|
---------------------------------------------------------
Yuktobanian Broadcasting Corporation(Y.B.C.)は、
ユークトバニア連邦共和国に本社をもつ民間の国際報道誌です。
---------------------------------------------------------
【グダニスク 反ユーク姿勢強める】
いまだつづくグダニスクとユーク間の対立は、更なる悪化が予想される事態となった。
23日付のグダニスクジャーナルは、大統領発表を掲載し、この中で特赦等の処置がユークに対して不快感を抱かせるものであったことを認め、その点について謝罪の意を表したが、再逮捕については一貫して不可能の姿勢を崩してはいない。
さらにユーク政府関係者によると、グダニスクは大統領の発言があった後も、ユーク連邦全体を指して「斜め上をいく変体国家」だと発言していることを明らかにした。
一定の謝意を示しながら水面下では正反対のユーク批判をつづけているのである。
ヤロスラーヴァ書記長は「強い憤りを感じる」とした声明を発表、グダニスクとの外交交渉の一切を遮断することを決定した。
さらに、このようなグダニスクの犯罪行為及び暴言を黙認しつづける箱庭討論委員会(HTI)に対して説明責任を追求する予定であるという。
【国際連盟創設に意欲 選挙実施へ】
先日コンティス王国が発表した国連構想が着実に進展を続けている。
国連憲章の制定と、それに伴う各部門での理事国の選挙準備が行われ、世界的に注目されている。
22日に安保理・経社理・議長の立候補募集が始まり、すでに10ヵ国が名乗りを上げた。
その多くは先進国とよばれる国々だが、フブスグルやアロン等の発展途上国も手を上げ、先進国と非先進国間の壁をなくそうという理念が存在する新国連においては良い兆しといえるのではないだろうか。
【コンティス王国 戦前水準突破】
コンスタン・レプティス連合王国のキルキス内務大臣は25日、同国があらゆる分野で戦前水準にまで復興し、さらなる発展を目指し邁進していることを発表した。
コンティス国民の多くが歓喜し、キルキス内務大臣の人気も急騰しているという。
一方、ユーク政府もこの喜ばしいニュースを祝い、大使館を通して、コンティス政府と王室それぞれに書簡を送ったことをあきらかにした。
政府宛には、コンティス王国の更なる発展のため、コンティス政府が更に有効な政治主導を行うことを願い、ユーク政府としてもこれを支援、支持していくことを表明し、両国のパートナーシップを構築したいとした。
王室宛には、王家のますますの健康と発展、コンティス国民が幸福のうちに人生を歩むことをユークが望んでいることを伝え、また王族方がユークを訪問してくれることを望む旨を伝えた。
【水夏連邦復帰】
多くを語る必要もないと思われるが、水夏連邦が先日ついに復帰をはたした。
前体制を引き継ぐ形で発足した新水夏連邦は、旧水夏を嫌う北東から発展したユーク連邦の対応を注視していたが、同連邦は社会主義の同胞として水夏連邦を支持、支援していくことを決定している。
また社会主義連邦への招請を、連邦評議会が全会一致で採択したことを明らかにし、水夏における社会主義革命の発展を促した。
【グルゴニア共同体発足】
23日、グルゴニア皇国とグルゴニア社会主義連邦共和国が共同体を創設したことを、同組織のスポークスマンが発表した。
この経済分野での共同体であり、軍事的な連帯は約束されていないが、グルゴニア系国家をたばねる組織が初めて発足したといえる。
しかし、発足表明以来、その合意がなされた都市名への猛烈な批判にはじまって、社会主義を名乗る国が君主国と共同体を構成する不可解な事態も相成り、国際社会から非難の声が尽きない。
全社会主義の団結と発展を目指すユークも、これについてグルゴニアを批判しており、「グルゴニア社会主義は、修正主義者の巣窟であって、社会主義の名を騙った社会主義の敵だ」とする外務省声明を発表した。
----------------------------------------------
製作-Yuktobanian Broadcasting Corporation
|
|