており、各方面で問題になっていた。
一方大和国は早々と無条件降伏を自国コメントにおいて表明しており(掲示板ではまだのため手続きとしてはまだ不完全)ローカルルールの束縛もあり、おそらくこのまま停戦となるが、帝國連邦が植民地規約と、そのほかの制限を、いかに大和国に要求していくかが注目されている。
[大和攻撃に際しての世界と連邦政府の対応]
この事態をうけての世界の反応は実に冷ややかだ。
大東亜危機における、現亜細亜共和国を保護しようと世界が動いた事例とは、あまりに事態が異なっているようだ。
箱庭討論委員会、箱庭解放条約機構をはじめとする主要同盟は静観する見通し。
また、過去の大和国の問題発生時から反大和活動に積極的だった水夏連邦共和国も「帝國連邦だけで十分だろう」との見解を表明した。
ユークトバニア連邦政府は、「大和国自身が招いた事態であり、我が国が関与する問題ではない」として、静観する。
ユークトバニア国際情勢研究所アグニア・イーゴリ所長は以下のようにコメントしている。
「そもそもは、反大和勢力が大和国に圧力を強めたことから、自己保身を図るために帝國連邦に加盟したにもかかわらず、今では帝國連邦をも敵にまわして、それを反大和勢力が支持するという構図になっている。大和国の味方は世界中どこを見渡しても見つけることはできない。また大和国自身が、いまだに自身の問題点に気づいていないために改善が行われない。将来的に民族の滅亡も覚悟しなければならないだろう。」
【連邦政府、社会主義条約策定】
9日、アントーシャ・ミロン連邦外務大臣は、政府として世界的な社会主義協力条約の策定をすすめていることを明らかにした。
社会主義の世界主導を目的としたキシュガル宣言と、それに基づいた社会主義同盟が水夏連邦の行動によって潰えた。
そんな中で、我が国も緩やかながら社会主義を保持する国家として、社会主義国家がお互いの有効と連帯を強めていき、互いの発展を補助しあう関係の建設は、いまだ非常に重要な課題であると認識しており、条約案を提示、推進していくこととなったのである。
条約は水夏/武庫/東グルゴニアを念頭においたものとなり、各国にこれから働きかける方針だという。
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