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Yuktobanian Broadcasting Corporation(Y.B.C.)は、
ユークトバニア連邦共和国に本社をもつ民間の国際報道誌です。
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【シリーズ企画/格付けランキング】
Y.B.C.社ではこの度、各分野における格付け調査を行った。
この調査結果及びランキングは本誌編集部の判断である。
[軍事力]
シリーズ第一回は、大胆にも軍事力を選択させていただいた。
不安定な国際情勢が続く中、各国は自国権益の拡大を狙ってか、侵略から自らを守る抑止力を期待して軍事力強化に努めている。
本誌は今回、「領土の防衛」と「他国への攻撃能力」の両面からアプローチをかけ、この評価付けに努力した。
また、Y.B.C.が所在するユークトバニア連邦共和国に関してはランキングから除外していることを付け加えておきたい。
□ 第一位 神聖シュミット第三帝国
世界でも有数の軍事的地位を保持しているのは、ガルバディア帝國連邦加盟国「神聖シュミット第三帝国」だ。
実質的な数値/国土形態/施設配置、全てにおいて、世界的にも優れた能力があると予想される。
まず軍事技術は302と諸外国に比べ高く、同時に防衛衛星を保有しているため、それなりのミサイル迎撃能力が期待される。
ミサイル発射数も上位の推定60発。
本土の都市は、ほぼ全域が防災都市と防衛施設の影響圏にあり、陸地以外の領海も防衛施設でカバーしようとしている点が高く評価される。
また周囲の島に人口と職場がそれなりに分散しており、長期にわたる防衛、作戦遂行能力が確保されている。
ガルバディア帝國連邦の軍事戦略の要と考えても差し支えないだろう。
□ 第二位 神聖ガルバディア帝国
言わずと知れたガルバディア帝國連邦の本国。
見た目には美しくないが、防衛戦略を念頭においた機械的国土形態をとる。
分散した小島に防災都市を配置し、念を入れ防衛施設もかなりの密度で配置されている。(部分的に防衛圏外の海域が存在)
また多くを海底都市にすることで、相手の攻撃手段を高額兵器に絞らせることができると考えられる。
ミサイル発射数は推定50。軍事衛星による衛星軌道上からの攻撃手段も確保しているが、軍事レベルから、防衛衛星は期待できない。
余談だがプロミスト大公国が、同類の国土開発をすすめており、要塞化に努力している。
□ 第三位 おっとっと国(OTTOTTO国)
鎖国政策により外部との関わりがほとんどないながら、静かに要塞建設を続けている野心国家がランクイン。
本土の防災都市の密集化と、ある程度の防衛施設圏を保持。
将来的に海底都市化がすすむ可能性が高く、防衛施設を海上にも配置しようとする意図が見受けられる。
時がたつことに強固になっていくだろう。
軍事技術は152で、防衛衛星も保有している。
軍事部門における上位三国はこのようなところである。
他にも防災都市化がかなり進んでいる国、軍事技術が高い国などが無数に存在するが、総合的判断からランクから外させていただいた。
どのへんが上記三国より劣るのかを掲載するのは、ユークトバニア連邦共和国の極秘研究資料に指定されているため、公表できないのが我々編集部としても非常に残念でならない。
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製作-Yuktobanian Broadcasting Corporation
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