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【帝國衆議院総選挙、与党大勝】
第二次大皇ガ戦争以来「大政翼賛会一党体制」が瓦解し、その後はじめて行われた帝國衆議院総選挙は、与党の國家社會主義ガルバディア労働者党が大勝した。
大政翼賛会はヴァジルールを失ったことで求心力を無くし、128議席から21議席へと大敗北を喫した。一方、与党と連立を組んでいた政友会や民本主義を掲げる新エボン党は躍進し、軍人議員は一掃された。また、大政翼賛会の有力議員の中でも、ヴァジルールと友好的だった議員は責任を取って選挙に立候補しなかった為、新人議員が数多く当選した。
帝國衆議院勢力図(括弧内は選挙前の議席)
−定数(300)−
國ガ党(与党) 159(90)
政友会(与党) 42(23)
新エボン党(野党) 67(49)
大政翼賛会(野党) 21(128)
保守党(野党) 7(6)
無所属 4(3)
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【バーゲスト首相、続投】
帝國枢密院は帝國衆議院の選挙結果を踏まえ、バーゲスト首相の再指名を決定し天皇陛下に上奏した。天皇陛下はバーゲスト首相の続投に関し、民意を反映する良い人選であると快諾され、宮城にて任命式が行われた。
「帝國と帝聯の繁栄の為に努力したい(バーベスト首相)」
−バーゲスト内閣閣僚名簿−
内閣総理大臣,ロイ・バーゲスト/子爵/貴族院/本國出身
大蔵大臣,エルファスト・ターゲ/男爵/貴族院/本國出身
内務大臣,ジュンジロー・アベ/伯爵/貴族院/本國出身
文部大臣,ミシェル・サファリン/公爵/貴族院/本國出身
外務大臣,ダラカルト・ハセクラ/男爵/貴族院/本國出身
海軍大臣,漆黒の竜神/公爵/神聖ヴォルフィード帝國皇帝
陸軍大臣,バシェット・レオリオ/平民・陸軍中将/本國出身
國防大臣,ラーゼ・ティーゲル/平民・海軍大将/本國出身
環境大臣,トルステット・ライティプティヒ/平民/衆議院/本國出身
農林水産大臣,エドワルド・エルリク/平民/衆議院/本國出身
厚生大臣,マイン・メヒテリカ/子爵/貴議院/本國出身
科学大臣,アルト・ゼメギス/伯爵/貴議院/本國出身
建設大臣,成義/公爵/神聖グルゴニア帝國皇帝
労働大臣,カオル・タカサカ/子爵/貴議院/本國出身
内大臣,弐千宮鷹継/皇族/貴族院/本國出身
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【帝・成条約復活】
ガルバディア帝國聯邦と成瀬共和国との間で締結されていた帝成条約(薔韮条約)であるが、この度正式に再締結された。この軍事同盟の再締結に関しハセクラ外相は
「条約の再締結は更なる世界平和に寄与し、大ガルバディア及び成瀬に栄光をもたらすであろう」
と述べた。
―□―□―□帝聯内□―□―□―□―□―□―
【帝聯、軍事演習地域制限条約非加盟宣言】
帝國聯邦は軍事演習地域制限条約の非加盟を宣言した。これは帝聯が他勢力による制約を受けない長年の伝統を優先した結果である。ヴェルーサが本国に対し非難声明を行ったが、これに対しバーゲスト首相は帝國衆議院にて
「帝聯は本条約に加盟致しません。これは脱退というよりも初めから加盟していないと申した方が正しいでしょう。また、条約施行当初から全世界が加盟というおよそ国際条約としてあるまじき体裁こそ非難されるべきであります。帝聯が、本条約に加盟せずとも全世界の平和のために寄与できるのは明らかであり、帝聯にはその実力があると自負しております。大ガルバディアが世界平和を願い、その目的のために努力していることは、亜細亜譲歩・マウロ譲歩を見るだけでも極めて明確であり、何ら非難されるような事は無いと確信しております」
と述べた。
【帝聯、大皇ガ共栄圏の復興を政策に】
帝聯は帝成条約の復活などを受け、大ガルバディアの再興を検討する段階に入ったと発表した。この第一歩として、大皇ガ共栄圏の再興を最優先事項とし、ガルバディア民族の生存圏確立のために万進することを宣言した。
「大皇ガ共栄圏の再興にあたって先ずすべき事はランゴバルドとの同盟復活である。同国は大皇ガ共栄圏の加盟国でもあり、帝國・帝聯にとって重要なパートナーである(ハセクラ外務大臣)」
※ハセクラ外相はシゲクニ・ハセクラ元首相の息子。
―□―□―□市場□―□―□―□―□―□―
本日は土曜にて市場は休日。
−帝國証券取引所 10月6日−
※ 帝経平均株価 17799(81↑)
出来高 19億8712万株
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世界も認めた文化です <ヴェルリン映画>
活字の中にも笑いあり<秀英社>
あなたと、あなたの大切な人を守ります<帝國保険>
そうだ ダルマスカ 行こう<帝國旅行>
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皇紀七年 10月7日(土曜日)
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帝國新聞現箱版第百五号(郵便物許可第10号,治安維持局言論出版統制部通過611號)
皇紀元年(2000)10月創刊)
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