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Yuktobanian Broadcasting Corporation(Y.B.C.)は、
ユークトバニア連邦共和国に本社をもつ民間の国際報道誌です。
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【ユーク、METO離脱へ】
[連邦外務省記者会見]
ユークトバニア連邦共和国は、今日正式に箱庭解放条約機構(METO)からの脱退を決定し、これをMETO当局に通達した。
アントーシャ・ミロン連邦外務大臣は、これに先立ち緊急の記者会見を行い、この中でMETO脱退にいたる政府の方針を説明した。
連邦政府は、以前からMETOの安全保障基盤の弱体化を指摘していた。
現状では、ユークがMETO全体の安全保障を大きく負担しており、ユーク自身の防衛利益はさほど生じていない。
よって、「戸長国」及び「亜細亜共和国」の安全を更に強固なものにする目的もあって、独自に箱庭討論委員会(HTI)に対して、METOとの更なる関係強化、すなわち合併交渉を進めていた。
HTI側との交渉は比較的順調にすすんでいたが、とうのMETO加盟国「戸長国」「亜細亜共和国」がこれに理解を示さず、ユークがいない隙をついてHTI側に一方的に合併の白紙撤回を通達した。
二国のこの行動は、連邦政府の理解範囲を超えるものであり、よって「戸長国」「亜細亜共和国」の安全保障問題について、これ以上ユークが配慮する必要がないとの結論に達し、この度のMETO脱退となった。
[今後の安全保障]
ミロン外務大臣は、METO脱退後の安全保障について、非同盟/有条約政策を推進し、自国の判断がより適応される国防体制を築くことに努力すると述べた。
また同時に、ガルバディア側がユークとの国交正常化交渉締結を宣言したことに関しては、そもそも交渉自体が行われていないのでまったく関知しておらず、影響はまったくないとの立場を明確にしたが、ガルバディアとの関係構築は連邦政府の大きなテーマのひとつだとして、なんらかの友好的アプローチを行う可能性を示唆した。
【神聖ザ・リヴィングデッド帝国で腐海拡大】
19日、神聖ザ・リヴィングデッド帝国において腐海の拡大が観測され、当国に大きな被害をもたらしいている。
ガルバディア帝國連邦当局の資金支援もあり、核ミサイル等での駆除作業がつづいている。
腐海によって、最近では神聖シュミット第三帝国においても多大な被害がでたことは記憶に新しい。
ガルバディア帝國連邦は怪獣とその二次災害によって大きなダメージをうけていることはまず間違いない。
【プロミスト大公国においてミサイル事故】
西グルゴニア誌、グルガーニュにて連日報道されているプロミスト大公国の国民大量虐殺だが、予定の軍事演習地をはずしたミサイルが、一般市街地に炸裂し、未曾有の大惨事となっている。
これによってプロミストは、公国軍の統制力の低さを世界に露呈したといっても過言ではない。
そのような国が、軍事演習をつづけて身に余る軍備を保持することは、世界的不安材料となりえるのではないだろうか。
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