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我が国が貴国の外交姿勢に対して批判的であることは既にご理解頂けているものだと考えております。
そのような考えに至る要因としては、貴国が一部認めるような、外交姿勢を示さぬまま、あるいは貴国の政治的、国際的立場が不明確なまま、徒にあらゆる国家・同盟と友好関係を結ぼうとするその態度が挙げられます。
我が国の発言は、貴国のそのような態度を受けその外交姿勢を一国の立場から批判しものに過ぎません。
無論これは、貴国の外交に対する国際的な拘束力があるものでもございません。外交権は、基本的には全ての国家が有する権利であって、自由にこれを行使することが出来ます。
また我が国は、この発言はUENの基本理念を逸脱することは無く、現箱世界における秩序の安定を乱すものでも無いと考えます。したがって真意を明らかにする義務など存在しません。理不尽な印象を受けるかと思いますが、貴国の主観による「適・不適」「警告・恫喝」「秩序の逸脱」といった判断に対しては我々も、自らの主観をもって判断するほか無いと考えております。
今回明らかとなったのは、貴国が掲げる「友好」がいかに空虚で偽善や欺瞞に満ちたものであるか、という点でしょう。
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