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我が連邦はカスバルの出した下らない民主化案とやらに酷く失望した。
トップをカスバル人が独占する占領統治政府による占領政策としか言いようが無い。
カスバル憲法のマクロネシアに対する適用など持っての他であろう。
更にRTOは伝統や歴史に配慮すると口約束をしながら王政の廃止に繋がるような統治を行おうとしている。
歴史と伝統の直接的な破壊者はカスバルであるがRTOの承認なしにカスバルがこのような事をするはずはない。
更にRTOがカスバルを監督する事はラタトスクとの共同声明からも明らかである。
国際的約束を守るつもりが無いRTOがその1項目だけ守っているとすれば、だが。
以上のようなRTOの横暴かつ伝統に対する敬意も配慮も感じられないまさに野蛮としか表現しようの無いマクロネシアに対する軍事占領政策を目の当たりにした結果、我が連邦は非文明国との国交は維持できないと考え断交をここに宣言する。
RTO全域には現時点でセレーニア企業やセレーニア連邦人はほぼいないと思われるが、もしいた場合は72時間以内に全財産を纏めて最寄の領事館ならびに大使館へ出向き保護と連邦への帰還切符を手に入れるように。
セレーニア連邦内に現時点で滞留している全RTO加盟国国民は24時間以内に退去する事が義務付けられる。
また輸送の都合上退去するRTO加盟国国民の一切の荷物所持は認められない。
期限を過ぎて連邦内に滞在するRTO加盟国国民にはスパイ罪の適用が検討される。
またRTO加盟国の外交官も同様であり、全大使館は48時間以内に閉鎖される。
最後にカスバルはご自慢の案を引き下げ、素直にセレーニア案に従うべきであると助言しておこう。
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