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【皇軍、テイル地方を奪還】
テイル地方議会に再び鍵十字の旗が翻った。上陸一番乗りを果たした帝國海軍陸戦隊が奪還したのである。反乱軍の守備隊は寡兵ながらも良く戦ったが、陸戦隊の圧倒的兵力の前に降伏、残存兵はスタバルト地方へ撤退したと思われる。沿岸部であるテイル地方の奪還に3日かかった原因について北西部地方司令のラジェスタ陸軍中将は
「我が軍は世界屈指のガルバディア帝國軍であるが、敵もそのガルバディア兵なのである。彼らの玉砕精神は侮りがたく、苦戦も止むを得ない」
と述べた。
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【「時を賭ける少女」がセラー】
世界的映画会社ヴェルリン映画の秋の新作映画である「時を賭ける少女」がロングセラーとなっている。公開一週間目こそ足踏みしたが暗い世情の中、この映画のハイクオリティーなコメディは気分を明るくさせてくれると人気が集まっている。
また、世界的にヴェルリン映画の続編とも取れる映画が無許可で製作されている件に関し、ヴェルリン映画顧問でありKAYUIの監督でもあるスピンデパング氏は
「ガルバディア文化の世界浸透は喜ばしい事であるが、何ら無許可の続編はあまり望ましい事ではない」
と述べた。ヴェルリン映画は、他国の製作会社に売り上げの数%を特許料として徴収するなど、いくつかの対策を検討している。
「特許問題は別として文化交流は望ましい事である(ヴェルリン映画社長ソフィーダ男爵)」
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【新京条約失効】
神聖亜細亜帝國問題の根幹となっていた新京条約が失効した。これは問題の平和的解決を望む亜細亜皇帝之方陛下と天皇陛下が御尽力なされた為である。リードフォルムも平和的解決を快諾し、帝國・リ國両国の合意を持って正式に失効した。
一部の海外メディアが帝國の譲歩は内乱に基づくためではないかとの指摘があるが、帝國政府は反乱はこの条約失効等に反発して起こったものであり、さにあらずと否定している。
―□―□―□帝聯内□―□―□―□―□―□―
【帝聯、マクロネシアと関係強化】
建国以来中立を保っているマクロネシア王国であるが、君主国家という特徴もあることから帝國聯邦は同国との関係を強化する方針を固めた。
世界では共産主義が拡大する傾向にあり、これに対抗するためかと思われる。
「共産国家の増加は喜ばしい事ではない(フェーゲラン外相)」
―□―□―□市場□―□―□―□―□―□―
本日は土曜にて市場は休日。
−帝國証券取引所 9月29日−
※ 帝経平均株価 17931(21↓)
出来高 18億1535万株
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世界も認めた文化です <ヴェルリン映画>
活字の中にも笑いあり<秀英社>
あなたと、あなたの大切な人を守ります<帝國保険>
そうだ ダルマスカ 行こう<帝國旅行>
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皇紀七年 9月30日(土曜日)
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帝國新聞現箱版第百四号(郵便物許可第10号,治安維持局言論出版統制部通過605號)
皇紀元年(2000)10月創刊)
帝國新聞社現箱支社發行・印刷(帝國特殊法人)
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