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Yuktobanian Broadcasting Corporation(Y.B.C.)は、
ユークトバニア連邦共和国に本社をもつ民間の国際報道誌です。
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【各国の首都建設】
[世界的首都建設ラッシュつづく]
ユークトバニア連邦共和国が、自国の正式コメントにおいて世界的首都建設の推奨が行われていた中、各国で首都建設が相次いだ。
上位の先進国のほとんどが首都を持つ状態であり、さらに拡大が予想されている。
[政府の反応]
アントーシャ・ミロン連邦外務大臣は、定例の記者応答で、各国の首都建設を歓迎する意向を示した。
その上でミロン大臣は、「そもそも首都のない国を主権国家として認めていた現状が異常であったかもしれない。首都のない国は自治領でしかない。そのような自治領が公に外交を行っているような現状は即座に改善されるべきだ。」と述べ、首都の無い国家に対して、ユーク政府の考えが厳しいものであることを示唆した。
【社会主義条約締結に向け前進】
[ニカノール首相、現状説明]
ユークトバニア連邦共和国国家元首セリョージャ・V・ニカノール政府首相は、ユーク政府が推進していた社会主義友好協力条約が、ほぼ原案のまま締結される見込みであることを明らかにした。
これは18日の連邦議会で、ニカノール首相が条約の締結交渉の現状説明を行ったもので、ユーク政府が締結交渉を行っていた「トルフィノーレ民主主義共和国」「武庫人民共和国」「四州人民共和国」の3ヶ国が全てが、ほぼ合意の意をユーク側に伝えたと発言した。
この中で武庫人民共和国だけが「反社会主義国を考慮する必要がある」として、参加条件の緩和を意見しているが、ユーク政府としては、これ以上の緩和は既に社会主義の協力条約ではなくなり、反社会主義への対応や、連帯性を弱体化させる要因になるとして、説得を行っているとのことだ。
【HakoniwaCup900開幕中】
首都シーニグラード郊外のノヴェンバー多目的スタジアムにおいて、世界的スポーツの祭典HC900が開催されており、決勝リーグに世界の注目が集まっている。
ユークトバニアは、新体制をアピールするために、建国時からHCの開催地候補に名乗りを上げており、今回はスタジアム施設の最新鋭設備と、元祖スポーツ大国としての経験が評価され、見事開催地に指定されたのである。
ユーク代表は好成績で決勝リーグに駒を進めたが、エクスルージュ代表に準々決勝で敗退している。
新体制以後、はじめての大会参加であるが、20ヵ国が参加する最大規模の大会である中、決勝リーグに進出した功績と経験は、次回への大きな糧となるだろう。
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製作-Yuktobanian Broadcasting Corporation
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