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神聖ダルマスカ帝國時代(現グルゴニア皇国)に、多くのガルバディア人が同国に渡り、現在も生活を送っている。
その彼等が、迫害を受けている。
グルゴニア皇国政府が、帝國の要請に何ら回答を示さない事から、
帝國政府はこの事態を憂慮し、グルゴニア皇国政府に対し最後通牒を送った。
――グ皇国に対する要請――
第一条 神聖ガルバディア帝國は、グルゴニア皇國(以下グ皇国)の5.5座標を中心とする島を2000平方km以上に拡張し、その割譲を求める
尚、その島(以下帝國領―名称は後日決定)にはグ皇国に散在せるガルバディア民族が居住する
第二条 併合地は神聖ガルバディア帝國の永久領土とす
第三条 第一条に基づき、神聖ガルバディア帝國は、グ皇國の承認及び完全独立を承認する。
第四条 グ皇國は、現在散在しているガルバディア民族を帝國領に移住させる義務を有す
第五条 グ皇國民の帝國領移住は認められない
第六条 帝國領のあらゆる権限は本国(神聖ガルバディア帝國)が保有する
第七条 第五条に基づき、帝國領の防衛等に関しても、あくまで本国の義務であり、帝國領への攻撃は神聖ガルバディア帝國への攻撃とみなす
第八条 但し、怪獣等の発生に対する処置は、グ皇國に依頼する(防衛施設などの問題から、早期退治にはグ皇国の攻撃が望ましい)
第九条 第七条において、グ皇國が協力し、災害が早期沈静せる場合、本國は謝礼を行う
第十条 神聖ガルバディア帝國及びグ皇國の両国は、友好関係を維持する。
■天皇陛下、帝國貴族院にて御演説■
「グルゴニア皇国に要求する。
既に提示した事を即実行せよ!
戦争か平和か、グルゴニアが決めるのだ!
我々の申し入れを受け入れ、ガルバディア民族に自由を与えるか、
それとも、我々が自ら自由を求めるのか!!!
(議員等の大拍手で一時中断)
今や朕は、我が民族最初の兵士として、
諸君等の先頭に立つ!!!」
帝國貴族院は、陛下の御演説の後、五分もの間拍手が鳴り止まなかった。
【帝國政府、天皇陛下のお言葉を受け、強硬路線に転換】
ハンナヴァルト首相は、グルゴニア皇国に対する宥和政策を停止し、強硬路線に転換する事を発表した。
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