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UFSヘラルド第1号
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今日の紙面
・【政治】連邦議会8政党乱立
・【政治】エマニュエル氏連邦大統領就任
・【国際】進まぬ戦後統治
・【社会】連邦首都正式に移転
・【社会】グダニスク復興始まる
・【市場】バール市場復興は何時頃に
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・【政治】連邦議会8政党乱立
[1月12日ミケストニシア発]
戦中新たに連邦に加盟したフィールサチア自由国
を加えての連邦議会選挙が実施され、8政党が夫々
議席を確保する結果になった。
地域ごとの議席配分は人口比を反映し大きく変化し
ており、そのためフィールサチア政党の躍進が目立つ
結果となった。一方戦争で大きな被害を出し人口が
激減しているグダニスクの政党は大きく議席を
減らし弱小勢力へと転落している。
連邦議会はフィールサチアの加盟によりますます
政党が増え少数乱立状態となっており近いうちに
地域を越えた政党再編が進まない限り議会運営に
支障を来たす恐れがあるとされている。
自由党 165
民主党 96
社会党 14
南瓜自由党 113
市民フォーラム 36
グリーンレフト 13
コモンウェルス 38
民自党 25
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・【政治】エマニュエル氏連邦大統領就任
[1月14日ミケストニシア発]
連邦議会選挙とあわせて行われた連邦大統領選挙
によりエマニュエル・フォンベーレンドルフ氏が
大統領に就任する事となった。
同氏はグダニスクの名家ベーレンドルフ家の
出身だが、母親がアロン共和国の家系であり
両国に政治基盤を持つ点が今回勝利のカギとなった。
エマニュエル新大統領は仮議事堂において宣誓を
行い、所信演説で連邦の融和と復興に力を尽くす
を宣言した。
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・【国際】進まぬ戦後統治
[1月15日ミケストニシア発]
戦勝国による旧共産主義国統治案が続々と
発表され始めている。
その一方で命令を履行している国家は少なく
現時点ではロージナ共和国以外の敗戦国は政府
機能が完全に停止しているのか、声明の1つも
発表しようとしていない。
またクバルカン法国のように逃亡を図ったと
思われる国家も存在しており、共産主義政権の
保身を優先する発想の醜さを如実に表していると
いえるだろう。
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・【社会】連邦首都正式に移転
[1月24日ミケストニシア発]
フェスシティ壊滅により一時的にミケストニシア
に移転されていた連邦首都だったがグダニスク
復興が予想以上に長引きそうな事から、今日正式
にミケストニシアに移転される事が決定したと
大統領府スポークスマンが発表した。
現在ミケストニシアでは連邦官庁を収容する為の
高層ビル建設や議事堂建設が始まっており、工事は
遅くとも来年末には完了する見通し。
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・【社会】グダニスク復興始まる
[1月4日ポートグダニスク発]
グダニスク政府は今日午後グダニスク復興計画
の概要を記者会見にて公表し復興が本格的に開始
された事を宣言した。
それによると中央運河の大々的復興は行わず
タシュケント州も含めた領域を本土として都市化を
進める方針となっている。
また漸次廃止が決定していた軍事大学の再建は行わず
軍事演習による管制システム改良を国防強化の
中心にすえるとの事。
ポートグダニスク港復活など本土の一部を海にする
計画も立てられておりタシュケント州高密度化に
より人口を維持しつつ陸地面積は減らす計画となった。
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・【市場】バール市場復興は何時頃に
[1月25日ポートグダニスク発]
バール証券市場が戦争により被災した事で現在
グダニスク内で稼動している証券取引所は
ポートグダニスク証券取引所だけとなっている。
しかし同取引所に上場している企業は少なく
また処理システムの容量も低い事からグダニスク内
では一日も早いバール証券取引所復興が望まれている。
ポートグダニスク証券市場は戦争による大規模な
被害が各地に出たことや復興事業が未だ本格化
していないことなどから出足は鈍く戦争の被害が
非常に大きなものである事を伺える展開となった。
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