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Y.B.C.NEWS 第51号
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2006年10月10日
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>今日の紙面<
>>国賓級の歓迎 UFS大統領のシーニグラード訪問<<
>>ユーク外務省 ガ帝のMLT脱退は挑発行為<<
>>衝突は鎮静化 暫定政府など旭情勢で動き<<
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>>国賓級の歓迎 UFS大統領のシーニグラード訪問<<
マクロネシア問題を発端として、ユークトバニア社会主義連邦
とセレーニア連邦の二大連邦国家で対立が深まっていたが、セ
レーニア大統領のアダム・セレーネ大統領がユークトバニア首
都、シーニグラードに訪問し、初の首脳会談を行った。
一方的な国交断絶や、ユークの外交交渉に対して頑なに拒否を
表明していたセレーニアであったが、最近の旭情勢や、長期の
対立関係による不利益を考慮したためか、ユーク側が交渉を常
々希望していたこともあり、今回の劇的な訪問が実現した。
大統領の訪問に、ユーク側はこれを国賓級の対応で迎え、関係
改善への期待感を示した。
首脳会談では国交回復にむけた実務者協議の開催や、今後セレ
ーニアがRpact諸国とも継続して関係修復にむけた努力を行う
ことをユークが要請したと同時に、国交断絶時に行われた資産
凍結処置も取り消されることが合意された。
また国際共同事業への第一歩として、旭国での国内紛争沈静化
に合同で取り組むことで一致、混成治安部隊の派遣を決定し、
実際に派遣された。(三面に関連記事)
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>>ユーク外務省 ガ帝のMLT脱退は挑発行為<<
ガルバディア帝国連邦が軍事演習地域制限条約を脱退する旨を
表明し、非難が集まっている。
今回の脱退表明では、単に批准を拒むだけでなく、条約その物
を批判したものであり、これによる条約の制定理念を理解、遵
守してきた国からの非難は避けられない。
ユーク連邦外務省は、ガルバディアの声明に対して、脱退の撤
回を要請すると同時に、国際の安定を脅かす徴発行為として強
く非難した。
ガルバディアは、脱退声明のなかで国際平和への寄与を謳って
おり、同日の新聞では大皇ガ共栄圏の復興を目標として掲げた。
これらの事は、言葉とは矛盾して世界の安定を脅かす要因とし
て作用する可能性が高い。
中央政府筋の情報によれば、ガルバディアのMLT復帰を強く推進
していくと同時に、MLTに基づく合法処置でない限り、ガルバデ
ィアが演習場による軍事行動をとった場合には、厳しい対応を
とる方針。また、赤衛特定事態法の適応範囲に帝国連邦を加え
る可能性も連邦評議会で検討されているという。
「MLTの改正枠内で帝国連邦関連国が演習場を持つこと自体は
話あわれて然るべきだが、一方的な脱退など無責任な行動につ
いては許されない」(外務省筋)
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>>衝突は鎮静化 暫定政府など旭情勢で動き<<
動乱続く旭国において、大規模な武力衝突の沈静化が確認された。
陣営を問わず武装勢力を駆逐すると宣言していたユークトバニ
ア社会主義連邦と、数日前の会談において共同対処を合意した
セレーニア連邦による混成部隊により、実際に制圧活動が実施
された。
ユーク側の発表によると、主に交戦したのは政府軍であった模
様であり、現在暫定政府を名乗っている勢力は、その名称から
共産党かそれに類するものである可能性が高い。
しかし、この暫定政府を名乗る勢力は国際舞台において、今だ
公式に声明を出しておらず、ユークトバニア・セレーニアの双
方にも関連した外交交渉はきていないという。
暫定政府の公式声明が待たれるが、ない場合は旭における新政
府の建設も、国際事業の側面を帯びることになるだろう。
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製作-Yuktobanian Broadcasting Corporation
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Yuktobanian Broadcasting Corporation(Y.B.C.)は、
ユークトバニア社会主義連邦国を拠点とする民間の国際報道機関です。
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