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−−−−大統領リコール請求成立、国民投票へ−−−−
民自党、社民党等が中心となって署名を集めていた大統領リコール請願だったが、今日必要な署名数に達したため最高裁に届けられる事になった。
最高裁はこれを受けて大統領リコールに関する国民投票を行う事を発表、リコールが成立した場合新大統領を選出する選挙に突入する事となる。
−−−−史上初のリコール請求−−−−
今回スチュアート政権に対するリコールが成立したが、バール連邦時代までさかのぼってリコール請求が行われた記録はない。
史上初のリコール請求が成立した背景には、ユークトバニア戦争がうまく進展していないことがあげられよう。
食糧生産は滞り配給は遅れ、都市部ではユークの爆撃による被害が甚大である。
それにも関わらずユーク宇宙防衛部隊の活躍により祖国の攻撃は全くと言っていいほど効果を発揮していないのが現状である。
これらの問題から国民の間に不満が蓄積し、今回のリコール成立に繋がったものとみられる。
−−−−政権支持率、過去最低の30%−−−−
本紙世論調査によるとスチュアート政権の支持率は歴代政権の中で最も低い30%にとどまり、60%の市民が支持しないと表明した。
リコール成立には3分の2の賛成が必要とされているが、支持率をみる限り成立する公算は高いと言えよう。
しかし中立派の動向次第では必要な票数が確保されない事も十分予測され、事態はきわめて流動的である。
−−−−オースチン共和国からの食糧支援−−−−
我が国の友邦であるオースチン共和国からの食糧支援が再び行われる事が決定した。
オースチンはスチュアート政権によるユーク攻撃に賛成の立場を示しており、コンティスなど同盟国を超える重要友邦国として政権から認識されている。
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