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デイリープロスピア第10号
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今日の紙面
・【スポーツ】HC6300グダニスクで開催
・【スポーツ】アロン代表白星スタート
・【国際】ヴェルーサ脅威の復興
・【国際】セファリア共和国に怪獣出現
・【社会】州政府統合案纏まる
・【市場】市場はHC杯特需見込む
・【他事総論】国の形、外交の形
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・【スポーツ】HC6300グダニスクで開催
HakoniwaCup 6300が開催され数千ターンぶりに
グダニスクが開催国に選ばれた。
タシュケント州にあるグダニスク最大の総合
多目的競技場ベルナルドスタジアムには18カ国
の代表選手団や各国応援団が集まり盛大に
開幕記念式典が挙行された。
HakoniwaCupは近年途上国で開催される事が多く
グダニスクが開催国に選ばれるのは数えるほど
であるため、国民はグダニスク開催を総出で
祝福しており一部交通機関や業務への影響も
心配されている。
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・【スポーツ】アロン代表白星スタート
グダニスクで開催されているHakoniwaCup 6300で
アロン代表がシュピネ代表相手に初戦白星スタート
を決め、アロン地方では熱狂的なサポーターたちに
よる乱闘騒ぎが起こるなどサッカー熱が各地で過熱
している。
一方グダニスク代表チームはこの日初戦を落とし
幸先の悪いスタートとなった。
しかし街角ではまだまだこれからとの意見が大勢を
占めておりHakoniwaCup終了までサッカー熱は続き
そうな予感を見せている。
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・【国際】ヴェルーサ脅威の復興
UYS内ヴェルーサ共和国において脅威の復興
が確認された。
この情報はグダニスクサテライトインスツルメンツ
所有の光学衛星が撮影した写真によりもたらされ
真偽のほどが問題になっていたが政府に寄れば
先日の同国外交官による抗議を見るにほぼ
事実と見て間違いないとのことである。
同国では先日怪獣が出現し現代都市が破壊される
など甚大な被害が出ていたが1日の間に廃墟
と化した地域に高層ビルが立ち並ぶといった
驚異的速度での復興が確認されており世界的に
もヴェルーサの高度な技術力に対し注目が
集まっている。
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・【国際】セファリア共和国に怪獣出現
セファリア共和国にて怪獣が発見され多大な
被害が生じていたが、アロン軍による素早い
行動により被害の更なる拡大は防がれた模様だ。
今回の件ではQECを通じての友好関係がプラスに
働いたと見られており各国の友好関係構築を
目指すQECの有益性が浮き彫りになる形となった。
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・【社会】州政府統合案纏まる
グダニスク連邦政府は現在40州ある州政府について
自由市制度の見直しや人口に基づいた再配分
により12州程度まで統合する考えを明らかにした。
グダニスクの州政府はバール連邦時代まで遡る
歴史を持つものが多く、これまで過剰とも言える
数の州政府が伝統保持のために維持されてきた。
しかし近年人口の流動性や国内の均質化が
進むと共に小さすぎる州の区切りに対し行政の
効率化などの面から批判が集まっていた。
そのため政府は州政府の大幅な統合による
行政の効率化に着手する考えを示したと見られる。
しかし各州代表評議会の反発が予想されるなど
実行には依然課題が付きまとう為実現を
危ぶむ声も少なくない。
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・【市場】市場はHC特需見込む
バール証券市場はグダニスクでの箱杯開催による
特需を期待して朝から大幅に上げて始まり
一時前日比+9%を超える上昇を記録し年内最高値
を更新した。
午後に入り市場は調整のため落ち着きを取り戻した
ものの箱杯特需は当面続くと見られ市況は堅調に
推移するものと見られる。
債券市場は新興国の開発公債が人気を博しており
堅調に成長を続ける新興国家に対する期待の
大きさを如実に示していた。
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・【他事総論】国の形、外交の形
わが国ではアロン共和国との連邦国家が形成された。
プロスピアという壮大な実験は失敗に終わったが
その成果は小さくなったとはいえUFSに受け継がれ
ていると言えるだろう。
RTOによるマクロネシア統治案の1つが発表された。
RTO式民主主義の押し付けがどのようにマクロネシア
を変えることになるのか。
それは誰にも分からないが、マクロネシアが望んだ
国の形になることが一番大事だろう。
建前的には全ての国家は平等だ。
しかし現実問題では外交能力で大きな差異が
見られるケースが非常に多い。
UFSはそういった格差の是正に積極的に取り組み
途上国の利益を代表する世界に誇れる先進国
として存在するべきだろう。
RTOに対する連邦の姿勢は依然改善していない。
これが国際社会に誇れる連邦だろうか。
そういえば、自らの国家や民族に固執する
右翼系の若者が世界的に増えているという事実
も気になるところだ。
今後不幸な世界が築かれる事の無いよう
我々は一層努力し平和主義を貫くべきだろう。
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